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雲の上には宇宙(そら)
雪国越後にて、30年ぶりに天体写真に再チャレンジ!
IC 1805 ハート星雲 (フルサイズ ちょっと傾けてかつかつ)
2018年09月27日
|
天体写真(星雲・星団)
18日夜、朝方 薄明が始まるまで撮った3タイトル目です。
IC1805 ハート星雲
(カシオペア座 )
( 画像クリックで元画像の25%表示 )
( 北 は ほぼ上方向 になります )
撮影DATA
: 2018/ 9/ 19am 02:54’~ Vixen
R200SS+コレクターPH(合成f=760mm))
露出
6
分 ×
11
枚+
1
分 ×
10
枚
ISO
3200
LPS-D2
EOS 6D
(HKIR改造)
タカハシ EM-200 Temma2M マイクロガイドスコープ 60 ToupCam ステラショット
ステライメージ7
これでも星雲の ”赤” を抑えるのに苦労しています。
縦構図でも横構図でも北の方角は意識して撮っているのですが、
今回はわざと少し傾けています。
撮影に使った導入用マップです
↓
導入用マップはフルサイズ用に
ステラナビゲータ10
で作成し直しました
少し傾ける事により、R200SS反射鏡筒で星雲本体をギリギリ入れる事ができました。
この夜は予報に反して朝方まで撮影することができました。
ハート星雲の撮影を開始したころのおりおんショット
↓
ずっと薄雲はあったようですが 撮れただけでも贅沢は言えません
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また強い台風が近づいて来たりして
10月の新月期も撮れるのか心配になります。
閉じこもり老人状態で、家内に 腹が出てきた と言われ
夏の間サボッていたウォーキングを再開。
ウォーキング途中で撮った 秋の気配
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アンドロメダ大銀河 (どぉ~んと フルサイズでモザイク不要)
2018年09月24日
|
天体写真(系外銀河)
GPV予報より自分の感を信じたおかげで撮影できた18日夜の2タイトル目
だれでも知ってる アンドロメダ大銀河 です。
アンドロメダ大銀河
(アンドロメダ座 )
( 画像クリックで元画像の25%表示 )
( 北 は 上方向 になります )
撮影DATA
: 2018/ 9/ 19am 01:23’~ Vixen
R200SS+コレクターPH(合成f=760mm))
露出
6
分 ×
10
枚+
1
分 ×
10
枚
ISO
3200
LPS-D2
EOS 6D
(HKIR改造)
タカハシ EM-200 Temma2M マイクロガイドスコープ 60 ToupCam ステラショット
ステライメージ7
拡大したからといって個々の星にまで分解できるわけではありませんが、
ほほ等倍
(元画像の75%)
のトリミング画像です。
アンドロメダ銀河内の赤い散光星雲がわかります 右上の銀河は 伴銀河の
M110
です
銀河内の個々の星では無く 大きな星の群れが粒状に写っています 左側の大きな明るい光点は これも伴銀河の
M32
です
ちなみにアンドロメダ銀河本体のカタログNo.は
M31
(
NGC224
)になります。
このアンドロメダ銀河は明るく大きくて、多少の薄雲があってもそれなりに写ってくれます。
そのためか、なぜかさえない空の時に撮影する事が多いです。
撮影開始したころの空 30秒×6枚 重ね合わせ 固定撮影
上の画像の3分間を時間順にGIFアニメにしたものです。↓
薄い雲が西から流れてきているのがわかります
昨年はまだAPS-Cサイズのカメラだったため、北部・南部に分けて撮ってから
モザイク結合していました。
撮影記録では 昨年も透明度2/(5段階評価)のさえない空だったようです
撮影に今年の倍以上の時間がかかっています。
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一泊二日で東京の孫のところに行ってきました。
三人の孫はみんな元気でめでたしめでたし。
孫たちへのお土産を買いに 地元水族館「うみがたり」へ、( 年間パスポートで4回目 )
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コメント (2)
北アメリカ&ペリカン星雲 (迷いに迷って結果オーライ)
2018年09月20日
|
天体写真(星雲・星団)
9月の新月期は天候のせいでまったく撮影させてもらえず
次の新月期までブログ運営をどうしたら、と思っていたところ ・・
上弦の月も過ぎた翌日18日夜、22時ころまで雲が少な目のGPV予報。
そこでなんとか
月
と 遠ざかりつつある
火星
だけでもと 設営しました。
この夜のシィーングを確かめるため月をデジカメのライブビューで確認したところ
ユラユラで撮影断念。
それでもこれが今季撮り納めかも知れないという事で
火星
を動画撮影。
VC200Lで 火星を動画撮影中 ( 電柱の防犯灯は惑星撮影のため対策なし )
最接近時よりかなり小さくなっていました。
右側の画像は ほぼ最接近時に動画処理した画像(同じ光学系で撮影)
今回撮った画像では火星が欠けていることからも、地球から離れつつある事がわかります。
予報ではそろそろ雲に覆われる時間帯になったため撤収を始めたのですが、
VC200L鏡筒だけ外して様子を見る事にしました。
その後 どうせならと R200SS反射鏡筒に載せ換えて待つことにしたのですが
すぐに考え直して取り外し。
風呂から上がって撤収のため外に出たところ、月が低くなってまだ雲はなし。
この時点で予報が外れるとの予感から
再びR200SSを搭載して本格的に初期設定を開始しました。
予感が当たって、月が沈んだ0時前になっても薄雲はあるようですが
明るい対象なら十分撮影は可能な空です。
最初に筒を向けた対象は明るさでは文句なしの はくちょう座の星雲。
北アメリカ星雲 と ペリカン星雲
(はくちょう座)
( 画像クリックで元画像の25%表示 )
( 北 は 上方向 になります )
撮影DATA
: 2018/ 9/ 18 23:46’~ Vixen
R200SS+コレクターPH(合成f=760mm))
露出
6
分 ×
10
枚+
1
分 ×
10
枚
ISO
3200
LPS-D2
EOS 6D
(HKIR改造)
タカハシ EM-200 Temma2M マイクロガイドスコープ 60 ToupCam ステラショット
ステライメージ7
この二つの星雲を描き出しているのは手前にある暗いガス星雲です。
元画像の50%まで拡大したトリミング画像です。
月がある上に 予報が予報だけにずいぶん迷いましたが、結果オーライでした。
この後、朝まで撮影することができました。
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夜中に本格的に設営を開始してから
電柱に上って防犯灯に遮蔽箱をかぶせたのですが、
あやうく足元のヒガンバナを踏みつけるところでした。
咲いたのは去年よりかなり遅いようです
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コメント (4)
意外に撮ってたメシエ天体 ( 同じもんばっか撮ってんじゃねぇよ )
2018年09月17日
|
天体写真よろず話
ずっと星が見えないまま9月の新月期が終わってしまいました。
まだ夏の定番の北アメリカ星雲やペリカン星雲も撮っていません。
次の新月期に晴れるとしたら、まず秋の定番アンドロメダ大銀河を。
めったに晴れないと結局メジャーな対象だけを撮って1年が終わってしまう。
退職を機に天体写真を再開して5年以上が経ったのですが、
きっと限られたメジャーな対象だけを繰り返し撮ってきたんだろうな?
余りに暇だったのでこれまで撮った対象を調べてみました。
おなじみの
メシエカタログ
の天体のうちどのくらい撮っているか?
予想では 3割~4割くらいと思っていたのですが ・・
一週間ほどかけておこなった調査結果です。
M 1
~
M 20
M 21
~
M 40
M 41
~
M 60
M 61
~
M 80
M 81
~
M100
M101
~
M110
メシエ天体制覇 なんて考えたことはなかったのですが、予想より撮っていました。
約75% メシエカタログの3/4 を撮っていたのですが
ちょっとカラクリがありました。
メシエ天体の半分は単調な
(私感です)
散開星団 や 球状星団 が占めています。
そのうちの 球状星団 のほとんどを3年前の8月の一夜で撮っていました。
関連記事
→
メシエ・球状星団 マラソン撮影計画
さらに単独で狙ったわけでは無い 散開星団 も トリミングして掲載してあります。
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調べてみたら 未撮影のメシエ天体もあと少し。
(その多くは散開星団)
でも星の見える貴重な夜をそのために使いたくありません。
次の新月期までずいぶんあるので、次は
カルドウェルカタログ
どれだけ撮ってるか調べてみようかな?
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「天体アルバム2018」 4・5・6月撮影分
2018年09月13日
|
天体アルバム2018
9月の新月期は天候のせいで まったく撮影できずに終わりそうです。
そんな訳で新しくお見せできるものはないのですが、
ライフワークとなっている 「
天体アルバム2018
」の
4~6月
撮影分 が未掲載でしたので
遅ればせながら。
アルバム化にあたり一部の画像処理をやり直しています。
今年4月から6月の間のトピックスとしては
アストロアーツの
ステラショット
の導入により室内から遠隔撮影が可能になったこと。
撮影機材では7月末の火星大接近に備えて 惑星撮影用のCMOSカメラ
ASI224MC
と
撮影画像のマンネリ化対策で
EOS 6D (HKIR改造)
のフルサイズカメラ を購入したこと。
4 月
新月期に3夜ほど撮影することができました。
2018/ 4/11
↑
透明度は平均だったのですが 風が強く灯火対策のパネルが設置できませんでした
2018/ 4/19
↑
夜半前は雲におおわれて、日が替わってからやっと 一タイトル撮ることができました
2018/ 4/20
↑
おとめ座銀河団の主要部分ですが なかなかくっきりとは写ってくれません
↑
小さく暗めの銀河ですが 撮れるものが無い時間帯には北天の対象を狙うしか
2018/ 4/22
↑
月の全体画像は縮小すると違いがわからなくなるので大き目に (それでも元画像の20%に縮小しています)
5 月
新月期に晴れてくれなかったため、月や木星を撮って我慢していました。
2018/5/21
↑
月明かりでも球状星団ならということで ・・
2018/5/24
↑
火星撮影用に購入したCMOSカメラですが、まずは月の動画モザイクに使ってみました
6 月
梅雨らしい雨は無かったのですが まともに晴れてくれませんでした。
2018/ 6/ 4
↑
火星よりは撮りやすいであろう木星で練習してみました
2018/ 6/18
↑
透明度の悪い空でしたが、購入したフルサイズカメラの試写で撮ったもの
2018/ 6/21
↑
仮眠しながら雲が切れるのを待って、やっとフルサイズらしい画像が撮れました
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6月に購入したフルサイズのEOS 6D(HKIR改造)は
プリセットのホワイトバランスで通常撮影もできるのですが
肝心の標準系レンズがありませんでした。
そこで注文していたズームレンズが本日届きました。
先日こわれたテレビを更改した際のポイントを使って
1万円未満、光害カットフィルターより安い。
天体用に使うこともあるかも。
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