雲の上には宇宙(そら)

 雪国越後にて、30年ぶりに天体写真に再チャレンジ!

これで食べ納めのふきのとう

2017年03月22日 | 我が家の四季
もう下弦の月となったので晴れさえすればいいのですが、いまだその気配なし。
今回も天体写真以外のネタで時間稼ぎです。

雪国で春が近づいたことを最初に教えてくれるのが「ふきのとう」。
わたしのブログでも最初に採れたふきのとうは毎年記事にしています。
今年も去年より遅かったものの、2月には初物をいただいことを報告済。

3月に入って孫娘の初節句で上京したときにも朝早く採ってきたものを持っていきました。
3月4日早朝 新幹線に間に合うよう日の出の頃に出かけています
まだ雪が多かったのですがそれでも十分な収穫があり、
初節句お祝いの席に揚げたてのてんぷらでいただきました。

それが食べ納めと思っていたのですが、
この3連休で新潟市にいる末娘が帰ってきたので
もう遅いかと思いながら再び車で10分ほどの場所へ。
同じ場所なのですが 2週間以上たっているのですっかり春の気配に変わってました。

ふきのとう らしいのは・・
こんなんですが、
花の部分は苦味がありそうで、採るのは・・
できるだけ若いものを 
この日の収穫です。
定番のてんぷらにしたのですが、撮り忘れたので去年の画像で。

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今度晴れたら春の系外銀河を高感度・長時間露光路線で。
それと結露によるトラブルがこわくて
冬期間冷却オフにしていた冷却デジカメもオンにして。
新月期の星空、期待しないで待ってます。

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中ぐらいに大きいサギではないかと

2017年03月19日 | 我が家の四季
たしかこの間 撮影できたのは先月末だから20日近くも前。
つくづく雪国でこの趣味を持ったことがうらめしくなります。
撮れないからブログ更新なしでは、生きてるか死んでるかもわからないので
今回は天体写真とは別ネタで。

冬場は休んでいたウォーキングを再開したのですが、たまに晴れても肌寒くてせいぜい週二回。
そんな今月10日、いつもの散歩コースでサギの親子に出会いました。

毎年 謙信公祭で川中島合戦が行われる春日山城史跡広場のお堀
昨年も同じ場所で見ていたのですが、ずっと一羽でどうなるのか心配していました。
親子と判断したのは一羽が明らかに小柄だったことと、離れたところに灰色がかった別の成鳥もいたこと。
この時は標準ズームだったのですが、
3日後のウォーキングでは再開を期待して望遠ズームを付けて出かけました。
再び親子に会うことができたのですが、なかなか寄ってくれなくてツーショットは撮れず。
掲載したのは親の方の画像です。
日本人の大人ならこれが鷺(サギ)というのはなんとなくわかるのですが、
調べてみたらサギにも種類があって・・
わたしは足の色と、ここで越冬しただろうとの推測からチューダイサギではないかと。

考えてみたらオスかメスかもわからず、野鳥撮影を趣味とするのも奥が深そうです。

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冬季休館中の「上越清里 星のふるさと館」
4月開館に向けて準備が進んでいるようです。
ふるさと館スタッフのAKIYAMAさんから
16日に準備に行った時の画像をいただきました。
最近の降雪で途中の道路にも雪があったそうです。

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去年のリベンジではなく・・ M106銀河付近(りょうけん座)

2017年03月12日 | 天体写真(系外銀河)
徹夜二晩目の先月28日夜、NGC2403 のあとに撮ったのはりょうけん座M106銀河付近。
日が替わって3月1日、薄明が始まるまで撮り続け 総露光時間は3時間を越えました。

M106 (NGC4258) 付近  (りょうけん座) 
(  画像クリックで 元画像の30%まで拡大表示できます  )
(  が北の方角 )
撮影DATA: 2017/3/ 1am 01:35’~  Vixen VC200L+レデューサー(合成f=1,278mm F6.4 )
露出 20分 × 10枚 ISO 3200 LPS-P2FIL Cooled 60D (冷却 オフ 3℃)  タカハシ EM-200 Temma2M
マイクロガイドスコープ 60 ToupCam PHD2Guiding ステライメージ7
透明度は相変わらずだったのですが 深夜帯で少し空が暗くなったこともあり、
ISO感度を上げて長時間露光を目指しました。

薄雲の通過が無くなったのかシンチレーションも改善しました。
はきりん座のNGC2403を撮り始めたころのPHD2グラフ。
は日が替わってM106銀河付近を撮っている頃のもの。
シンチレーションが改善したこともあり、長時間露光の成果が出たようです。
ステラナビゲータ9で確認できたNGC、PGCNo.の付いた系外銀河です。
( レデューサなしのVC 200Lの写野でトリミングしたものです  )
 は PGC No.の系外銀河
ほかにも ステラナビゲータ には表示されない はるか彼方(数億光年以上?)の銀河も写っています。

記事タイトル、正式にはこうなるはずでした。
去年のリベンジではなく、2年越しのコンポジット M106銀河付近(りょうけん座)

去年3月に 同じ機材・同じ構図で撮った画像です。
2晩徹夜で撮った他の対象と同様、昨年の画像と重ね合わせる予定でした。
ところが昨年の撮影画像などが保存されていたポータブルHDで
データ消失トラブルが発生した事によりかないませんでした。

撮影中の おりおんショット です。 

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2晩の徹夜撮影で 高感度・長時間露光が淡くて見かけの小さい
系外銀河の撮影に有効な事がわかりました。
できればVC200Lレデューサなしでもっと拡大したいところですが、
1枚20分以上の露光はガイド精度ほかの理由から無理があります。
かといって、これ以上(ISO3200)感度を上げれば画像の荒れが目立つし・・

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もくろみ外れた NGC2403(きりん座)

2017年03月09日 | 天体写真(系外銀河)
2月も終わろうという27日・28日の2晩連続で撮影する事ができました。

今回お見せするのは徹夜2夜目に撮ったものです。
雲量20%から5%というGPV予報があたり、透明度の悪い空でした。
それでも撮影を決行したのは、月に2日も晴れればラッキー!という雪国事情もあるのですが、
昨年も撮った対象を同じ構図で撮れば、重ねて画にできるだろうというもくろみがありました。

時間も早く 透明度2 (5段階評価)という空で撮った系外銀河きりん座NGC 2403です。

NGC 2403  (きりん座) 
(  画像クリックで 元画像の25%まで拡大表示できます  )
(  が北の方角 )
撮影DATA: 2017/2/28 21:01’~  Vixen VC200L+レデューサー(合成f=1,278mm F6.4 )
露出 20分 × 10枚 ISO 2500 LPS-P2FIL Cooled 60D (冷却 オフ 4℃)  タカハシ EM-200 Temma2M
マイクロガイドスコープ 60 ToupCam PHD2Guiding ステライメージ7
ほんとは前夜に引き続き 高感度・長時間露光の検証を行いたかったのですが、
試写で前夜より背景が明るかったため感度を一段下げて、代わりに撮影枚数を増やしました。
総露光は3時間以上になったのですが期待はずれで背景が荒れ荒れでした。

そこで昨年撮ったものを重ねてやれば・・ だったのですが、
画像処理を始めようとしたら、保存してあったポータブルHDの修復をうながすメッセージ発生。
いつもは無視するのですが、徹夜明けの頭でついポチッとしたところ
昨年保存した画像やダーク・フラットライブラリーが消えてしまいました。

残ったのはブログ掲載用の縮小画像だけ。 
重ねれば総露光時間360分(6時間)になったのに。
他にすでにブログ掲載した前夜に撮った銀河の去年の撮影画像もすべて消えていました。 
 
どちらも重ねれば4時間前後の総露光時間になるはずでした。

撮影中の風景(おりおんショット)です。
( 画像クリックで星座線を表示します )
肉眼では北極星が見えるか見えないかの夜でした

データ復旧 やってみました
前回記事でポータブルHDの深刻なトラブルを報告したところ、
コメント欄で 道端小石さんから「データ復旧」のアドバイスをいただきました。
そこで検索してみたところ、
以下の手順で見えなくなったフォルダやファイルの一部を復元できました。
.破損したと判断されたフォルダ・ファイルが格納されている
found.00n という隠しフォルダが見えるようにする。
.「found.00n」フォルダの「アクセス許可」に「Everyone」を追加する。
上記についてわたしは、下記の2つのネット記事を参考にしました。
http://webfeelfree.com/windows-vanished-folders/
http://plaza.rakuten.co.jp/mscrtf/diary/201403180000/

結局、5個ほどのfoundフォルダを見つけたのですが、
中身にはわずかなフォルダ・ファイルしか入っていませんでした。
私にとって貴重なものは残っていませんでした。
復旧できた数少ない画像です。 
( 去年4月にVC200L鏡筒を落下させて、光軸が変わったのか完全に重なりませんでした )
これは去年の画像と重ね合わせできた唯一のものです。
一日目の徹夜のあと試しに重ね合わせたもので、HDトラブルで消えていました。

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今年も冬物をまともに撮らないうちに早い時間帯に
オリオンが西に傾くようになりました。
家の裏口で NGC 2403 撮影中の21時半頃の西空
新月期に撮れたのはいいのですが、もう満月期なんですね。

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ショック! それでも明るく ひまわり銀河

2017年03月06日 | 天体写真(系外銀河)
何が ショック かは、記事の後段で説明させていただくこととして、
高感度・長時間露光による春の系外銀河シリーズ  M63 ひまわり銀河 です。

M63 ひまわり銀河  (りょうけん座) 
(  画像クリックで 元画像の30%まで拡大表示できます  )
(  が北の方角 )
撮影DATA: 2017/2/28am 03:16’~  Vixen VC200L+レデューサー(合成f=1,278mm F6.4 )
露出 20分 × 6枚 ISO 3200 LPS-P2FIL Cooled 60D (冷却 オフ 3℃)  タカハシ EM-200 Temma2M
マイクロガイドスコープ 60 ToupCam PHD2Guiding ステライメージ7
レデューサーなしのVC200Lの写野角で切り出すとこうなります。 
(  画像クリックで 元画像の40%の拡大率になります  )

見かけが小さいので できればレデューサーなし(f=1,800mm)で拡大して撮りたいところですが、
F9と暗くなるので 更に数倍の露光量が必要になることと、
この夜の透明度の悪さと薄雲通過によるゆらぎからその成果が期待できたかどうか。

撮影中のPHD2ガイドグラフです。 
普段は2″以内に収まっているターゲットグラフがひどい事になっています。

恒例の撮影中のおりおんショットです。 
( 画像クリックで星座名を表示 )


お待たせしました。
記事タイトルにある ショック! とは何かです。
前回記事のM81M82 および今回のひまわり銀河は27日夜から翌朝にかけて撮影したものです。
幸運にも翌日夜も星が見え、二晩連続の徹夜撮影になりました。
その画像処理を始めた時点で、天体写真保存用外付けコンパクトHDでとんでもないことが・・
昨年以降の撮影画像他大事なファイルの大半が消えてしまったのです。
その中でも特に ショック! だったのが・・
コンポジット枚数を増やして新たに作り直したダークファイルフラットファイルのライブラリー。
昨年以降、感度別・CCD温度別・露光時間別に作成してきたダークファイルだけでも
総露光時間は なんと 3,400分(56.7時間)
絶望的な気持ちになったのですが、まずは2晩徹夜した画像の処理だけでもせねばと・・
気を撮り直してフラットファイルの再度の作成を行いました。
( 夕方、室内から曇り空に向けて撮影しています )
掲載した画像はこの時作成したフラットファイルを使用しています。
失われた撮影画像はあきらめるしかないとしても、ライブラリーを構築し直す気力が・・
ふと気が付いたのですが、
冷却による結露トラブルでモニターも表示できなくなったCoold60D
使い続ける最大の理由もなくなってしまいました。

(注).コンパクトHDのファイルが消えたのはわたしの誤操作によるものではありません。

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この土日、東京・千葉の孫たちに会いに行ってきました。
正月には里帰りしてくれたので2か月ぶりになります。
おみやげのせんべいをほうばる 3歳になった初孫 いっちーくん
4か月の孫娘 あみちゃんは初節句のお祝い
正月はまだ100ccだったミルクも、180ccを余裕で完食です。
もう人見知りするようになって、じぃじが抱くと・・・(グスッ)

雲上くもがみ
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