雲の上には宇宙(そら)

 雪国越後にて、30年ぶりに天体写真に再チャレンジ!

自宅で撮った『大宇宙SCALE』 <Ⅱ銀河系-02 ヒアデス星団>

2022年01月28日 | 自宅で撮った『大宇宙SCALE』
今年に入ってまだまともに月や星を見ていないのですが、
ステラナビゲータを久々に見たところ、もう新月期に入っていました。
いまだ星が見えそうな予報はないため、今年の初撮りは2月に入りそうです。

このままでは「天体写真」ブログが休刊になってしまうため、
4ヶ月ぶりに ”自宅で撮った『大宇宙SCALE』” を再開してしのごうと思います。

退職を機に再開した天体写真ですが、70代に入ったくぎりとして
この約10年間で撮ったものを振り返って見ることにしました。
掲載順序としては手持ちの天体写真集 大宇宙SCALE を参考に
地球から近い天体の順に掲載しています。

Ⅱ 銀河系
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Ⅱ-02 ヒアデス星団 151 光年 
種別 散開星団 明るさ 0.5等級 見かけの大きさ 400分角 星座 おうし座
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ヒアデス星団 は私達に最も近いところにある散開星団です。
散開星団はガスと塵から同じころに誕生した数十から数百個の星の集団で、
ヒアデス星団は約300個の星が直径約70光年の範囲に集まっています。
星団を構成する明るい星はV字型にならび
中でもオレンジ色の1等星のアルデバランが目をひきますが
これはたまたま同じ方角に見えてるだけで、65光年とごく手前にある星です。

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2011年11月22日am カメラ三脚で30秒間の固定撮影

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今日は団地内の道路の排雪作業が行われました。
昨年の記録的豪雪で初めて近くの公園が排雪場所になったのですが、
今年も公園が雪捨て場になってダンプがひっきりなしに。。
あっというまに雪の山ができてしまいました

それよりも千葉の孫娘の通う保育園で陽性者が出たとのこと。
心配です。

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「天体アルバム2021」10・11・12月撮影分

2022年01月21日 | 天体アルバム2021
1月も下旬になったのですが 今日も雪でいまだ2022年の初撮りができません。
そんな中で「天体アルバム2021」も最後の10月から12月撮影分になりました。

10 月
2夜しか撮影できなかったのですが、いずれも新月期に晴れてくれてラッキーでした。

2021/10/ 3・4am
↑ 北部と南部に分けてモザイク撮影しているのですが、
撮影時刻の違いから背景の色合いに差が出て画像処理に苦労しました。
「只今撮影中ショット」です ↑

2021/10/10 (ほかに2018年11月に撮った画像をリサイズして処理に加えています)
↑ わたしの”庭撮り”では 何かとやっかいな南天の対象になります。
「只今撮影中ショット」です ↑

2021/10/11am
↑ 超メジャーな明るくて見かけの大きな対象ですが、空の状態により写り具合に大きな差が出ます。
「只今撮影中ショット」です ↑

11 月
皆既に近い部分月食を含め3夜も(?)晴れてくれました。
11月からは冷却に伴う結露トラブルで長らくお蔵入りしていたCooled60Dを再登板させました。

2021/11/19
↑ 「天文ガイド」応募用にレイアウトしなおして速達で送ったのですが・・・
見事に”落選”でした。(ちょっと期待してたんですけどね)

2021/11/29
↑ 今回初めて撮った対象ですが、少し地味ですかね。(明るい星の右上のぼんやりしたのがそれです)
「只今撮影中ショット」です ↑

↑ APS-CサイズのCooled60Dでの撮影のためフルサイズの6Dより拡大されて写っています。
「只今撮影中ショット」です ↑

12 月
雪国越後の初冬に2夜撮れれば上出来でしょう。

2021/12/ 5
↑ 久しぶりにAPS-Cサイズで撮ったおなじみのさんかく座の銀河です。
「只今撮影中ショット」です ↑

2021/12/ 5・6am
↑ オリオン三ツ星のアルニタクのハレーションでどうなるか心配しましたが ・・
「只今撮影中ショット」です ↑

2021/12/ 6am
↑ この領域をAPS-Cカメラで撮るのは4年ぶりになります。
「只今撮影中ショット」です ↑

ほかにも話題となったレナード彗星やチュリュモフ・ゲラシメンコ彗星があるのですが
庭撮りの制約から満足できるものではありませんでした。

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考えようによっては、寒い冬と暑い夏に星が見れないのは
体にはやさしいそうですが、
その時期にしか撮れないものもあり
やっぱりこの趣味では日本海側の天候はつらいものがあります。
先日珍しく青空が見えたので裏口の設置場所の除雪を行いました
ところが夕方には雪に変わって再び雪の下に

というわけで
今日も全豪オープンテニスの応援 なおみちゃん頑張れ!!

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「天体アルバム2021」7・8・9月撮影分

2022年01月14日 | 天体アルバム2021
昨年の豪雪に比べればまだ雪は少ないものの 星とは縁遠い天気が続いています。
そんな訳で 前回に引き続き 「天体アルバム2021」 
昨年2021年7・8・9月撮影分 を掲載します。

雪国の冬に星が見えそうにないことは想像できると思うのですが、
実は梅雨が明けた後の夏も雲が多く中々きれいな星空に恵まれません。


7 月
梅雨のせいもあるのですが、7月は一夜撮影できただけでした。

2021/ 7/17
↑ 月の静止画撮影のカメラはこれまで未改造のKissX2を使ってモザイク撮影していたのですが、
今回は大気の状態が良くなかったのでフルサイズのEOS6D(HKIR改造)でモザイクなしで撮影

2021/ 7/18am
↑ 明るくて大きい写真写りの良い赤い星雲ですが、2年ぶりの撮影
上弦の月 の撮影をした同じ夜の撮影ですが、薄雲で透明度はイマイチでした
「只今撮影中ショット」です ↑


8 月
夏の真っ盛りなんですが夜になると雲が出て、月末になって惑星が撮れただけでした。
↑ CMOSカメラは2018年の「火星大接近」の際に購入しているのですが、
惑星の撮影は熱心さが足らないのか上達しません


9 月
秋晴れを期待したいのですが、かろうじて中秋の名月の夜に撮影できただけ。

2021/ 9/21
↑ これまでも「中秋の名月」は なぜか撮影できることが多いです
(今回もそうですが、撮る気になれば明るい満月はうす雲があっても撮れるから?)
「只今撮影中ショット」です(雰囲気の演出でススキも) ↑

結局 昨年は7月から9月の3ヶ月で3夜撮れただけ。

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現在の我が家の積雪はまだ30センチくらい。
昨日は除雪車の置いていった雪を近くの公園まで初運び。

一昨日「上越清里 星のふるさと館」スタッフのAKIYAMAさんから写真が届きました。
この12日に休館中の設備点検のために上った時の写真で
駐車場の積雪は145cmだったそうです
近くに浄水場があるため除雪車も入っているのですが
途中 猛吹雪で視界が全く見通せずにとても怖かったそうです。

春(4月)の開館が待ち遠しいですね。

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「天体アルバム2021」4・5・6月撮影分

2022年01月09日 | 天体アルバム2021
前回に引き続き 「天体アルバム2021」 昨年2021年4・5・6月撮影分 を掲載します。


4 月
雪国越後でもやっと春を迎え、月だけの撮影を含めると6夜も撮影することができました。

2021/ 4/10・11am
↑ フルサイズカメラの6Dだと長焦点のVC200L(レデューサーなし)でも ちょうど2つの銀河が一枚におさまります。
(ただし 両銀河とも画像が劣化する画像周辺部に・・)
M95 M96 の「只今撮影中ショット」です ↑

2021/ 4/11am ( ほかに 2020年に撮った画像も加えて処理 )
↑ この銀河 見かけも大きく明るいのですが、なぜか写しにくいと感じてるのは私だけでしょうか?
左上に見えている銀河はNGC5474M101の伴銀河です
NGC5474 : 距離 2,100万光年 種別 特異矮小銀河 明るさ 11.3等級 見かけの大きさ4.8×4.3分角
M101の「只今撮影中ショット」です ↑

2021/ 4/12am ( ほかに 2020年に撮った画像も加えて処理 )
HCG(ヒクソンコンパクト銀河群)68は右下の銀河の集まりになります。 ↓

「只今撮影中ショット」です ↑

2021/ 4/21
↑ この夜は動画と静止画の両方撮っているのですが、こちらは動画処理後に9カットをモザイク結合。
↓ こちらは静止画を処理したものです。(元画像の25%縮小)

2021/ 4/27 ( ほかに 2020年に撮った画像も加えて処理 )
↑ これもフルサイズカメラでの撮影のおかげで2つの対象が一枚に収まっているのですが、
画像の対角隅のため収差による劣化が生じているはずです。
「只今撮影中ショット」です ↑


5 月
4月が晴れ過ぎたせいか、なんと5月は1夜も撮影できず。
26日の「スーパームーンの皆既月食」も雲が厚くて、設営したものの空振りに終わりました。


6 月
6月は梅雨の雨はないのに なぜか夜は雲だらけで2夜撮れただけでした。

2021/ 6/ 9・10am
↑ 球状星団は星の大集団のため明るく、総露光時間1時間余りでもよく写ってくれます。
M13を構成する星の数は数十万個だそうです。
M13の「只今撮影中ショット」です ↑

2021/ 6/ 10am
↑ もっぱら自宅裏での『庭撮り』なのですが、南天の対象は敷地内の電柱や市街地の光害で敷居が高いです。
M16の「只今撮影中ショット」です ↑
団地内の防犯灯や市街地の光害の影響がよくわかります

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昨夜は20時ころまでは雲が無い予報で
やや細めの月くらいは撮れたのですが、
寒かったので止めました。(どうせシィーング悪いだろうと・・)

2日に孫の第2陣が着いたのですが、着いたその日に雪合戦

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「天体アルバム2021」1・2・3月撮影分

2022年01月05日 | 天体アルバム2021
ブログを始めた2012年以降、撮影した天体写真の中で自己満足できたものに
データーラベルを付けて「天体アルバム20XX」として4半期ごとに掲載してきました。
しかしながら年を重ねる中でメジャーな対象はほぼ撮り終えた事から昨年は掲載をやめておりましたが、
同じ対象でも撮影機材や処理方法、更には過去画像も活用しての画像処理などで
再掲載する意味があると判断しました。

そんな訳で遅ればせながら まずは昨年2021年1・2・3月撮影分 を掲載します。


1 月
雪国越後でも記録的な72時間降雪となりましたが、一夜だけ撮影することができました。

2021/ 1/20・21am
↑ この夜は18時過ぎから上弦前の月の撮影を開始、その後 朝まで徹夜で撮影することができました。
ばら星雲の「只今撮影中ショット」です ↑

2021/ 1/21am
↑ フルサイズカメラの6Dと長焦点のVC200Lにレデユーサーを付けて
構図を少し回転させることにより、左下の NGC3077銀河も入れる事ができました。


2 月
2月は2夜 も徹夜撮影ができました。(雪国としてはラッキー!)

2021/ 2/14am ( ほかに 2019年に撮った画像も加えて処理 )
マルカリアンチェーンの「只今撮影中ショット」です ↑


3 月
3月は 月の写真 しか撮れない夜も含めて3夜 撮影ができました。

2021/ 3/ 8 ( ほかに 2020年に撮った画像も加えて処理 )
↑ 処理次第でまったく違った色合いの銀河になってしまいます。
M81&M82の「只今撮影中ショット」です ↑

2021/ 3/ 9am ( ほかに 2019年に撮った画像も加えて処理 )
ひまわり銀河の「只今撮影中ショット」です ↑

2021/ 3/ 19・20am ( ほかに 2019年に撮った画像も加えて処理 )
M65: 距離 3,500万光年 種別 渦巻銀河 明るさ 9.3等級 見かけの大きさ 7.3 × 2.4分角
M66: 距離 3,500万光年 種別 渦巻銀河 明るさ 8.9等級 見かけの大きさ 6.6× 3.7分角
NGC3628: 距離 3,500万光年 種別 非棒渦巻銀河 明るさ 10.2等級 見かけの大きさ 14.8 × 3.0分角

2021/ 3/ 20am ( ほかに 2020年・2019年に撮った画像も加えて処理 )
子持ち銀河の「只今撮影中ショット」です ↑

次回は 2021年 4・5・6月撮影分の予定です。

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この正月2日には久しぶりに孫たちがそろいました。
雪は少なめだったのですが それでも大喜び。
今年はじめて玄関前に雪灯籠をつくりました
明日はそろって帰るのでさみしくなります。

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