「ピエロ」の独り言

四国の山の中、久万町に住む「ピエロ」。人は皆「道化師」です。独り言を掲載します。

「絵描き」のモラール

2006年06月02日 18時56分00秒 | Weblog

 
今日も、にぶい光の太陽が暑い雲間から覗くというお天気でした。

今日は、今話題騒然の、「和田義彦画家」の「贋作」の問題を取り上げてみましょう。
私も少々「油絵」を描いている「画家の端くれ」という観点から・・・。
確かに「創作」という作業は、素材・構想が完成すれば、作品は出来上がったのも同然といえるほど、「モチーフ」には、悩みや苦労が付きまといます。
何度も何度も、試行錯誤を繰り返して、難産の末に、生まれてくるものなのです。
この過程を、他人の作品から「盗用」するということは、もう「作家」とは呼べません。
誰の目にも、「盗作」だとわかるお粗末な「作品?」には、誰もが疑いを挟む余地などありません。
それが「芸術選奨」とは、国家の恥辱と、あきれ果てます。
もう、和田氏がどんな詭弁を労しようとも、「贋作絵描き」という事実は消えないでしょう。
東京芸大卒・国画会会員のエリートも、「模写絵」の看板屋だったことになります。それほど「モチーフ」には、気を配って、制作しているのです。
「お金の為」とはいえ、「絶対」にやってはならないこと、この世界では、当たり前の「マナー」です。

今日の写真は、我が家の土手に咲いていた「フタリシズカ」の花です。
「和田氏」も此花のように奥さんと「二人静かに」考えて見たください。
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