くまドン旅日記

写真が趣味です。自然の風景、旅行、歴史に興味を持って撮影を続けています。

名所江戸百景 2020年オリンピック東京決定の特別ライトアップ

2013年09月14日 09時30分14秒 | 名所江戸百景
こんにちわ、「くまドン」です。

 今回は、アルゼンチン・ブエノスアイレスで開催されたIOC(国際オリンピック委員会)総会で、
 2020年オリンピック・パラリンピック競技大会の開催都市が東京に決定いたことは、うれしいことです。

 以下のように特別ライトアップが行われています。(決まる前のライトアップの延長に近いです。一部違いますが・・、東京タワーとスカイツリー以外のライトアップやっていた事自体知りませんでした・・・・・)
 「くまドン」は、祝いに撮影に行きたいのですが、残念ながら、今週の週末は、撮影に行ける日が無いので、
 今年2013年3月にIOCが視察に来た時のライトアップ写真を載せておきます。
 (今回のライトアップとは異なるのもありますので、ご了承ください。)

(1)都庁第一本庁舎 9月8日(日)~20日(金)  点灯時間:18:00~0:00
 4色(青・黄・緑・赤)にライトアップ。
  (※)決定前の9月初めに行っていたライトアップと同じものです。
 (注)下の写真は、2013年3月のオリンピック招致ライトアップ時に撮影した写真です。(同じ?感じです)


(2)東京ゲートブリッジ  9月8日(日)~15日(日) 点灯時間: 日没~深夜0:00
  橋側面を5色(水色・白金色・桔梗・新緑・緋色)のラインによりLED照明。オリンピックの色をイメージ
   (※)決定前の9月初めに行っていたライトアップと同じものです。
 (注)下の写真は、2013年3月のオリンピック招致ライトアップ時に撮影した写真です。(同じ?感じです)


(3)東京スカイツリー 9月8日(日)~16日(月・祝日)
 点灯時間: 18:15~19:00 「2020年東京オリンピックへ!」(決定前の行っていた黄金色のライトアップ)
        19:00~20:00 「招致特別ライティング」
         以降23:00まで1時間毎に交互に点灯
 (注)下の写真は、2013年3月のオリンピック招致ライトアップ時に撮影した写真です。
   (今回のライトアップは、5色(青・黄・紫・緑・赤)を交代に動かしていたのと、少し違うような?下段が白?)


(4)東京タワー 9月8日(日)~14日(土)
   2020東京オリンピック開催決定ダイヤモンドヴェール(日没~22:00)
   4色(青・緑・赤・黄)のダイヤモンドヴェールの点灯、大展望台の南側に2020の窓文字も点灯。
   9/15(日)も、グリーンライトアップ(18:30頃~22:00) :心・血管病予防デー

(5)レインボーブリッジ 9月8日(日)~16日(月・祝日) 点灯時間: 日没~深夜0:00
 主塔をレインボーカラーにライトアップ+ケーブルイルミネーションを白色・桃色の交互配置で点灯。
   (※)レインボーカラー決定前の9月初めに行っていたライトアップと同じものです。
      ケーブルイルミネーションの白・ピンク色の交互配置点灯は初めての実施となります。
 (注)下の写真は、2013年3月のオリンピック招致ライトアップ時に撮影した写真です。
    (今回のレインボーブリッジは、年末のライトアップ(橋桁が虹色)に近いです。下の写真とは異なります。)


 2020年(平成32年)のオリンピック・パラリンピックが東京に決まった事自体は、嬉しいニュースなのですが、喜んでばかりもいられないでしょう。
 ここで、あえて、厳しい話を入れさせていただきます。

 結論を先に言えば、「くまドン」は、
 「都民や日本国民の税金の負担が増えないように、お金のかからないオリンピックに専念して欲しい。
  東京都知事(現在は、猪瀬知事)や、日本の首相(現在は、安倍首相)は、オリンピックの招致に成功させたからといって、固執せず、オリンピックの為と言う理由で、いたずらに予算を使わないで欲しい。」
 これが、都民のため、日本のためと思っています。「勝って、兜の緒(かぶとのお)を締めろ」が必要です。

 そもそも、東京がオリンピックの開催地に立候補したのは、2005年(平成17年)頃に、石原前知事が2016年オリンピック開催地に立候補を表明したのが発端です。
 その当時は、東京都も財政再建の真っ最中で大変な時期でした。このような財政状態で、オリンピックみたいお金のかかる大会に予算を使う必要があるのかと、大問題でした。
 その時に、立候補できるとした理由は、「東京には、前のオリンピックなどで造った施設があり、都の財政に負担を与える事無く、オリンピックを実現できる。」でした。
 都民に負担を負わせない為に、お金をかけないで、オリンピックをするという方針でした。
 「くまドン」がオリンピックの東京招致に賛成だったのも、「お金をかけない=都民に負担がかからない」という理由からです。
 また、東京都には、約4400億円の潤沢な開催準備金があると言っていますが、逆に言えば、赤ん坊からお年寄りまで、すでに、都民一人当たり4万円近い税金が使われている事実にも気がつくべきでしょう。この予算で、他の都の仕事ができるのかを考えれば、これだけでも、十分大きな出費でしょう。この上、浮かれた気分で、「オリンピックが決まったから、もっと予算を使わせてくれ」という甘い考えを許してはならないでしょう。

 2009年のリーマンショックより前の話で、日本は不況を脱却できず、東京都を始め、多くの地方自治体は財政再建を迫られていました。
 これに対して、ヨーロッパはバブル景気の真っ最中で、2020年オリンピック開催地のライバルだったスペインのマドリードには、財政難という考え方すらなかったのです。(マドリードは、2016年オリンピックの開催地に立候補していて、2009年の最終選考で、最後までブラジルのリオデジャネイロと争っていました。)
 リーマンショックによるバブル経済の崩壊は、ヨーロッパを襲い、スペインも財政難に苦しむようになりました。
 しかし、東京都は、リーマンショックがはじける前に、ある程度、財政再建が進み、なんとか、苦しみながらも、リーマンショック後の税収不足を持ちこたえてきました。これを可能にしたのは、外国のバブル景気に浮かれずに財再再建をしようとした人たちが努力した結果でしょう。この時、いい加減な人達が甘い事をやっていたら、ろくな結果にならなかったでしょう。
 オリンピック招致の決め手の一つとなった、現在の東京都の財政状況があるのは、都知事・東京都(議員・職員を含む)・東京都民が、しっかりした財政規律を持っていたからこそ実現できたものです。
 たとえ、猪瀬都知事がオリンピック招致に全力を尽くしたとしても、東京都の数年にわたる努力と、しっかりした財政が基盤になっているのです。
 オリンピック招致が決まったからと言って、財政規律を緩めず、「オリンピックだから・・」という甘い考えの出費を許さない姿勢を貫いていただきたく思います。
 「くまドン」は、テレビのニュースとか見ていると不安です。猪瀬都知事も浮かれていますし、マスコミの報道にも、オリンピック関連予算目当だらけです。猪瀬都知事も努力して、招致の喜びもあるでしょうが、冷静になって、しっかりした東京都の健全な運営と財政規律を守って欲しいと思います。(逆に、これができなければ、東京都知事としての価値ありません。東京都に財政難の迷惑を作る都知事は不要です。オリンピックの東京招致は都知事の仕事のごく一部でしかありません。いたずらに固執しないことです。前回の都知事選で猪瀬知事に投票した人は、「バカ騒ぎ」では無く、堅実な都政の運営を期待した人が多いはずです。都知事は基本に立ち返ってください。)

 テレビや新聞のニュースでは、2020年オリンピック招致の最終プレゼンで安倍首相の演説が決め手になったと、盛んに報道していました。
 しかし、それには、東京都の長年にわたる招致努力と財政健全化努力、都民・国民の理解が、東京決定の基盤にあるのです。その招致努力が、最終プレゼンの段階で、IOC委員の票を獲得するための首相・選手を含めた演説の必要性に結びついたのです。
 そして、IOC委員の説得に首相が必要な時に、首相をやっていたのが、安倍首相(他の人が首相やっていれば、その人がやっていた)だったというだけなのです。たとえ、安倍首相の演説が福島原発問題に対するIOC委員の疑問を解決したプレゼンが良かったとしても、長年のオリンピック招致の流れの中の一つに過ぎないのです。
 (一応、猪野都知事の弁護をしておきますけど、東京都知事は、福島原発問題に対しては、都知事の管轄外で、無責任な発言はできませんからね。)
 2020年オリンピックの東京招致が成功しても、安倍首相が消費税増税をするのは間違っているでしょう。そもそも、「財政再建の為に消費税増税をする」という考え自体、間違っているでしょう。
 消費税増税が当り前だと考えている事自体、消費税増税する為の世論誘導の結果にしか見えません。
 2013年8月に自民党の麻生財務大臣(元首相)が、「憲法は、ある日気づいたら、ワイマール憲法が変わって、ナチス憲法に変わっていたんですよ。だれも気づかないで変わった。あの手口学んだらどうかね。」と言って問題になっていましたが、これを消費税増税でやっている(マスコミも加担している)ようなものなのですから。国民の皆さまも「消費税増税は間違っている」ということに気がついて欲しいです。
 国民が日本政府がやらせるべきは、なんでもかんでも理由付けて税金を使おうとする行為を認めず、消費税増税に対して「No(否定)」をすることだと思います。
 (一応、安倍首相に対しても、応援しておきます。中国や韓国のようなワガママで身勝手な国に対しては、相手の勝手な言い分を認めず、毅然とした態度と冷静な対応で日本を助けてください。また、いたずらな予算の増加を防ぐには、安倍首相だけではどうする事もできず、国民一人一人が、いかなる理由づけによる予算増大化を認めない態度が必要です。予算獲得の族議員化し始めている国会議員や、官僚の行動を否定したり、マスコミ自体が予算増額を肯定してしまっているので、国民からマスコミへの圧力すら必要なのです。)

 特に、オリンピック名目で行うインフラ整備には目を光らせましょう。教育目的や選手育成目的などで話をすりかえて、インフラ整備を計画するごまかしもありますので、断固阻止しましょう。
 オリンピックが東京に決まった事が、将来の日本にとって仇にならないように、甘い考えと、いたずらな財政出費を排除して、将来の日本の人達が幸せになれる堅実な方法を選択しましょう。

 IOC(国際オリンピック委員会)が、お金のかからないオリンピックを目的としているのは、好感が持てます。
 ぜひとも、日本のオリンピックが、お金のかかららないオリンピックとして、世界の見本になる様に、どんどんプレッシャー(圧力)をかけてください。(2020年オリンピックが日本の東京で行われる事は当然としてですが)
 国民に税金負担(増税)を増やし続け、予算を減らさず、何かの理由をつけて出費を増やし続ける現状を認めないことが必要です。日本政府(政治家と官僚の両方の要因がありますが)のいたずらな予算の使用を認めず、排除して、お金のかからないオリンピックの見本を日本が世界に示しましょう。お金のかからないオリンピックを実現することが、日本の為でもあり、IOCの目的にもかない、敗れた後に東京決定を祝福してくれたトルコ首相を含めた世界へのお礼になります。

 そのためには、「オリンピックだから・・・」とか、「景気の為・・・」というような理由を楯(たて)にして、予算を増やし続ける行為自体を否定しすることが必要です。逆に、「オリンピック」や、「震災復興」、「景気」という言葉を利用して、予算増額の邪魔する者を悪人にしたてようとする行為自体を、予算獲得目的の身勝手で卑怯・卑劣(ひきょう・ひれつ)な行為として攻撃する必要があるでしょう。
 実際、「震災復興」といつ名目で、デタラメな予算使用(これは、民主党政権と自民党政権両方にまたがりますが)した上に、それが発覚して、今度は「景気対策」で別の予算枠を作り、予算(国民の税負担)を増やそうとし、今度は、オリンピック名目に飛びついていますからね。
 都民や日本国民の一人ひとりが、冷静な目で、ごまかしや、すり替え、いい加減な予算使用を許さず、やらせない、排除するという考え方と、厳しい態度を持つことが必要です。(当り前の事なのですが・・・)

 「くまドン」は、あまり考えをまとめて文章することが苦手で、思うように表現できず、ブログを作るのが遅くなってしまいました。また、多くの人と同様に、政治の話をするのは、好きではありません。
 こういう問題を書くと、うんざりして、嫌われるのですが、今の状況を見て、日本が正常な方向に進んで欲しいと願い書きました。
 次回からは元の「くまドン」の雰囲気に戻りますが、今回の記事が原因で嫌がられるも覚悟して書きました。

 ブログの後半を考えている間に、安倍首相が消費税の増税を宣言してしまいましたが、
 最後に、お金(税金の負担)のかからないオリンピックを実現しましょう。そして、消費税増税に反対します!


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。