朝4時起きで、暗い夜中じっと我慢して待った 長崎くんちも踊り町の3つが終了し、ひと息入れるべと、休憩しました。最上段から踊り馬場を振り返るとこんな感じで急勾配。くんち好きの皆さんばかりでギッシリ埋め尽くされています。さらに今年は駐日ポルトガル大使ご一行も特等席で見学されていました。
さてわざわざポルトガルから来られていたのは、長崎開港に縁があり、今年のだしにその名も「南蛮船」が登場するからだそうです。市内にある公会堂というホールには有名な「南蛮屏風」という、神戸にある絵を元にした緞帳が下がっていて、今回のだしはその再現という感じで進んでいきます。ポルトガル人が出てきたり、虎の毛皮や火縄銃が登場して、長坂でチビと社会科の勉強をしました。全員がそろうと(たぶん)ポルトガル語の唄で始まり、その後、重そうな南蛮船がグルグル回ります。奉納している銅座町はさすがに気前がよく、観客のアンコール(=モッテコーイ)に3度も応えてくれる大盤振る舞いでした。
5番目は特別出演の籠町 龍踊り。特別・・・なので傘鉾はありませんでしたがとてもメジャーな演目なので、翌日の新聞一面には、他のを押しのけて写真が沢山掲載されていました。ぼくらはいろんなイベントで何度もお目にかかれるので、くんちとそれ以外の気合いの違いまでは分からずじまいでしたが・・・。