けんちくブツブツだいありー(新館)

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それでも恋するバルセロナ

2009-07-17 07:58:54 | 映画館

題名には惹かれなかったのですが、ウッディアレン監督ということで、映画の日に強行(3本鑑賞)して観ました。

映画は冒頭から、めんどくさい「前置き」や演技で説明するには時間がかかりすぎる雰囲気などを「ナレーション」でささっと飛ばしてすすみます。バルセロナの風景も勿論出てきてバカンス気分も多少味わえますが、登場人物達の関係がころころ変化して、なかなか目が離せない展開に。

というのも、この作品でオスカーをゲットしたペネロペ・クルスの狂気混じりの演技が、映画の後半を決めていて、前半に目を楽しませてくれる通称”スカヨハ”のスカーレット・ヨハンソンも出し抜かれているから。最初は主導権を握っていたはずの、男性芸術家もこの二人にたじたじで、全般的に単なるどたばた、痴話げんか風のストーリーになっていますが、場面場面の映像は完成度が高いとおもいました。

この作品 全編英語なのですが、10%出資したカタルニア州の市民はそのことにカンカンだということです。元々バカンスで遊びに来たお気楽外人達の話なので、期せずして?地元からオスカー女優を出したことの報酬と考えれば安かったのではないでしょうか?

コメント
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