糖質制限に意味はあるか
僕は常日頃から、糖質は皆同じではない、コメや小麦といったデンプン質と砂糖を一緒にしてはいけないと訴え続けてきました。砂糖は50%ブドウ糖であり、これは他のデンプン質が分解されてできるブドウ糖と体の中では一緒に働きます。しかし砂糖の残り50%は果糖であり、これが高インスリン血症とインスリン抵抗性を生み、糖化と慢性炎症を引き起こす張本人であると言い続けてきました。
ですから僕は、他の糖質と砂糖を区別すべきであり、代替甘味料もまたインスリン抵抗性を引き起こすことが分かっているため、甘いものは果物も含め何であれ、一切摂ってはいけないと指導してきました。その一方でブドウ糖自体はインスリン抵抗性を引き起こさないのであれば、いわゆる「糖質制限」、すなわち糖質をなるべく摂らないようにする食事法は必要ないのではないか?と思われている方もいるのではないでしょうか。
結論から書けば、糖質制限には十分に意味があり、ぜひ実践してもらいたい食事法です。僕の指導している先住民食もまた、糖質制限をベースとした食事法です。なので僕も糖質制限は実践していますから。
まず、糖質を制限することで、追加のインスリン分泌を減らすことによって、インスリン抵抗性を改善させることが期待できます。糖質そのものはインスリン抵抗性を引き起こさないかもしれませんが、一度起こってしまったインスリン抵抗性を増悪させる因子にはなっているからです。
論理 不明。
砂糖はだめ。納得。
違う糖はよい。が、 糖質制限を積極的に推奨する根拠、不明。
糖質制限は糖新生があるから害はない。何?
所詮 歯科医師ですね。