健保のつぶやき

食事、トイレと他人様に頼る必要はないが、薬に頼る生活がソロソロ始まりました。当面は「親鸞さん」に照準。

不思議な論文です。後追いの悪意ある研究発表では。素人の感想です。

2023-07-25 08:24:49 | 自分の覚え
https://medical-tribune.co.jp/news/2023/0721557611/index.html?_login=1#_login

低炭水化物食や低脂質食は減量や糖代謝の改善などに有用であるとして、その健康効果が注目されているが、長期的な生命予後に及ぼす影響は十分に解明されていない。名古屋大学大学院予防医学分野講師の田村高志氏らは、日本多施設共同コーホート(J-MICC)研究の追跡調査データを用いて日本人における炭水化物・脂質の摂取量と死亡リスクとの関連を調査し、結果をJ Nutr(2023年6月2日オンライン版)に発表。男性の低炭水化物摂取および女性の高炭水化物摂取が全死亡リスクとがん死亡リスクを上昇させ、女性の高脂質摂取は全死亡リスクを下げる可能性が示唆されたと報告した。

男性の低炭水化物摂取、女性の高炭水化物摂取で死亡リスク上昇
 欧米では低炭水化物食と死亡リスクについての疫学研究が多く行われ、炭水化物の摂取が少なく蛋白質および脂質の摂取が多いと死亡リスクが上昇するという結果が示されている。しかし、炭水化物摂取量が多く脂質の摂取量が少ない食習慣を持つ日本人についての知見はほとんどない。

 そこで田村氏らは、J-MICC研究のベースライン調査(第1回目調査)参加者のうち、分析に必要なデータがあり、がんおよび心血管疾患の既往歴を持たない男性3万4,893例と女性4万6,440例を対象に、炭水化物・脂質摂取量と死亡リスクとの関連を調査した。