以下の外科的な専門のことはわかりませんが、がんもどきの無責任な理論よりさすがに説得力がある。痛みはなんとしても解消して欲しい。痛みの原因が明らかであれば、外科の手術は必要。ただし、自分の細胞である糖質除去のためのがん細胞を取り除くことは、ヤハリ理窟に合わない。エネルギーである糖を断つ、これが基本は賛成です。いつか標準治療になれば良いですね。
2016年09月04日
癌に対する手術の役割を、再考する。
前回記事のような思考に基づき、癌に対する手術の役割を考えてみます。
まず、むやみやたらと癌を見つけ出そうとすること自体が、的外れになります。
癌は糖質を処理してくれる、重要な役割を担っているためです。
ですから、検診は無意味。
検診するなら、糖質制限を広く啓蒙する方が合理的。
今の常識に基づいた手術そのものが、ほとんど不要になるでしょう。
手術で“糖質処理をしている大切な装置を取り除いてしまう”ためです。
例外は
① 癌による出血の制御。
② 癌による消化管の閉塞、黄疸、周囲臓器への圧迫の解除。
③ 癌による消化管穿孔、腹膜炎の治療。
放射線治療も同様でしょう。
① 癌による出血の制御。
② 癌による骨折部位の痛みの緩和。
抗がん剤はどうでしょうか?
① 癌の大きさの制御。
これくらいしかパッと思い浮かびません。
これらの標準治療の在り方が、全く変わってしまいます。
あくまで糖質過剰摂取を止め、蛋白質・脂質摂取+ビタミン・ミネラルをしっかり摂取することが、癌対策の基本。
栄養障害への対策なしにしては、成り立たない。
日常診療の中では、これらの仮説はかなり当たっているのではないかという実感があります。
つまり“癌は悪いもの”という常識が間違いで、“癌は極めて優秀な糖質過剰処理装置”と考えた方が現実に起きていることを説明できます。
医学部では嘘を教えている、という藤川先生のストレート過ぎる指摘は、正しいと思います。