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特に糖類の摂取が健康に悪い
最近(2014年3月)、世界保健機関(WHO)は糖類摂取量を総エネルギー量の5%以下にすることを目標にすべきだと発表しました。肥満や糖尿病やがんや虫歯など様々な疾患が近年増えているのは、糖類摂取量の増加が原因であることが多くの疫学研究で明らかになったからです。
「糖類」というのは、グルコース(ブドウ糖)やフルクトース(果糖)などの単糖類と、蔗糖(グルコースとフルクトースが結合)などの二糖類が含まれます。これらは食品に添加されているだけでなく蜂蜜や果物にも多く含まれています。 コーラやサイダーのような清涼飲料水には1缶(350ml)に30グラム以上の糖類が入っています。リンゴ1個(可食部約300グラム)には約40g、バナナ1本(可食部約100グラム)には約15グラムの糖類が含まれています。ソースやトマトケチャップの大さじ1杯(約15グラム)には約4gの糖類が入っています。
成人の1日の平均的な摂取エネルギーを2000キロカロリーとすると、その5%というのは100キロカロリーになります。糖類1グラムは4キロカロリーですので、100キロカロリーは25gということになります。
糖類の摂取量を成人で1日25グラム以下に制限するということは、リンゴ1個やバナナ2本でこの基準量を超えてしまいます。糖入りの普通の清涼飲料水は1缶飲めばオーバーです。
米や小麦などの穀物にはデンプンとして糖質が含まれています。糖類(単糖類と二糖類)にデンプンなど体内で分解されてカロリーになる多糖類(単糖が多数結合したもの)を加えたものを糖質と言います。糖質と食物繊維(消化管で分解されないのでエネルギー源にならない)を加えたものを炭水化物と言います。
以下コピペ
特に糖類の摂取が健康に悪い
最近(2014年3月)、世界保健機関(WHO)は糖類摂取量を総エネルギー量の5%以下にすることを目標にすべきだと発表しました。肥満や糖尿病やがんや虫歯など様々な疾患が近年増えているのは、糖類摂取量の増加が原因であることが多くの疫学研究で明らかになったからです。