健保のつぶやき

食事、トイレと他人様に頼る必要はないが、薬に頼る生活がソロソロ始まりました。当面は「親鸞さん」に照準。

定説は本当か?タンパク質と糖分が一番インスリンが多くなる、最大の太る原因。

2016-09-10 20:19:19 | 自分の覚え

 ダブル炭水化物ラーメンライスより牛丼大盛りが太る。たんぱく質が血糖値をあげる。糖新生で糖分ができるとの事でしたが、食べ合わせが悪い。糖+糖よりも糖+タンパク質のほうが肥満ホルモンのインスリンが出る、詰まる太る原因とか。これなら、納得。中途半端に糖質食べてバランスよくたんぱく質食べる、太る原因の最大のとか。糖質制限、奥は深いですよ。専門家の諸先生の言うことが果たして真実でしょうか。私は、勉強を続けます。

 

 

日本人の摂取カロリーは年々減っているのに肥満率が上昇しているのはなぜ?

http://isoguna.net/2014/06/21/himanritsujosho/

 

 

現代日本で糖尿病が増えている原因がわかった気がする

今回、いろいろと調べていたら、なぜ、日本で肥満が増えつつあるのかがわかってきました。下の記事でも書いたのですが、日本人の摂取カロリーは減っていますし、糖質摂取量も減っています。

摂取カロリーが減っても肥満者が増えているから肥満の原因はカロリーだけでは説明できません。また、糖質摂取量も年々減っているので、日本人の肥満率上昇を糖質摂取量の増加とすることもできません。

なぜ、カロリー摂取量も糖質摂取量も減っているのに肥満率が増えているのか、ずっと疑問だったのですが、「臨床栄養士のひとり言」さんの記事を読んでひらめきましたよ。

現代人がよく食べる料理を思い起こしてみましょう。

牛丼、カツ丼、天丼、ハンバーガー、カツサンド、ハムサンド、サケ弁当、のり弁当、生姜焼き弁当、ビーフカレー、ポークカレー、天ぷらうどん、肉うどん・・・。

いろいろとありますが、ほとんどの料理が、炭水化物とタンパク質がセットになっています。どんぶり飯だけを食べてもインスリンスパイクは起こりますが、牛丼になるとタンパク質もセットで炭水化物を食べますから、さらに激しいインスリンスパイクが起こります。バランスの良い食事をすればするほど、炭水化物とタンパク質の同時摂取になりますから、大量にインスリンが分泌されて中性脂肪として体に蓄積されます。

戦前であれば、タンパク質の摂取量が今よりも少なかったので炭水化物のみの摂取で済む食事が多かったでしょう。だから、炭水化物ばかり食べても太りにくかったのかもしれません。

しかし、現代は、炭水化物とタンパク質がセットになっている食べ物が多いですよね。寿司はその典型です。回転寿司屋に行く機会が多い人だと、インスリンスパイク起こしまくりですね。

当然、炭水化物+タンパク質食はインスリンを一気に大量に分泌するのですから、すい臓への負担も大きくなるはずです。だから、炭水化物中心食だった時代よりも、現代の方が、カロリー摂取量が減ろうが糖質摂取量が減ろうが、糖尿病になる人が多いのではないでしょうか?

糖質制限批判には、その理屈はおかしいんじゃないかと思うことが多いです。でも、どこがおかしいかを考えて、いろいろと調べてみると新たな発見があるのですから、糖質制限を批判している人たちにも感謝しないといけませんね。

ありがたや~、ありがたや~。

フェイスブックやツイッターで、糖質制限の話題を出す機会がある方は、「臨床栄養士のひとり言」さんの記事をシェアしておきましょう。高タンパク質食でもインスリンスパイクが起こると言う人が出てきたときには、インスリン分泌のグラフを見せれば簡単に反論できますよ。