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K RAUM  お料理を主に日々のことを書いています。

いらしてくださってありがとうございます。
晩ご飯に作った料理・道端に咲いているお花の写真などのブログです。

越前大野の丸餅

2009-01-04 21:44:04 | 福井県大野の味覚
2009年1月4日(日)冬晴れ




福井県大野から頂いたお餅を食べたのですが、お餅の原料がもち米の他に何か入っているようで、福井県・大野の特別な食べ方があるのではないかと問い合わせてみました。

教えていただいたレシピで作りました。
おいしい
鍋に昆布を敷いて丸餅を置き、鰹のだし汁をかけて煮る→お餅が柔らかくなったら味噌か醤油で味をつける→花かつおをかける。
これが大野のお雑煮とのことで、色々な物はいれずに蕪を入れるくらいだとのお話でした。

丸餅は柔らかくなるには20分くらいかかり、大きさは3倍くらいになっていました。かぶを入れ、味噌味にしました。あ、花かつおかけるのを忘れてしまったわ。


濃い茶色はとち餅、薄い茶色は昆布が入っているお餅
(昆布入りお餅は今年初めて作ったとのことです)
真ん中の白いお餅は焼いて食べるには固いので煮るとのことです。

実は真ん中の白いお餅を焼いてお雑煮に入れたのですが、表面が固かったので、これは別な食べ方があるのではと、電話をしたのでした。



越前大野のお餅

2009-01-03 23:55:57 | 福井県大野の味覚
2009年1月3日(土)冬晴れ 夕方には風が冷たく寒い


今年の箱根駅伝は往路復路とも目がはなせないほど面白かったですね。
往路の山登りで東洋大の1年生柏原君がぐいぐい追い越す激走
復路の10区でシード圏を目指している一団の中に、学連選抜の選手がスイスイ割り込んでいく姿はさわやかでしたね


福井大野の親戚から頂いたおうちでついたお餅です。ありがとうございます



タヌキ「丸餅はお汁粉がいいかな・・・」
コッコー「茶色は玄米餅かな・・・」


福井・大野から帰ってきた息子夫婦のお土産のます寿司です。
ます寿司は何年ぶりでしょうか。おいしかったです。

グラスは大野の親戚の自家製梅酒を4Lいただいたものです。こってりおいしい梅酒です。





このお野菜もいただきました。玉ネギをつるして保存するのでしょうか



新米

2008-09-30 20:26:24 | 福井県大野の味覚
2008年9月30日(火)小雨

福井県越前大野の親戚から新米が届きました。
ありがとうございます





我が家のお米消費量の半年分くらいの量ですが、普段お世話になっている方々、ご近所の方々とタヌキの兄弟姉妹におすそ分けしま~~す。

早速、今晩炊きました


ためしてガッテン流トン汁・マグロのカブト煮・カボチャ・ほうれん草の胡麻和え・きゅうりと茗荷の塩もみ

コッコー「美味しいわ、新米の香り・・・」
タヌキ「水加減は
コッコー「ちょっと多すぎたようね。近頃の新米は結構乾燥しているので、うっかりしちゃった
タヌキ「ちょっとお酒も入れてね」
コッコー「明日をご期待くださいね」



武将の筍 最終章

2008-05-16 21:11:56 | 福井県大野の味覚
2008年5月16日(金)晴

近頃、ホームベーカリーの食パンはドライ・イースト、パネトーネマザー粉末、天然酵母を交替で作っています。ドライ・イースト、パネトーネマザー粉末を利用する場合、マニュアル通りですとバターを使います。しかし、天然酵母で作る食パンは強力粉・砂糖・塩・水だけです。バターがスーパーから消え、我が家の冷蔵庫のバターも使いきった今、天然酵母でパンを作り続けなければ・・・・

素朴で美味しいパンですよ。


ふと、ベランダから新宿方面を見ると、あら、また新しいビルが・・・
3倍ズームで撮りました。


越前大野のSさんから頂いた筍、ごちそうさま
昨日で全部頂きました。

ロメインレタスのあんかけ


鶏肉・筍・干しえびを炒め、醤油・塩・砂糖・酒で味付け⇒ザク切りのロメインレタスを加えサーと火を通す⇒水溶き片栗でとろみをつける。

ロメインレタスは東都生協みのりボックス 生産者山梨県のグットファーム
固めのレタスですので、軽く火を入れるのに最適です。


あっさり酢豚

肉は豚こまを使いました。
人参は軽く茹でました。
材料を適当に切り、フライパンで炒め、【醤油1:砂糖1:酢1:ケチャップ1】にカタクリを加えた調味料を絡めて出来上がり。



連休最後の日

2008-05-06 23:28:05 | 福井県大野の味覚
2008年5月6日

先週の火曜日にあく抜きをしたタケノコを水に浸して冷蔵庫で保存しながら色々料理に使いましたが、いたんではもったいないので、かつおの出汁に酒・塩・醤油で薄味を付けて煮ました。






連休最後の1日についてクリックしてください。

夫の師、富永半次郎先生が亡くなって44年目。
連休の最後の日は毎年お墓参りと月例の勉強会です。

朝、近所の花屋さんでお墓の花を作ってもらっている間に店頭の鉢に目が止まってしまいました。ベランダは植木鉢でいっぱいなので「もう買わない」と誓っているのに・・・。ダニエル・オストの展覧会を見たときからカラーに関心を持ち始めて、育ててみたいなと思っていました、が、カラーの鉢を売っているのを見たことがありません。カラーではないのですが、似た感じのスパティフィラムの鉢が並んでいたので、買ってしまいました。



先生のお墓は新高円寺の慶安寺です。昨年はエゴの木の花が綺麗に咲いていましたので、今年も、と、楽しみでした。残念ながら終わってしまったようです
境内でシランを見つけました




富永半次郎先生のお墓です。




そのあとの昼食会は中野坂上近くの尾張屋さんです。
冷やし満蔵そばにしました。


この天ぷらが凝ってました。
ササミを大葉で巻いたもの。
お餅と人参・椎茸の天ぷら。人参のオレンジ色がエビのようでした。お餅もサクサク
おそばはこのようなものかな。中軽井沢のかぎもとや、万座鹿沢の重兵衛のようなシコシコ感がないことと、東京風のつゆはからすぎるわ

そのあとは月例の勉強会。

釈迦の最後を書いた「大般涅槃経」の原本は写本が続くうちに、尊い方、釈迦に対する修飾が次々に付加されてしまったようです。一般に読まれている中村元さん訳「釈迦最後のたび」は忠実に訳しているので不必要な部分が多いので
冨永半次郎先生はパーリ語の『涅槃経』を吟味して、後世付加された部分と思われる文を排除した研究書『釈迦佛陀本紀』著しました。今日読んだ部分だけ引用します。
 『釈迦佛陀本紀』 冨永半次郎著

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(省略)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
やがて世尊はアーナンダーに「さア、アーナンダ、ヒランニャヴァティー河の向ふの、マッラの
クシナーラー近郊の沙羅林に行く」と言われた。
 「唯然、世尊」とアーナンダはお應へした。
 そこで世尊は比丘衆と共に、そのマッラの沙羅林に至って、アーナンダに
 「あヲ、アーナンダ、沙羅双樹の間に北枕に褥を敷いて欲しい。疲れた。横になる」と言われた。
 「唯然、世尊」とアーナンダはお應へして、褥を設けた。そこで世尊は足を重ねて右脇獅子
臥された。
 爾の時、沙羅双樹はときならぬに花咲き満ちた。
 アーナンダは遊苑の柵の笠木を手寄りに凭掛って「嗚呼、自分は猶脩行半ばの學地であるのに、
愍んで下された師は涅槃せられようとしゐる。と歎いていた。」・・・・・・・(省略)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 爾の時、世尊は良久うして、
 「比丘達、今此の時に臨んで、特にお前達に告げて置く。ヴァヤダンマー サンカーラーと己に放
せずに極まればいゝのだ」と言われた。これが世尊の最後の詞であった。
 
冨永氏はヴァヤダンマー サンカーラー(パーリ語)をローマ字で表記していますが、mの下に・がつくなど、こゝでは表記できないので、発音をカタカナで書きました。