戦争を挟んで生きた女性の回顧録

若い方が知らない頃のセピア色に変色した写真とお話をご紹介いたします。

22/09/22 その2 認知症の恐怖

2010-09-22 15:23:07 | Weblog
今朝のテレビで認知症についての詳しい説明をしていた。1番肝心な所は時間の関係で残念ながら聞けなかった。私が子供の頃は認知症などという言葉はなかったと思うが、説明を聞いているとどのような呼び名であったか知らないが、存在したのは確かなようだ。でも、高齢化社会にあってこれからは益々増えてくるような気がする。自分の責任ではなく、勝手に脳が萎縮してくるのだから手に負えない。忘れっぽい、記憶が無いなどは誰でもある。若いうちからある。でも若年性認知症というのもあるそうだから油断してはいけない。昨夜、帰ろうとして、いつも手にしている鍵が無く、合鍵はジーパンのポケットに離れないように紐で括ってポケットに入っているが、その合鍵が無ければ帰らない事にしている。いつもその鍵探しがひと苦労だ。散々探して仕方が無い、今日は合鍵のお世話になるか、と思い外に出て車の鍵を開けようとしたら、合鍵を出す必要もなく、手にしているのは探している鍵、ジャラジャラと10個くらいついている私の鍵だった。そんな事は何度かあった。私が25歳の頃、横田の姉の家にしばらくいた事があった。その時、自転車で買い物に行く私がどうしても鍵を探せない。そのうちに姉が出てきて「落ち着いて其処に座ってごらん」とソファを指差した。私が座ると姉はいろいろ聞いたが「その右手を開いてごらん」と云った。右手を開くと自転車の鍵が固く握り締められていた。私は若年性なんとかだろうか?

22/09/22 今度は大宮の妹から

2010-09-22 14:23:04 | Weblog
秋も深まりつつあるというのに、いたちの最後っ屁よろしく今日は最後の真夏日のようだ。陽射しも気配も秋めいているのに車の中は真夏だ。今日は大宮の妹から荷物が届いた。可愛い小さな荷物だ。私がゴーヤが好きだけれど、最近はとても高いとこぼしたら、うちも今年は全く駄目、トマトもイチジクも暑すぎたのかならない。ゴーヤも幾つもついているけれど、小さいのでもう棄ててしまうというのを聞いて「どんな物でも送ってよ」と頼んだら可愛いイチジクと大きなイチジクが2個、茄子が3個、デパートで売っているよりは小さいが太さは充分のゴーヤが10個入っていた。お天道様は毎年同じ熱を送っているのかと思っていたが、黒点やフレームのゆらめきで熱も変わるそうだし、偏西風が少し上になったとか、海水温の僅かな違いでお魚も取れなくなると聞いている。大宮といい、うちの菜園といい、食べる物が無くなれば自分で作れば良いと思っていたが、天候次第では何もとれなくなり、恐竜が絶滅したような時代が来ないでもないと思うようにすらなった。

22/09/21 その2  プールに行く日。

2010-09-21 18:46:33 | Weblog
 火傷は未だ治らないが、前より乾いてきた。随分気をつけている。但し手の甲なのでいくらか治りは早い。でもプールの水の中には入れないで右手を出して歩かなければならないだろう。台所に立つ人は手の傷は致命傷だ。切れ味が悪くなると包丁を研ぎに出すので物凄く良く切れる。包丁の角に触っただけで血が滲む。そんな思いを何度もしているが、火傷でこんなに長くかかるとは思わなかった。

22/09/21 お彼岸の入りに思う。

2010-09-21 17:35:46 | Weblog
今日も朝は涼しかったが日中は真夏日だった。車に乗らなければ風は爽やかでさすがに秋を感じる。前の田んぼも稲刈りを始めている。朝のドラマで父親が倒れて娘や妻が嘆くシーンに胸打たれた。一体自分の父や母にどれだけの恩を受けながら死ぬまでに恩返しらしい事をしていたであろうか?私は死ぬ寸前も父に冷たい言葉を放ち、翌日に死なれて愕然とした。その後の私の苦しみは想像を絶する。その事が私に“死の予告”を書かせた。今も悩みは消えないがいくらかは薄らいだ。母にも同様な思いはあるが、常に一緒に暮らし、1番母との生活は長く、特に中学時代に過ごした楽しい日は“花泥棒”にある通りでそれはそれは楽しかった。それで何でも帳消しになるとは思わないが、父親ほどではない。でも悩んでばかりいては父も喜ばない。今は父や母が生きていてそれを見たら喜んでくれるだろうと思われるような事ばかりして生きて生きたいと思っている。が・・・どうかな?

22/09/20 元気で長生きのコツとは?

2010-09-20 17:06:16 | Weblog
 今日は日曜日で久しぶりに甥とふたり。お客様は殆ど来ない。整理したり片付けたりで普段はやれないような事をして過ごす。今日はプールはやっているけれど軽いぎっくり腰の話を昨日来た甥に話したら、筋肉疲労だといわれたので今日は休む事にした。老齢は老齢らしく生きるのが良い。と思っていたのに、今朝は100歳の人のいきざまをテレビで見せ付けられて唖然とした。食べる物は好き放題、ご飯はお茶碗に充分2杯、おかずも朝から数種類、フライドチキンも食べ放題、フライドポテトが1番好きと答え、あの袋を抱えて食べている。私は秤を食卓に乗せていちいち量っているというのに・・・だから時々頭が重くなったり、ふらついたりするんだ!と思った。食べるといってもそれほどではないのに、血糖値ばかり気にして毎日過ごしている。あの好き勝手に食べている100歳の人を見習って少しは食べるようにしよう。それが元気で長生きのコツだと知った。

22/09/19 その2 美味しかった煮物。

2010-09-19 17:53:39 | Weblog
 今夜は竜馬伝を見ながら食べようと書いたけれど、あれは嘘で本当はもう味見してしまった。待ちきれなかった。美味しかった。本当に美味しかった。味見と云ってもきちんと眼で分量は量っているが、規定の600キロカロリーは既にオーバーしているのではないかと思うほどだった。でも、たまには良い事にしている。宴会とか法事とか・・・お酒もジュースも飲まないのに、炭水化物が好きで困る。食べ過ぎないようにしないと血糖値がすぐ上がる遺伝的体質を持っている。早く帰って竜馬伝を見ながら夕食にしたいけれど、お客様が遅くに見える事になっている。7時半というので普通でも7時前に閉めるのでそのように伝えたが、来るかどうかは来てみないと分らない。閉めるにも時間がかかる。もう6時、今日はそろそろ帰り支度を始めます。

22/09/19 今日もひとりぼっち。

2010-09-19 17:15:42 | Weblog
朝起きて温度計を見たら18度だった。6時前なので少し寒かった。さんざん考えたが温水暖房機のスイッチを押した。丁度良い温度と感じたのは約1時間で直ぐ暑いと思い消した。今年の冬はラニーニヤの影響で極寒と聞いている。今年の2月頃、寒さで猫が凍え死んだ。今はその子供のような同じ模様の猫が餌をねだりに来る。猫は未だ若いがうちのジェニーは15歳、コンクリートの上で寝そべっているが、今年の冬は持つだろうか。この小屋の中に又犬小屋がある。その中に入ればいくらか違うが、酷暑の中で這いつくばってどうしても入れず、悲鳴を上げていた位だから死ぬかもしれない。自分も同じような年齢だし、それ以上の事は出来ない。せめて餌と水を与える事だけが精一杯の毎日。自分の餌つくりに毎日奮闘している。今日は太田の姉の所の長男が、独協のサッカー部が準優勝したのでついでにいろんな煮物やおみやげを持って寄ってくれた。姉は煮物が上手で今日も烏賊と大根、生揚げといんげん、おさかな2種類の煮物を持って来てくれた。私は煮物が苦手で滅多に作らないのを知っての事でこれ以上有難いものはない。今晩は何もしないで竜馬伝を見ながら楽しもう。沢山あるので暫くは大変助かる。長生きしてね、とはげんきんな妹である。

22/09/18 その3 自分の車は傷が出来てもなおさない主義

2010-09-18 15:59:56 | Weblog
 セントラルでは私が1番高齢らしいが、私の車も最高齢で平成7年から約15年近く乗っている。新しくしようとは思わない。大きさやハンドルの切れ、どこをとっても身体にぴったりとなじんで運転し良い。良く買い換えたらと云われるが、これほど身体に馴染んだ車を手放すのは勿体無い。セントラルに行くと、ずらりと高級車が並んでいる。たまには営業に使うトラックなどを見かけるが殆どは高級車で私には名前も浮かばない。先日、私が歩いていると坂本さんが傍に寄ってきて「あなたの車の前の右側がへこんでいるわよ」とおっしゃった。私は直ぐに答えた。「へこんでいるのは前後左右で、大きいのが前の右側です。どこも自分でこすったりぶつけたりした痕です。構わないの。又こするから。乗り良いですよ」と答えた。「あら、そうなの」と笑っておいでだった。高級車なら少しの傷でも目に付く。ガチャボコの古いアルトが走っていたら私です。

22/09/18 その2  敬老会のお祝いにお赤飯と商品券を頂く。

2010-09-18 15:00:03 | Weblog
 今日は東校で敬老会のお祝いがあり、私も目出度く75歳を過ぎたのでご招待を受けた。誰もいないひとりぼっちの留守番も、何か貰えるとなると頭をひねる。12時半からの受付なので、丁度2時頃行けば早過ぎず、遅過ぎず、と思いガラス戸に張り紙をして出かけた。“東校まで行ってまいります。2時半には戻ります” 東校までなら毎日のように通る道、今頃の時間なら混んではいない。但し駐車場に困るだろうと思ったが、何とか東側の道に駐車出来た。中はごった返している。自治会別に受付があり、うちの自治会は一番奥だった。途中で町内の方に何人か行き会った。今年初めてなのでよく分らない。母親の時は妹が行ったり、町内の方が持ってきて下さったりで私は知らない。
おみやげはお赤飯だけかと思ったら下の方に紙包みがあった。フクダヤの商品券、500円が2枚綺麗に包んであった。お赤飯も商品券もとても有難かった。昔、いろんな方のお手伝いをしてもっと高額な商品券を貰った事もある。どっちも嬉しいが今回の500円券2枚は生活の匂いがした。高額な商品券の時は感じなかったような暖かさで、台所の匂いがした。きっと皆そう思ったに違いない。

22/09/18 ひとりぼっち。

2010-09-18 13:47:12 | Weblog
今日は滅多にないひとりぼっちの日である。社長は東京ビッグサイトで毎年開催される見本市へ、いつも土曜日に出勤してくれるゆきさんは秋の行楽か運動会でお休み。ばあさんがひとりで店番とはよくある構図である。何をしていても叱られない。多分この様子では又お片付けはしないで一日は暮れる。そうしたら又2個目のお弁当を食べてセントラルへ水中歩行30分に行く。30分では折角行くのに勿体無いが、年齢を考慮して減らす事にした。此処以外では運動は絶対にしない。きっちりと時間が決められている講習には行けないし、先生に来て頂いても来客や電話でやれる事はない。適当な時間に行き、好きなだけやってこられるセントラルは近くて有難い存在だ。ひとりだと危ないので身辺にあるお菓子、果物の類は昨日のうちに処理してやれるものはやってしまった。うっかり手近にあろうものならすぐ手が伸びる。以前はお菓子類はあまり食べなかった。私は三度のご飯でおなかが一杯になる。塩をつけて握ったおにぎりは最高で典型的な日本人だ。最近血糖値を気にしてご飯を測って食べるようになって以来、慢性的な飢餓状態になり、お菓子にでも何にでも直ぐに手が伸びるいやしいばあさんに成り果てた。無ければ食べない。一人では買いに行けませんから・・・