戦争を挟んで生きた女性の回顧録

若い方が知らない頃のセピア色に変色した写真とお話をご紹介いたします。

22/09/18 その3 自分の車は傷が出来てもなおさない主義

2010-09-18 15:59:56 | Weblog
 セントラルでは私が1番高齢らしいが、私の車も最高齢で平成7年から約15年近く乗っている。新しくしようとは思わない。大きさやハンドルの切れ、どこをとっても身体にぴったりとなじんで運転し良い。良く買い換えたらと云われるが、これほど身体に馴染んだ車を手放すのは勿体無い。セントラルに行くと、ずらりと高級車が並んでいる。たまには営業に使うトラックなどを見かけるが殆どは高級車で私には名前も浮かばない。先日、私が歩いていると坂本さんが傍に寄ってきて「あなたの車の前の右側がへこんでいるわよ」とおっしゃった。私は直ぐに答えた。「へこんでいるのは前後左右で、大きいのが前の右側です。どこも自分でこすったりぶつけたりした痕です。構わないの。又こするから。乗り良いですよ」と答えた。「あら、そうなの」と笑っておいでだった。高級車なら少しの傷でも目に付く。ガチャボコの古いアルトが走っていたら私です。

22/09/18 その2  敬老会のお祝いにお赤飯と商品券を頂く。

2010-09-18 15:00:03 | Weblog
 今日は東校で敬老会のお祝いがあり、私も目出度く75歳を過ぎたのでご招待を受けた。誰もいないひとりぼっちの留守番も、何か貰えるとなると頭をひねる。12時半からの受付なので、丁度2時頃行けば早過ぎず、遅過ぎず、と思いガラス戸に張り紙をして出かけた。“東校まで行ってまいります。2時半には戻ります” 東校までなら毎日のように通る道、今頃の時間なら混んではいない。但し駐車場に困るだろうと思ったが、何とか東側の道に駐車出来た。中はごった返している。自治会別に受付があり、うちの自治会は一番奥だった。途中で町内の方に何人か行き会った。今年初めてなのでよく分らない。母親の時は妹が行ったり、町内の方が持ってきて下さったりで私は知らない。
おみやげはお赤飯だけかと思ったら下の方に紙包みがあった。フクダヤの商品券、500円が2枚綺麗に包んであった。お赤飯も商品券もとても有難かった。昔、いろんな方のお手伝いをしてもっと高額な商品券を貰った事もある。どっちも嬉しいが今回の500円券2枚は生活の匂いがした。高額な商品券の時は感じなかったような暖かさで、台所の匂いがした。きっと皆そう思ったに違いない。

22/09/18 ひとりぼっち。

2010-09-18 13:47:12 | Weblog
今日は滅多にないひとりぼっちの日である。社長は東京ビッグサイトで毎年開催される見本市へ、いつも土曜日に出勤してくれるゆきさんは秋の行楽か運動会でお休み。ばあさんがひとりで店番とはよくある構図である。何をしていても叱られない。多分この様子では又お片付けはしないで一日は暮れる。そうしたら又2個目のお弁当を食べてセントラルへ水中歩行30分に行く。30分では折角行くのに勿体無いが、年齢を考慮して減らす事にした。此処以外では運動は絶対にしない。きっちりと時間が決められている講習には行けないし、先生に来て頂いても来客や電話でやれる事はない。適当な時間に行き、好きなだけやってこられるセントラルは近くて有難い存在だ。ひとりだと危ないので身辺にあるお菓子、果物の類は昨日のうちに処理してやれるものはやってしまった。うっかり手近にあろうものならすぐ手が伸びる。以前はお菓子類はあまり食べなかった。私は三度のご飯でおなかが一杯になる。塩をつけて握ったおにぎりは最高で典型的な日本人だ。最近血糖値を気にしてご飯を測って食べるようになって以来、慢性的な飢餓状態になり、お菓子にでも何にでも直ぐに手が伸びるいやしいばあさんに成り果てた。無ければ食べない。一人では買いに行けませんから・・・