他者様のブログの似顔絵理論を(勝手ながら)ソシャクし、視覚化させて頂きました。
(デフォルメ似顔絵の描き方.comより)
似せる行為と、面白くする行為というのは、別の場合があるんだと教えて頂きました。
似ているけど面白くない、面白いけど似ていない、なんてことはよくありますものね。
これは「イメージ」という言葉のあいまいさを表していると思います。
イメージの語源は、イマーゴから来ていて、「肖像」という意味があるそうです。(「肖像のエニグマ」より)
けれど、現在日本で使われているのは
「心に思い浮かべる像や情景。ある物事についていだく全体的な感じ。」
という意味です。
ここで注意しなければいけないのは、主観的と客観的(個人的と第三者的)イメージとがあるということです。
大多数が抱く共通のイメージというものがあります。
それを客観的、第三者的イメージと言うことにすると、「自分にはこう見える」という主観的、個人的イメージがあると思います。
客観的イメージだけで描くと、普通の面白くない絵になってしまいます。
けれど、個人的イメージだけで描くと「似ていない」となります。
そして、イメージではなく、事実というのもあります。
高倉健さんは、一般的なイメージでは「不器用もの、寡黙」ですが、実際には「おしゃべりで器用で、気さく」だったりする、などです。
また「イメージを全く持たない人」も少なからずいて、全ての人に「似ている」と思わせることは不可能に近く、それを要求されるときは写実的に描くしかない場合もあります。
まとめとして、客観的なイメージも意識しつつ、主観的なイメージを育てていかないと、個性的な似顔絵は描けないのかもしれないと思いました。
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