お絵描き日記~イラストレーター照井正邦

職人、照井正邦の似顔絵、意匠など。画力の向上を目的に練習しています。

目をつぶったときにみえるもの(雑記)

2013-03-07 13:06:56 | 雑記
公募用の作品を20点ほど作っていました。
オープンコンペ形式がもっと広がればいいのですが、デメリットもあるので難しいのでしょうね。
流石に疲れましたが、自分なりのイメージを形にできるようになってはきました。
それをまだ似顔絵にはいかせないのですが(^^;

ところで、サイケデリックアートのきっかけ(らしいです)となった、
目をつぶったときにみえるもの
あれは何でしょうね。


(ボツ作品)

その画像を作品にしてみたのですが、フロイトだったら、全て「性的なもの」にされてしまいそうです。
私としては、性的以外の意味のもの、または無意味なものもあるように思います。

なかには、めをつぶっても「真っ暗なだけ」という人もいるようです。
感度が高い人や、薬物をやっている人は、目を開けていても見えるらしいです。

さすがに、幻視状態になったら、生活に支障をきたすので、
今の「よくつぶっていないとみえてこない」という私の状態は、
創作には歯がゆいですが、ちょうどよいかもしれないと思ったりします。

無意識に見える画像を再現して、果たして自分の作品と言えるか?
という問題があります。

なので、似顔絵にしても、褒められても、自分の作品という意識が薄いので、あまり嬉しくなかったりする場合もあります。

けれど、意識ばかりで作った作品は、カタくツマラナイ場合が多いのは確かで、無意識に連戦連敗な感があります。
詳しくは分かりませんが、無意識を怒らせては大変なので、ほどほどに私に力を貸して下されば嬉しいです、くらいに思っています。

そのためにも、休息は大事ですね。イメージが噴出するスパイラルに入れば、よい作品もできるかもしれませんが、それが制御不能になったら、たいへんです。

「無意識などない」という先生もいましたが、いつも怒ってカリカリしたり、狼狽したりしていたのを覚えています。
その行為を「意識的に表現していたなら、役者になれるな」などと思ったものです。

また、イメージという言葉を嫌う先生もいましたが、それは何でも説明をイメージでかたずけてしまうのがよくないのであって、イメージは大事だと私は思います。

一人でもの作りするときは、他者との対話が出来ない分、内なる他者や(主観的)イメージは大事になってくると思います。
それは、会議やブレストの否定につながりやすいので、デザイナーさんとは行き違う可能性が高いです。
アートとデザインとの壁とも言えます。
でも、トップクラスの創作者は、壁などなくおんなじに見えるのですけどね。


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