新潟の野鳥・フィールドノート

新潟で観察した野鳥を写真で紹介します.野鳥の日常生活に光を当てられたらいいなーと思っています.

ヒヨドリ 雪の中で命を繋ぐ

2018-02-17 06:55:54 | ヒヨドリ科
ヒヨドリ 学名・Hypsipetes amaurotis 英名・Brown-eared Bulbul

 一面の雪.

 その中で,何かを啄む1羽のヒヨドリ.

 取り残された一株の茎葉が,このヒヨドリの命を繋ぐ.

ヒヨドリ
撮影日時 2018.02.14 撮影場所 新潟県新潟市


ヒヨドリ
撮影日時 2018.02.14 撮影場所 新潟県新潟市


ヒヨドリ
撮影日時 2018.02.14 撮影場所 新潟県新潟市


ヒヨドリ
撮影日時 2018.02.14 撮影場所 新潟県新潟市


ヒヨドリ
撮影日時 2018.02.14 撮影場所 新潟県新潟市


ヒヨドリ
撮影日時 2018.02.14 撮影場所 新潟県新潟市


ヒヨドリ
撮影日時 2018.02.14 撮影場所 新潟県新潟市

 
 この2日後(2月16日),ヒヨドリの命を繋いだ一株の名がわかりました.

 雪解けが進み,姿を現したのは芽キャベツでした.

 ヒヨドリの食み跡が残されていました.

 そして,芽キャベツの畑にはもうヒヨドリの姿はありませんでした.

撮影日時 2018.02.16 撮影場所 新潟県新潟市




ヒヨドリ 空中戦

2017-10-17 05:31:17 | ヒヨドリ科
ヒヨドリ 学名・Hypsipetes amaurotis 英名・Brown-eared Bulbul

 「ピーヨ ピーヨ」と鳴き騒ぐヒヨドリ.

 空中戦です.

 よく見かける光景ですが,なかなか撮影できません.

 これから冬を迎えます.

 ヒヨドリは,餌の実がなる木になわばりを設定して侵入者を追い払います.

ヒヨドリ
撮影日時 2017.09.29 撮影場所 新潟県新潟市


ヒヨドリ
撮影日時 2017.09.29 撮影場所 新潟県新潟市


ヒヨドリ
撮影日時 2017.09.29 撮影場所 新潟県新潟市

沖縄探鳥行-9 ヒヨドリ 亜種・リュウキュウヒヨドリ

2017-04-09 05:41:51 | ヒヨドリ科
ヒヨドリ 学名・Hypsipetes amaurotis 英名・Brown-eared Bulbul
 亜種・リュウキュウヒヨドリ 学名・Hypsipetes amaurotis pryeri
 亜種・ヒヨドリ       学名・Hypsipetes amaurotis amaurotis 

 沖縄探鳥行の第9弾は,ヒヨドリの亜種であるリュウキュウヒヨドリです.

 亜種・リュウキュウヒヨドリは,琉球諸島と宮古諸島に留鳥として生息しています.

 亜種・リュウキュウヒヨドリは,全体が濃色で,背は暗石盤灰褐色,喉以下は全体に栗色を帯び,喉には栗色の明瞭な帯があります.

 トカラ列島と奄美諸島には,亜種・リュウキュウヒヨドリよりも体色が淡い亜種・アマミヒヨドリが生息しています.

 与那国島を除く八重山諸島には,亜種・リュウキュウヒヨドリよりも全体が濃色で,背が暗石盤褐色,喉には多少石盤色を帯びた濃い栗色の明瞭な帯があり,それ以下の体の下面が一様に栗色で,所々にクリーム色の斑点が点在している亜種・イシガキヒヨドリが生息しています.

 琉球諸島には,亜種・ヒヨドリが冬鳥として渡来していますが,体色が明らかに淡く,間違えることはなさそうです.

 比較,参照のために亜種・ヒヨドリの画像を添付します. 

ヒヨドリ 亜種・リュウキュウヒヨドリ
撮影日時 2017.03.22 撮影場所 沖縄県・国頭村


ヒヨドリ 亜種・リュウキュウヒヨドリ
撮影日時 2017.03.22 撮影場所 沖縄県・国頭村


ヒヨドリ 亜種・リュウキュウヒヨドリ
撮影日時 2017.03.22 撮影場所 沖縄県・国頭村


ヒヨドリ 亜種・ヒヨドリ
撮影日時 2017.03.26 撮影場所 新潟県新潟市

沖縄探鳥行-4 シロガシラ

2017-03-30 05:08:06 | ヒヨドリ科
シロガシラ 学名・Pycnonotus sinensis 英名・Light-vented Bulbul

 沖縄探鳥行の第4弾は,シロガシラです.

 シロガシラは,行く先々で観察することができました.スズメよりも多いという話は本当でした.

 民宿の朝,はじめて聞いた野鳥の声がシロガシラでした.

 ヒヨドリの仲間ですが,はるかに色彩が豊かでした.

シロガシラ
撮影日時 2017.03.22 撮影場所 沖縄県・国頭村


シロガシラ
撮影日時 2017.03.22 撮影場所 沖縄県・国頭村


シロガシラ
撮影日時 2017.03.22 撮影場所 沖縄県・国頭村


シロガシラ
撮影日時 2017.03.22 撮影場所 沖縄県・国頭村


シロガシラ
撮影日時 2017.03.22 撮影場所 沖縄県・国頭村


シロガシラ
撮影日時 2017.03.22 撮影場所 沖縄県・国頭村


シロガシラ
撮影日時 2017.03.22 撮影場所 沖縄県・国頭村

ヒヨドリ 綺麗な下尾筒

2017-01-26 05:48:12 | ヒヨドリ科
ヒヨドリ 学名・Hypsipetes amaurotis 英名・Brown-eared Bulbul

 ヒヨドリ.どこででも見られる身近な野鳥です.庭の植え込みの中に巣をかけ,ひなを育てることもあります.下尾筒の鱗模様が綺麗です.

 下尾筒(かびとう)とは,尾羽を覆っている腹側の羽毛です.背側の羽毛は,上尾筒(じょうびとう)といいます.この部分の色や模様は,よく似た仲間の識別に役立つことが多いようです.図鑑などでよく出てくる用語です.

ヒヨドリ
撮影日時 2017.01.25 撮影場所 新潟県新潟市


ヒヨドリ
撮影日時 2017.01.25 撮影場所 新潟県新潟市


ヒヨドリ
撮影日時 2017.01.25 撮影場所 新潟県新潟市


ヒヨドリ
撮影日時 2017.01.25 撮影場所 新潟県新潟市

ヒヨドリ 卵殻

2016-08-02 05:25:32 | ヒヨドリ科
ヒヨドリ 学名・Hypsipetes amaurotis 英名・Brown-eared Bulbul

 暗い林道を歩いていると,青白く浮かび上がる物が落ちていました.ヒヨドリの卵殻でした.ヒナが孵り,親鳥がここまで運んできたのでしょうか?

 触ってみると,薄く,すぐに壊れそうなほど弱々しいものでした.

ヒヨドリ 卵殻
撮影日時 2016.08.01 撮影場所 新潟県新潟市


 今日からまた,新潟を留守にします.投稿の再開は,8月6日になる予定です.その後は,時間的な余裕ができそうです.幸運の女神を求めて彷徨い歩くつもりですが,果たして出会うことができるでしょうか.

身近な野鳥 ヒヨドリ

2016-03-05 05:16:38 | ヒヨドリ科
 ヒヨドリ 学名・Hypsipetes amaurotis 英名・Brown-eared Bulbul

 ヒヨドリは,身近に観察できる野鳥です.住宅地の小さな庭や公園など何処ででも姿を見,声を聞くことができます.あまりにも身近な存在なので,注意を引くことの少ない野鳥かもしれません.

 北海道など寒いところで繁殖したヒヨドリは,秋になると暖かいところへと移動します.新潟では,特に春の渡りが目に付き,時には数千羽の大群を観察することもあります.空を蔽いつくすほどの黒い帯は,まさに壮観です.

 最近,海岸の松枯れが深刻です.枯れた松がポツンと立っている姿は,無惨なものです.その下に,ヤツデやカクレミノなど庭に植えられる木が生え広がっています.これらの実はヒヨドリの好物です.多分,優秀な種子散布者である彼らが運んできたものなのでしょう. 

ヒヨドリ
撮影日時 2016.03.04 撮影場所 新潟県新潟市


ヒヨドリ
撮影日時 2016.03.04 撮影場所 新潟県新潟市


 

ヒヨドリ 雪の上でキャベツを喰らう

2016-02-08 08:22:06 | ヒヨドリ科
 ヒヨドリ 学名・Hypsipetes amaurotis 英名・Brown-eared Bulbul

 雪に埋もれた畑に,取り残されたキャベツが転がっていました.その周りを10数羽のヒヨドリが飛び回っています.夢中でキャベツに喰らいついています.軟らかくて美味しいキャベツを取り合って争いもおきます.ほとんどのヒヨドリの口の周りが黄色いのは,どこかでツバキかサザンカの蜜でも吸ってきたからでしょう.

 そういえば今朝,家の軒下にぶら下げられた鷹の爪(トウガラシ)の束にヒヨドリがとまり,啄ばんでいるのを見ました.辛くないのかと,驚いてしまいました.降り積もった雪は,野鳥たちの命の糧を覆い尽くしてしまいます.ヒヨドリたちにとって,普段は口にしないものでも食べざるを得ないのでしょうか?

ヒヨドリ
撮影日時 2016.02.07 撮影場所 新潟県新潟市


ヒヨドリ
撮影日時 2016.02.07 撮影場所 新潟県新潟市


ヒヨドリ
撮影日時 2016.02.07 撮影場所 新潟県新潟市


ヒヨドリ
撮影日時 2016.02.07 撮影場所 新潟県新潟市


ヒヨドリ
撮影日時 2016.02.07 撮影場所 新潟県新潟市


ヒヨドリ
撮影日時 2016.02.07 撮影場所 新潟県新潟市