爺さんが伝えたいこと

寡黙に生きて来た爺さんが、一つの言葉ででも若い人達の役に立つならば、幸いです。

神社とは

2021-06-10 22:34:14 | 日記
神社とは、神が降臨し寄り付く聖地である。

もともとの神社には、建物などが無く、大きな岩や高い木の立つ場所、そのものを意味した。

こうした場所は古来、神が降臨し、寄り付く聖地とされ、人々は折に触れ、そこで祭りを行った。

神社は、ヤシロ(社)とも、呼ばれる。

ヤとは「屋」で、祭りの際に作られる仮の祭壇、シロは「代」で、神霊が宿るところ、もしくはシル(領有する)という意味であるとも言われ、具体的には御神木、御神体、幣帛(へいはく)、榊(さかき)を指す。

あるいは、巫女を意味する事もある。

つまりヤシロとは、神を招き、饗応する為の祭壇と、その神を降ろす巫女の総称なのである。

今日のように、神社の境内に建造物が設けられる様になったのは、仏教寺院の影響が大きい。

仏教寺院の建築は、舎利を納める仏塔や仏を目に見える形で表した本尊を中心に発展した。

神社建築も同様で、磐座(いわくら)や聖所を注連縄(しめなわ)で囲み、その前に幣帛を立て、神のヤシロとした。

その後、それらの御神体を遥拝(ようはい)する建造物として発展したのが、今日の拝殿にあたる建物である。

この拝殿内には、鏡、太柱、石などの御神体が常設される様になっていく。

以後、各地の神社は、それぞれの祭神、歴史、文化を背景として、時代と共に変容し、さまざまな形態を持つにいたるのである。



相場は自分で作れ

2021-06-10 20:48:58 | 日記
誰だって、何かを判断する時はその「基準=相場」を必要とするものだ。

しかし、それが自分の知らない分野の場合、相手から提示された「基準」をそのまま受け入れるしかないが。

たとえば、男性なら彼女から「本当は○○ブランドが欲しいんだけど、高すぎて負担を掛けちゃうから、◎◎でいいよ」と申し訳なさそうにおねだりされ、言われるがままにプレゼントを購入した事がある人は多いのではないのか。

これはフレーミングという心理テクニックなのだ。

彼女は、先に高いブランドを男性に示す事で、少し遠慮しました的な「相手を気遣うアピール」を見事に果たした例なのである。

「一般的には1万円の所をわが社は7000円でお売り致します!」などの広告をよく見るが、アレも同じ心理なのだ。

本当に1万円が相場なのかは微妙でも、相手に押し付け、信じさせた方が勝ちなのである。

最初に「相場はこれこれです!」と言い切り、「でも、自分はそれよりこれだけお得、便利、優秀」と付け加えるだけで、人は勝手に納得するどころか、感心すらしてくれるのだ。

これが気持ちよく買わせるテクニックなのだ。

売る方も買う方も、気持ちよく過ごせれば、お互いに幸せなのかもしれないのだが。







自信が有るなら相手を選べ

2021-06-10 15:50:00 | 日記
画期的なプランを考えついた時、多くの人に伝えて承認を得たいと思ってしまう。

その為には、重役が居並ぶ会議の席で、自信満々にプレゼンを行う。

しかしこの方法では、よほど内容が充実していないと、かんばしい結果を得る事は難しい。

貴方がそれなりの地位にいたり、今まで結果を残しているのなら、重役連中も聞く耳を持つだろう。

だが、そうでないのなら、一人でも反対意見を持つ人がいると、ほぼ全員が同調してしまう。

こんな時は地位や実績のある人に絞って、プランを提案すること

最初はいろんな指摘も受けるだろうが、修正を加えながら粘り強く伝え続けると、やがて承認を貰える。

そのあと、自分のものではなく、その人のプランとして会議に提出して貰う。

大切なのは内容よりも、「誰の意見」かと言う事だ。

裏付けがないと、人を納得させるのは難しい。

横取りされた様な気になるかも知れないが、それを重ねて行けば、やがて自分の実績に繋がって行くものだ。

手間を掛けなければ、実績は身に付かないと言う事だ。