爺さんが伝えたいこと

寡黙に生きて来た爺さんが、一つの言葉ででも若い人達の役に立つならば、幸いです。

結婚指輪は左手薬指

2021-06-02 21:59:54 | 日記
結婚指輪は、なぜ左手薬指にはめるのか。

古代ギリシャでは「人体には恋の血管というものがあり、それは心臓からまっすぐに伸びて、左手薬指につながっている」と考えられ、古くから神聖な指と見なされていたのだという説。

ほかには、「左の薬指は、指の中で最も動きが少ないので、指輪を落としたり、傷つける可能性が低いからだ」という説もある。

また薬指は「創造を意味する指」と言われていて、「結婚とはこれから新しい家庭を築いていくこと」という意味から、薬指にはめるのだという説。

どの説が本当かは定かではないが、いつの間にか、左手薬指が結婚指輪の定番となったらしい。

もっとも世界の国を見渡してみれば、いまでも、必ずしも左手の薬指に限定という訳でもないらしい。

オーストリアやデンマーク、ドイツでは、結婚指輪は右手の薬指にはめるのがふつう。

またロシアでは、結婚前の婚約指輪は左の薬指に、結婚後は右の中指にはめるという。

さらに中国の一部の地域では、左の中指にはめるし、台湾では女性が右手の薬指、男性が左手薬指にはめるとか。

結局、幸せならどの指でもいいのかも。



失敗しない為に

2021-06-02 17:12:39 | 日記
建売住宅を買う時は、現地に足を運び、外観・環境・間取り、そして階段や台所の使い勝手を見て、子細に検討するもの。

一生で個人の買物で一番高いのは、住宅ではないのだろうか。

外観や見た目に惑わされて、買い急ぎしない様に注意をされたい。

後で後悔する事の無い様に、注意点をお伝えしておきたい。

建売住宅を選ぶコツは、じつは見た目に惑わされない事にある。

極端な事を言えば、内装は後からいくらでも変えられる。

それよりも、その家がどれだけ頑丈であるかの方が数段重要なのである。

つまり、家の基礎と天井裏をしっかり見る事こそ、家の正しい選び方と言える。

現地に着いたら、まず押し入れの天井板を外して、天井裏を覗く。

そして建材の太さ、骨組みなどがしっかりしているかをチェックする。

建築に詳しい友人や知人に見て貰うと、より安心だ。

また、手抜きの基礎工事では、コンクリートの打ち込みが浅い例が多い。

細い棒を、基礎に向けて斜めに差し込み、コンクリートに当たる感触がなければ手抜き工事だろう。

こんな住宅を、外観や内装が気に入ったからと購入しても、何年か後には後悔する事になりかねない。

天井裏と基礎工事こそが、建築業者の誠意と実力が隠されているのだから。









釣果なし

2021-06-02 14:53:21 | 日記
魚釣りで釣れない時に、なぜ坊主というのか。

これはなかなかの難問。

「坊主」と言うのは、釣りでまったく釣果の無かった事を言う言葉で、昔から使われて来たし、釣りをしない人でも知っている。

ところがその語源には、なかなかたどり着けない。が、いくつかの説は浮かび上がってきた。

一つはお坊さんの頭が数字の「0」に見えるから、確かにそうも見える。

もう一つはお坊さんの頭に「毛がない」から。

「魚っけがない」に引っかけた説だが、どちらも説得力に欠ける。

さらにもう一つの説は、そもそもお坊さんは仏教の伝道者である事から来た説だ。

仏教では殺生が禁じられている。

多くの宗派は解禁しているが、今も戒律の厳しい宗派では、精進料理のみを食べて、殺生もご法度だ。

釣りも当然の如く殺生となる。

釣果がまったく無かった日は「殺生もせず、まるでお坊さんの様だった…」から来るという説である。

この説が一番説得力がありそうではある。

しかし、詳しい所は解らない様だ。