爺さんが伝えたいこと

寡黙に生きて来た爺さんが、一つの言葉ででも若い人達の役に立つならば、幸いです。

「なるようになる」はならない

2022-06-22 23:04:01 | 日記
人間はいつ死ぬか判りません。

しかし、時の流れに身を任せて、何の目的もなく毎日を送ってしまうと、何も出来ずに一生は終わってしまいます。

また、死期が近づいて来てから、慌てて何かやろうとしても、大した事は出来ません。

そうならない為には計画が必要です。

何歳までに何をやり、何歳までに何をやる、と言う様に具体的な目標を立てて、実行スケジュールを作成するのです。

頭の中で漫然と考えているだけでは、ダメです。

ノートを一冊作って書いてみれば、計画は明瞭になります。

後で読み返す事も出来ます。

自分は一生掛けて何をやるのかと言う事を、自らに問うてみるのです。

なるようになるさと軽く考えていると、必ず後悔します。

人生の明確な計画を立てて、その目標に向かって日々一歩ずつでも、前進する事です。



「果報」は起きてこそ

2022-06-21 08:11:38 | 日記
チャンスは待ってさえいれば、与えられるモノでは有りません。

何もせずにただチャンスが来る事を待っているだけでは、チャンスを手にする事は出来ないのです。

また、いくらチャンスを待っても、本人に実力や可能性が無ければ、そのチャンスを生かす事は出来ません。

チャンスを手にしたいと思うなら、自分で取りに行く位の気持ちが必要です。

チャンスは必ず後から付いて来ると考えて、自身の実力の向上に努めるべきです。

実力を高めて、チャンスを呼び込むのです。

実力さえ有れば、チャンスの方から近づいて来ます。

逆に実力が無ければ、チャンスが来ても生かす事は出来ません。

チャンスを生かせるだけの、実力を養うべきです。




その気になれ

2022-06-17 15:50:03 | 日記
自分は何の為にこの世に生まれ、こうして生きているのだろうか、と考えてみた事があるでしょうか。

世の中には何の目的も持たずに、ただ何気なく時が過ぎて行くのを、見送ってしまっている人がいます。

また、自分の一度きりの人生を会社や他人に任せてしまって、言われるがままにしか動こうとしない人もいます。

他人や会社の為にでなく、自分の為に生きているのではないですか。

どうせ自分には大した事は出来やしない、と諦めてしまってはいないでしょうか。

人はその気になれば、かなりの事がやれる筈です。

その障害となっているのは、環境ではなく自分の心なのです。

目的の達成に向けて地道な努力を続けていれば、道は大きく開けてきます。

平坦な道ではないかも知れません。

時間だって相当掛かるかも知れません。

しかし、この道を希望に燃えて歩んでこそ、必ずよい満足が得られるものなのではないですか。




「楽しい人生」だったと言える

2022-06-14 15:12:41 | 日記
最近は、金に価値を求める人の増加が、目に付きます。

新聞を広げて見れば、金とは関係のない記事を探すのに、苦労する程ですし、財テクを始めとするマネーゲームに、心を奪われてしまっている人の数も、決して少なくない様です。

昨今も日本中大騒ぎとなった事件も、こうした社会現象を背景として、発生したと言えるかも知れません。

確かに金に大きな価値観が、有る事は事実です。

しかし、だからと言って金が最高の価値であり、人が何としても求めるべき価値であるかと言うと、決してそうでは有りません。

金はあくまでも生きて行く手段で有って、目的では無いのです。

大切な事は、より高い人格を身に付ける為に、努力すると言う事です。

金をいくら積み上げても、人格を買う事など出来ないでしょう。

金を人生の目的とせず、最期の最期に「空しい人生だった」と絶対後悔しない、そう言う価値観を育むべきなのでは。





一度きりの人生

2022-06-11 08:03:51 | 日記
街を歩いていると、目を見張るような豪邸に出合います。

「凄い家だなあ。こんな豪邸に住んでいる人は、どんなに立派な人なのだろうか。会ってみたいものだ」と思うことがよく有ります。

しかし、よく観察してみますと、高い塀の上に、鋭く割られたガラスの破片が、上を向いて差して有ります。

もちろん、泥棒の侵入を防ぐ為でしょうが、豪邸の住人の心の頑な面を、よく表しているものと、思わずにはいられません。

恐らく誰に対しても、ガラスの破片を研ぎ澄まして、迫ってくるような人なのでしょう。

人は富を手にすると、頑なになり守りを固め、取られないように、他人を遠ざけるようになります。

これでは折角の富が、人生を詰まらなくするだけでは、ないでしょうか。

折角生きているこの一度の人生を、もっと心豊かに生きる心掛けが必要です。