爺さんが伝えたいこと

寡黙に生きて来た爺さんが、一つの言葉ででも若い人達の役に立つならば、幸いです。

人間模様25

2021-09-30 05:58:08 | 日記
「若すぎる顔をした人」

10代、20代ならいざ知らず、40にも50にもなって、まるで子供の様な顔をした人はいる。

必ずしも、その人のせいではないにせよ、今まで歩んで来た人生が顔に表れない人は、ちょっと注意を払った方がいい。

「40を過ぎたら、自分の顔に責任を持て」とも言われている。

つまり、40年も生きれば、培った人生経験が表情に出てくるものだ。

にも関わらず、いつまで経ってもツルンとした幼顔は失敗を経験せず、苦労にも乏しい人だと指摘されても仕方がない。

そして、この手の人はわがままで傲慢。

自分の思い通りにならないと、機嫌が悪くなったり、ヒステリーを起こしたりする。

ITバブルが華やかだった頃、急成長した某IT企業の役員たちは、みんな年齢より若く見えた。

その後、証券取引法違反の罪で捜査が入り、多くが逮捕されたのは周知のとおりだ。





人間模様24

2021-09-29 09:45:30 | 日記
「優しさをアピールする人」

若い女性に好みのタイプを訊ねると、必ずと言って返ってくる答えが「優しい人」。

実際に誰にでも優しい人は存在するし、人を思いやる人と一緒に過ごせば、心も穏やかになるだろう。

しかし、自分で自分を「優しい」とアピールする人は要注意だ。

そもそも「優しい」とは、第三者が判断する事なので、自分が率先して口にすべき言葉ではない。

にも関わらず、「私は優しい」と言う人は、世間の「優しさ至上主義」に踊らされ、そんな自分を演じているに過ぎない。

この手の人は、自分の行う「優しさらしきもの」と同じ慈しみを求めたりもする。

それが与えられないと逆ギレし、暴力を振るう事もある。

「付き合いだした頃は優しかったのに、今は人が変わった様に…」と女性が訴える、DV男にはこのタイプが多いらしい。




人間模様23

2021-09-28 08:09:32 | 日記
「負けず嫌いな人」

負けず嫌いな人は結構いる。

それが「今日は負けたけど、明日は頑張る」という上昇思考ならいいが、特に努力もしないのに「負け」という現実や言葉だけに敏感な反応を示すのは、自分の能力のなさを自覚しているに他ならない。

「これでは負けたけど、あれでは勝てる」という潔さもないから、ヒステリックに感情を荒たげる。

そんな人と勝ち負けを競う場面に出くわしたら、大人しく勝ちを譲る方が賢明ではある。



人間模様22

2021-09-27 07:09:22 | 日記
「大声で話す人」

常に大きな声でなく、話しているうちに徐々に大きな声になる人がいる。

この手のタイプは、情緒不安定な人が多い。

つまり、話している内に気分が高揚し、自分の世界に没入してしまうのだ。

だから、周囲に気を配る事を忘れ、迷惑も省みず声のトーンを上げてしまう。

また、いわゆる「調子に乗る」タイプでもあり、イベントやお祭りなどでは我を忘れてはしゃいでしまう。

酒を飲むとその傾向はますます顕著となり、誰かに注意を受けるまで、その行為は続き、我に返った時に自己嫌悪に陥ってしまう。

ただ、声が大きくなる事だけが迷惑なタイプなら「少しうるさくなったな」という時点で、それとなく忠告してあげればいいだけの話だが。




人間模様21

2021-09-26 08:51:47 | 日記
「自分だけじゃないと言う人」

マンションの杭打ちデータの改ざんが露呈し、その後多くの企業で同じ様な誤魔化しが発覚した事があった。

そんな関係者の心の奥には「ウチだけじゃない」「どこでもやっている」という言い訳がましい思いがあるに違いない。

そんな「自分だけじゃない」という言葉で責任や罪から逃れ様とする人は、視野の狭い幼稚な小悪人と言える。

子供はよく「皆もやってた」と、言い逃れ様とする。

だが、その「皆」の数は2、3でしかなかったりする。

これは、自分自身を取り巻く社会の広さが認識出来ていないからだ。

そして「皆がしていた」は「あの人もしていた」に通じ、自分が危機的状況に陥った時、第三者に責任をなすり付けたりもする。

こんな子供じみた卑怯者が、大会社の重要なポストに就いたりするから、世間という物は恐ろしいのだ。