爺さんが伝えたいこと

寡黙に生きて来た爺さんが、一つの言葉ででも若い人達の役に立つならば、幸いです。

厳島の火と水

2021-06-08 23:25:34 | 日記
瀬戸内海に浮かぶ厳島(いつくしま・宮島)には、世界文化遺産に登録された厳島神社がある。

海に浮かんでいる様に見える大鳥居は、特に圧巻だ。

この島は古代から神が住む島として、島全体が祟められてきた。

厳島の名称も「神をいつく(斎)」つまり神に仕えると言う所からきている。

その為、人が住んではいけない、田畑を作ってはいけない、木を伐採してはいけない、と言った数々のタブーが存在していた。

また、神社の背後にそびえる弥山(みせん)も神域とされている。

これも神がいるとされる霊山に、しばしば付けられる名前だ。

そんな霊威に満ちた場所だからか、厳島では「宮島の七不思議」「弥山の七不思議」など、いくつもの伝承が語り継がれている。

しかし、これが単なる伝説とばかりは言いきれないのだ。

科学では説明出来ない様な、謎の現象が実際に起きている。

その一つが、不消霊火堂(きえずのれいかどう)にある「消えずの火」である。

これは弥山で修行をしていた弘法大師(空海)が、護摩焚きを行った時の火で、それ以来一度も消えた事がないと言う。

それが事実なら1200年以上燃え続けている事になる。

消えずの火の上に茶釜が掛かっているが、中の水も決して沸騰しないらしい。

消えずの火で沸かしたお湯は万病に効くと言われる。

そのほか、1月6日の夜だけ海上に奇妙な燈火が現れると言った、怪現象も目撃されている。

厳島神社には、人智を超えた何かの力が働いているのかも知れない。








飛行機の発着時間とは

2021-06-08 17:04:49 | 日記
空港の巨大パネルには、飛行機の便ごとの発着時間が表示されている。

多くの人は、べつだん不思議に思う事もなく、それを眺めているだろうが、ちょっと待って!この発着時間、つまり出発時間と到着時間とは、いったいどの時点の事を言うのだろうか。

通常、民間航空会社では「離陸の為にその場所を離れた時刻」を出発時間、「地上滑走を終えて、停止した時刻」を到着時間と定義している。

だから、搭乗者が到着時間の定刻に、ロビーに姿を現すなんて事は、飛行機が定刻前に到着しない限りあり得ないのだ。

これって案外、知られていないかも。



褒め言葉ランク

2021-06-08 08:21:27 | 日記
人から褒められるのは嬉しいものだが、そこに何か魂胆が有ったら話は変わって来る。

単に「お近づきになる為のお世辞」な場合も多々あるので、相手がどんな気持ちで言っているのかを、確認したいものだ。

そこで褒められてもすぐ「嬉しい!」と全面的に喜ばない事。

「ありがとうございます。ただ、ここがうまく行かなくて」と、お礼の後、自分なりに気になっている短所や失敗も付け加え言ってみるのだ。

単にその場のお世辞で褒めた人は「そんな事ないですよ~、大丈夫!」と言った、軽い返事が返って来るはず。

しかし本気で褒めてくれている人なら、貴方のその謙虚な姿勢になおさら好意を持ち、「じゃあ今度こうしてやみたらどうでしょう?」と、次に繋がるアドバイスをしてくれる筈だ。

もしくは、そのまま相手を褒め返し、様子を見ると言う手もある。


褒め返した途端に自分の話をイキイキと喋って来た場合は、単に自分を褒めて欲しくて、先手を打っただけなので、相手にしなくても構わないのだ。