爺さんが伝えたいこと

寡黙に生きて来た爺さんが、一つの言葉ででも若い人達の役に立つならば、幸いです。

一瞬でる本心

2021-06-05 20:10:33 | 日記
普段、とても冷静な人でも、ずっと能面の様に同じ表情を保つのは至難の業だ。

人間なら誰しも一瞬隙が出て、本当の感情が現れるものだ。

これを精神分析学的に「微表情」と呼ぶ。

たとえば、ウソをついた直後、つい舌で唇を舐めてしまう、不安な時は頻繁に髪を触り、恥ずかしい思いをした時はおでこを触ってしまう。

これらは見分けが着きやすい例だ。

誰もが、自分の行動を振り返って「ああ、確かに!」と思い当たるだろう。

さらに、片方の口角だけが一瞬上がる(軽蔑)、眉間に皺ができる(怒り)など、よほど経験を積まねば見逃してしまうレベルのものもあるが、この「ほんの少しの変化」ほど、相手の真意が無意識に漏れ出たものだといえる。


相手の関心が出る部分

2021-06-05 16:07:30 | 日記
合コンでの一幕。お気に入りの彼女がライバルAとBの間に座り、BはAに負けまいと猛烈アピールをする。

彼女は、体はAの方に向けたまま、顔はBの方を見て笑顔で話を聞いている。

さて、彼女が気が有るのはどっち。

ずばり、Aだと思って間違いない。

実は、「人のおへその向きは、関心有る対象の方を向く」という研究結果が出ている。

おへその辺りは人間が集中する時、最も力が入る重要な部分。

確かに苦手な相手や、興味のない方向に、それを無意識に晒す事はしない気がする。

つまり、彼女は視線をBに向けて話を聞いているものの、お近づきになりたいと思っているのはAという事だ。

「でも視線はずっとBだったし」と思い込む人も多いだろうが、少しでも気配りの有る女性なら、アプローチの激しい方に顔をむけるもの。

本音は「体の中心」が物語っている。