爺さんが伝えたいこと

寡黙に生きて来た爺さんが、一つの言葉ででも若い人達の役に立つならば、幸いです。

他人の忠告は天の声

2022-09-30 21:51:19 | 日記
人は誰でも最初のうちは、謙虚に他人の声に耳を傾けるものです。

上司や先輩の声に従わなければ、仕事など出来ないからです。

ところが時が経ち仕事にも慣れてくると、謙虚さが失われ、他人の声を無視する様になってしまいます。

今さらそんな事を言われなくても判っていると、逆に腹を立てるケースもある様です。

どんな内容の忠告でも感謝して、その忠告を受けるべきです。

忠告の声を遮ってしまえば、次から忠告を受けられなくなるかも知れません。

ですから自分が判っている事を忠告されても、無視してはならないのです。

何か忠告されたら、よく言ってくれたと感謝すべきです。

そうすれば、人はまた忠告してくれます。

他人の忠告に素直に耳を傾けていけば、結局得するのは自分なのです。

信頼関係に傷がつく事もなく、人としても大きく成長出来るのです。





虎穴に挑め

2022-09-20 21:30:03 | 日記
安全を第一に考えて、折角のチャンスを自ら捨ててしまうというケースを、目にする事があります。

危険を冒したくないという気持ちは解りますが、チャンスには危険が付きものです。

危険を恐れ、回避しようと思えば、何も出来なくなってしまいます。

十年、二十年経っても、何の進歩も得られないのです。

人は危険に挑み、時には失敗し、それを教訓にさらに挑み、そして危険を克服してきています。

過去の危険は今の危険ではなく、今の危険は明日の危険では無いのです。

その為には、人は危険に挑み、克服しなければならないのです。

安全かどうかを考えるよりも、危険を最小限に抑える為には、どうすれば良いかを考えるべきです。

危険を避けるのではなく、危険に挑み克服する為に、チャンスは有るのだと認識して、積極的に危険に挑んで行く事が重要なのです。






視点を変えよ

2022-09-16 22:37:15 | 日記
人がモノを見る時、いくつも視点を持っているかが重要です。

一つの視点からしかモノを見られない人は、結論を急いでしまいます。

しかし、ある方向からは見えなくても、別の方向からは光が見えてくるという事もあります。

ある研究者が珍しい糊を作り出したのですが、周囲の人は誰も彼を相手にしようとはしませんでした。

なぜならその糊は、接着力の極めて弱いモノだったからです。

しかしその糊は、接着剤としては使えなくても、栞としてつかえるかも知れないと、考えたのでした。

そして今、その商品は店頭に並べられて、多くの人に愛用されています。

つまり、ある視点から見てまったく利用価値がなくても、少し視点を変えてみるだけで、高い利用価値が生じる事もあります。

一方からだけ見て判断せずに、色々な方向からモノを見る習慣と目を養えば、それだけ心の幅の有る人間になれるのです。

 

必ず出来るやり遂げる

2022-09-15 11:57:31 | 日記
仕事を成功させる為には、能力も必要でしょうが、それ以上に必要とされるものが気持ちです。

客観的に荷が重いと思える仕事を、こちらの期待を見事に裏切って、やり遂げてしまう人がいます。

つまり能力的に多少劣っていても、仕事をして行くうちに能力の不足分が次第に補われ、最後は成功を手にしてしまう訳です。

ところがこの様な現実が有るにも関わらず、最初から自分の能力の限界を訴え、諦めてしまう人がいます。

これでは成功の可能性を自らの手で捨ててしまう事になり、能力の高める機会を自ら潰してしまう事になります。

能力は仕事をしていくうちに、高められますから、嘆いたりする必要はありません。

問題は気持ちです。

自分に出来ない筈がない、いや必ず出来る、やり遂げてみせるといった気概を持って仕事に挑んでいく事です。



生きている事は全てが修行

2022-09-13 08:24:12 | 日記
机に向かったり、書物を開いたりする事のみが、勉強ではありません。

机に向かわずとも、書物を広げずとも勉強する機会は沢山有るのです。

場所や形に囚われるていると、この様な貴重な機会をみすみす失う事になってしまいます。

「生きている事、総てが修行なのです」と言う修行僧がいますが、同様の事がビジネスマンにも言えます。

ビジネスマンが最も勉強出来る場は、ビジネスの現場です。

大学の講義でも、いかなる書物を開いても、知り得ない様な事がそこには有るのです。

ビジネスと言う学校は、学ぶ気のある人にだけ、注意して見る目を持っている人にだけ、数々の貴重な現実を教えてくれるのです。

学ぶ気持ちと注意して見る目を持って臨めば、ビジネスと言う学校から一つでも多くの事を、学べるに違いありません。