爺さんが伝えたいこと

寡黙に生きて来た爺さんが、一つの言葉ででも若い人達の役に立つならば、幸いです。

一期一会

2022-07-31 14:03:32 | 日記
人の命は儚いものです。

つい先程まで元気にしていた人が、アクシデントに巻き込まれて、帰らぬ人となってしまうケースもあります。

まさしく、一寸先は闇です。

事件、事故のニュースを耳にしても、所詮は他人事として、軽く聞き流してしまう人がいる様ですが、明日は我が身なのです。

今日でなくても明日会えるとか、いつか会えるとか考えているうちに、会う機会を逸してしまうかも知れません。

今が最後のチャンスかも知れないのです。

この事を認識すれば、人に対する姿勢は大きく変わってきます。

一分一秒ありとも、疎かには出来ないと言う思いが生まれてくる筈です。

相手に対する感謝の気持ちや、相手の為に尽くしたいと言う願望が、生まれてくる筈です。

今この時が最後と心得て、悔いを残さない様な接し方を、心掛けたいものです。




つまらない環境

2022-07-30 22:29:53 | 日記
「類は友を呼ぶ」と言う諺があります。

考え方が似ている者、同じ様な感覚を持つ者は気心が合い、自然に寄り集まると言う意味です。

世の中には、自分の事は棚に上げて「うちの連中は時間にルーズだ」とか「気持ちのいい奴がいない」とか、仲間や部下について批判する人がいます。

しかし、こう言う人は、その元凶が自分にある事に気付いていません。

仲間や部下の悪口は、実は自分に向けられる悪口なのです。

つまり、部下や仲間の悪口を言うという事は、自分で自分の悪口を言って廻ってるいる様なものなのです。

だから、他人の悪口を言う前に、自分を変えていく努力をすべきです。

自分が変われば、必ず廻りも変わります。

自分を変えないで、廻りだけを変えようとしても、無理な話です。

自分の目につく仲間の欠点は、自分の欠点だと認識すべきです。



好運を活かせる人

2022-07-26 09:50:56 | 日記
ある時期突然思いがけない成果が、現れる事があります。

そう言う現実を見て、羨ましく思い自分がそうなりたいと、願っている人もいる様です。

しかし、勘違いして貰ってはいけません。

いくら運が強いと言っても、何もしないで成果が自然に得られる訳ではないのです。

どんな好運に直面しても、その好運を活かせる人と活かせない人がいるのです。

折角の好運に気付かない人もいます。

成功したのは運のおかげと言う場合も、必ず成功の原因はあります。

運だけでは成功する事はできません。

いつ好運がやって来てもいい様に、絶えず準備しておかなければなりません。

また、常日頃からチャンスに備えて行動していれば、特別意識しなくても、自然に好運は訪れるものです。

いかなる小さな努力も惜しまず、好運をいつでも掴み取れる態勢作りに努める人だけが、好運の恩恵を受けられるのです。




現状に満足するな

2022-07-23 16:55:47 | 日記
完成された人間などいません。

未完成だからこそ、人は成長出来るのです。

多くの人は、自分が未完成な人間である事を知っています。

しかし、だからと言って自らを少しでも完成に近付けようと、努力する人は必ずしも多くはありません。

未完成と知りつつも、今の自分に満足し、これ以上求めてもしょうがないと、諦めている人が多いようです。

現状の自分に満足してしまったら、人はそれ以上成長する事が出来ません。

現状より一段上を目指して、努力を積み重ねて行く事によって、人は一歩一歩成長する事が出来るのです。

自分勝手に限界を作って慢心してしまえば、今より落ちる事はあっても、上がる事はないのです。

自分には限りない可能性があるのだと信じて、不足を補う為の努力を欠かさず続けて行けば、人は一段ずつ成長の階段を昇っていく事が出来るのです。



打たれ強い人間になれ

2022-07-20 07:22:12 | 日記
「俺の一番誇れることは、これまで只の一度も失敗したことが無かったことだ。
それなのに、この俺が失敗するなんて…。僕はもうおしまいだ」

一度の失敗で自暴自棄になって、二度と立ち直れないかのように、落ち込んでいる人がいます。

しかし、失敗したからと言って、ビジネスマンとして、あるいは人として失格の烙印を押されてしまう訳ではありません。

かつて「草魂」と言う言葉を口にした大投手がいました。

きれいな花となるよりも、自分は踏まれても踏まれても、伸びてくる雑草のようでありたいと言うのです。

彼は打たれても打たれても投げ続け、そしてついに大記録を達成したのです。

失敗しないことが誇りではなく、失敗しても立ち上がって、挑んでいくことが誇りなのです。

今こそ自分の真価が問われる時だと、立ち上がってこそ「草魂」が身に付くのです。