人の嘘を見破るのは、相手の目の動きを見てみるといい。
「目は口ほどにモノを言い」という諺がある。
口では饒舌にウソを並べていても、目が「ウソです!」と自白している、間抜けパターンなのである。
人は過去を思い出そうとする時、本人の視線は左上を見ている、さらに経験して無い事をアレコレねつ造する時には、右上を見る傾向にある。
つまり、相手の視線が右上を(こちらから見て左上を)見ていたら、必死でウソの物語を「ねつ造中」という訳なのだ。(注:右利きの場合)。
さらに瞬(まばた)きが増えれば確信犯となる。
人は緊張すると脳内のドーパミンが増え、その影響で瞬きが増えるのだ。
トドメは、ウソをついている人の話の持って行き方にも出る。
ここぞという重要なポイントで「どうやったっけ、覚えてないなあ」と誤魔化す、これは確実に覚えている筈なのに「聞き返す」という行動で時間を取っている、疑う余地はないでしょう。
こちらが確実に、ねつ造した相手のウソにたどり着けない様に、偽装する為の「時間延ばし」である。
相手に騙されないように、これらをしっかり観察するのもいいでしょう。
もちろん、わざと騙されるフリをして、後で強烈な制裁を加えるのもアリなのだが。
ここまで踏み込むと、貴方が相手の人間性を見切ってしまい、これまでの貴方との関係が崩れる事を危惧してしまうのだが。
これも程度もので、貴方のさじ加減ひとつかも知れない。