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宗男日記から

2010年05月08日 | Weblog
ムネオ日記
2010年5月8日(土)
 昨日鳩山首相は徳之島三町長と会談したが、普天間基地移設問題で移設受け入れを拒否されたとテレビ、新聞は大きく取り上げている。
 三町長の発言を聞いても、それぞれ微妙にニュアンスが違っている。様々な人間関係を踏まえ、また、地元の空気、国の意向等トータルで考える時、三町長は逡巡(しゅんじゅん)して当たり前である。特に、地元の「受け入れ反対」大合唱の中で、それに相反することが言える環境でもない。
 町長さん達も、町民から選ばれた立場にある以上、最大公約数を踏まえなくてはならない。こうした問題は静かな環境でしっかり精査した上で、沖縄の皆さんが戦後これまで、日本と極東の平和と安全に多大な貢献をしてきたという事実、そして今尚、過重な米軍基地を沖縄が抱えている事実を踏まえ、沖縄だけに負担をさせて良いのか、国民等しくトータルで考えて行かなくてはならない。無責任に煽(あお)ったり、一方的に政府を批判するのは公平ではない。
 鳩山政権でこの問題が起きたのなら、その全責任は鳩山政権にある。橋本政権で普天間飛行場を移設することで合意し、動き始めてからもう14年の時間が経っている。
 この問題は与党、野党に関係ない。国民等しく、沖縄に対する感謝と敬意を持って、日本の平和と安全のためには、国民一人ひとりが沖縄にだけ米軍基地の負担を強いるのではなく、自分のところで何ができるのかを考えることが必要ではないか。政治家が「国外」、「県外」と言うのなら、きちんと話を詰めて言うべきである。評論家みたいな話をしてはいけない。
 鳩山首相が英知に英知を重ね、「今はこれでお願いしたい」と判断したことを支えていくのが、責任ある政治である。
 まだ時間はある。より冷静に、静かな環境をつくってやることが一番である。
 議員会館で仕事をし、16時から鳩山首相と面会し、10日からのモスクワ訪問について打ち合わせをする。
 18時過ぎの便で千歳に向かい、札幌に入る。

鈴 木 宗 男

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新党 大地 


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