鈴木宗男ランド ブログ by宗援会

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宗男日記から

2009年08月05日 | Weblog
ムネオ日記
2009年8月4日(火)
 国民参加の裁判員裁判が昨日開始された。十分国民に理解されているのか。また、国民に強制するしくみで良いのか。様々な問題を残してのスタートである。
 同時に、「今までの裁判制度のしくみが良くなかったことを表す裁判員制度である」といった声も聞かれる。2004年に全会一致に近い形で成立した裁判員制度である。その当時、私は議席を有していなかったので、議論に参加していなかったが、審議に加わった国会議員は、官僚、役所の言いなりで、特別の疑義も持たずに法案を通してしまったのではないか。
 人の命を判断する重い仕事、役割である。スタートはしたものの、これからもより良い制度にするため、これで良いのか、しっかり議論していく必要があるのではないか。十分見守って生きたい。
 このことは、冤罪を防ぐ上でも必要である。権力側、検察によるメディアへの一方的なリーク等をもとに間違ったイメージ、事実でないこと等が報道され、間違った認識を持たれたら、たまったものではない。
 17年半も刑務所に入れられ、6月に釈放された足利事件の菅家さんの時も、マスコミは一方的リークを受け、事実でないことを流し、悪いイメージが作られてしまった。私の経験からも、冤罪をなくす観点からも、報道のあり方もあわせ、裁判員制度について国民等しく考えていく必要がある。
 7時半、稚内港を出て礼文島へ。午後、利尻島へ移る。2年ぶりの訪問である。
 観光シーズンでもあり、観光客はいたが、例年の半分以下だという。ここにも景気の低迷、雇用情勢の悪化等、地方切捨ての弊害が出ている。
 特に、離島において郵便局の果たしてきた役割は重い。しかし、民営化がなされ、地域住民はこの先を心配している。私は「政権交代で、必ず抜本的見直しをします」と話させて戴く。
 郵便局の皆さんも「国営に戻せ」、「公務員にしてくれ」と言っているのではない。分社化され、十分なサービスが行き届いていない。かつての郵便事業、簡易保険、郵便貯金の3事業一体化の方が、より地域の為に、住民の為になると純粋な思いを抱いているのだ。私はその考えを支持する。
 礼文、利尻を廻り、小泉政治によって経済的にも精神的にも大きな打撃を受けている事を肌身に感じ、やはり政権交代をしなくてはと決意を新たにする。
 この選挙区は、小泉首相の偉大なるイエスマンと言い放った人の選挙区である。十分に全国的な注目を浴びるに値する選挙区である。
 礼文、利尻、日本の最北端の空の下で、「北の大地・北海道からチェンジ!『大地』がやる!」と雄叫びを上げる。2年ぶりだが、大勢の人が気持ちよく迎えてくれ、有難い限りである。
 島でも「大地」は根付いている。「地方を切り捨てた小泉についたあの男は許さん。今に見ていろ」と、島の多くの人が私に言ってくる。うなずきながら、この人達の思いを聞くのが「大地」鈴木宗男の役目だと自分に言い聞かせる。
 離島に生きる人達の厳しい生活を目の当たりにしながら、政治の光を与えていきたいと、思いを強くする。そのためにも政権交代である。

鈴 木 宗 男
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新党 大地 
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