鈴木宗男ランド ブログ by宗援会

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宗男日記から

2009年08月01日 | Weblog
ムネオ日記
2009年8月1日(土)
 自民党のマニフェストが発表された。
 朝日新聞1面には「『ばらまき』公約競う自・民」という見出し記事がある。「日本を守る責任力」がキャッチフレーズと聞くが、日本をだめにした自民党ではないか。
 かつて日本には、節度と道義を重んじ、勤勉性を旨として、困った時はお互い様という互譲の精神があり、その心が地域の安心、安全、安定の大きな支えになってきた。しかし、小泉内閣による新自由主義政策以後、勝ち組・負け組の弱肉強食で格差が拡がり、国民はやる気を失い、自殺者が一日100人以上でている。また、無差別殺人等、悲惨な事件が続発している。社会が荒れているのだ。
 これは政治の責任である。政策公約の前に、政治家である前に、人としての「心」を持つ事が大事である。心を失った人に良い政治が出来るわけがない。今必要なことは、少しのやさしさ、思いやり、慈しみ、愛情である。
 「大地」は、「大地に還り、大地に学ぶ」を理念とし、自然の恵み、大地の恵に感謝するその心が、家族愛、郷土愛、国を愛する気持ちに繋がっていくと考える。失ってはいけない日本人の節度や道義をしっかり持ちながら、「政治は弱い人のためにある」という原点を訴えていく。
 政権交代をして、後期高齢者医療制度、障害者自立支援法を廃止し、生活保護の母子加算を復活させる。財源は国会議員、国家公務員の特権、無駄をなくせば出来る。政党助成金320億円を、障害者自立支援法により節約できるとする390億円に充てる。アニメの殿堂に120億円使うなら、それを母子加算に必要な180億円に回す。後期高齢者医療制度は2200億円あれば廃止できる。
 国会議員一人当たりのボーナス年間約630万円を廃止し、国家公務員がもらっている4.5ヶ月分のボーナスを半分の2・25ヶ月分にすれば、約4500億円を浮かせることができる。そこから1200億円引いてもまだ2000億円残る計算になる。
 更に衆議院議員は300の小選挙区を200にして100人を削減すると、衆議院事務局職員の削減とあわせて約144億円、参議院議員も人口100万人あたり1人、125人で充分であるから、242人の定数を117人減らすと、参議院事務局の職員もあわせて約186億円の経費が浮く。合計330億円である。
 こうした国会議員、国家公務員の税金の無駄遣い、特権をなくせば、お金は出来る。官僚政治、世襲政治ではこうした思い切ったことはできない。政権交代を果たすことで、真に国民の目線に立った、ダイナミックな変化を起すことが、初めてできるのである。
 新党大地は民主党との選挙協力で、北の大地 北海道から政治の流れを変えていく。
 午前中旭川に行き、買物公園商店街を歩き、13時から民主党の佐々木隆博さんと街頭演説。多くの人が足を止め、耳を傾けて下さる。
 13時半に車で丘珠空港に向かい、15時35分発で中標津に向う。
 途中、足寄の町が見え、大誉地の実家の上を飛ぶコースだった。懐かしい風景に触れながら、様々な想い出にふける。
 18時から根室市新党大地・鈴木宗男根室後援会の決起集会。熱心な支援者が足を運んで下さる。民主党の仲野博子さんも駆けつけてくださり、心からのお願いをされた。
 政権交代で北方領土返還を何としても成し遂げたいと訴える。
 私には夢がある。鳩山首相を誕生させて、北方領土問題を解決するという夢が。空想的ではない現実的解決を進めていく。大いなる夢を成し遂げたい。
 ここ領土返還運動の原点の地 根室で決意を新たにするものである。

鈴 木 宗 男
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新党 大地 
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宗男日記から

2009年08月01日 | Weblog
ムネオ日記
2009年7月31日(金)
 6時45分江差港発フェリーで奥尻島に向う。
 昨年10月21日以来の奥尻だが、熱心な後援者が待っていてくれる。平成5年、函館南西沖地震で大きな被害を受けたが、あれから早16年になる。
 平成10年、秋篠宮殿下、同紀殿下ご臨席の下で復興5周年式典が行われた。当時閣僚として出席した事が想い出される。今、立派によみがえった奥尻だが、高齢化が進み、基幹産業の水産業も今ひとつといった様子である。しかし、新村卓実町長、麓敏也議長が一生懸命頑張っている姿に、奥尻には明日があると感じる。同時に、政治のバックアップがなければ立ち行かない離島に対し、それなりの配慮をしなければとしみじみ考えながら、昼の便で函館に向う。
 函館市では民主党道議会議員さんの協力を得ながら、市内挨拶回りと街頭演説をする。奥尻でも函館でも、「鈴木さん、政権交代を頼みますよ」といった声をよく聞かされた。この流れを大事にしていきたい。
 16時発で札幌へ出る。18時から大地塾7月例会。足利事件の菅家利和さんをゲストに、佐藤博史弁護士、松山千春さんも来て下さり、佐藤優さんの司会で冤罪の怖さ、またそれを防ぐ全面可視化についてパネルディスカッションをする。
 ゲストの皆さんが権力の暴走、権力の怖さについて分かりやすく話されていたので、話を聞かれた皆さんは、あってはならない菅家さんの冤罪を、単に不幸な出来事と他人事と思うのではなく、権力に狙われたらどうにもならないことを認識して戴けたことだろう。
 冤罪をなくすためにも、全面可視化が絶対に必要だ。菅家さんにしても、富山のいわゆる氷見事件にしても、鹿児島のいわゆる志布志事件にしても、全面可視化がされていたならば防げたことである。
 私の場合も、公判で証人に呼ばれた人達は、検察官の誘導、強圧的尋問で、事実でない調書を作らされている。やまりん事件関係者も島田事件関係者も、「ワイロは贈っていません。検察に言わされました」と、今は明らかにしてくれている。しかし一審では、検察側によって作られた調書が大きなウェートを占めている。検察側が公判前に必ず事前リハーサルをし、「こう聞くからこう答えろ」というQ&Aが作られていた。
 こうしたやり方で人の一生が決められたのではたまったものではない。検察の不作為で人生がおかしくなった人が沢山いる。そうした人のためにも、私は真実を求めて闘っていく。権力の暴走を止めるためにも、私は頑張らねばならない。
 佐藤博史弁護士は、今日の会合でも「鈴木さんの事件は冤罪だと思って弁護を担当させて戴きました」と話してくださる。今日の大地塾7月例会は、いつにも増して重みのある会だった。

鈴 木 宗 男
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新党 大地 
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