鈴木宗男ランド ブログ by宗援会

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宗男日記から

2006年08月17日 | Weblog
ムネオ日記
2006年8月16日(水)
 ロシア国境警備庁の警備艇に根室の漁船が銃撃され、一人死亡、三人拿捕、連行されたとショッキングなニュースに驚く。九時過ぎには、飯島総理秘書官からも電話があり状況を知らせていただいた。理由のいかんを問わず、丸腰の船員を銃撃した国境警備庁のやり方は論外だ。人の命を何と考えているのか。国境警備庁と同じくらい悪いのは外務省ロシアンスクールの不作為である。日本とロシアの信頼関係が出来ていないとこういうことがおきる。かつて青年交流の枠組みの中で国境警備庁の関係者を日本に呼んで、現場の取り締まり、北方領土の現状を知ってもらうべく努力したものだ。外交は人である。ロシアに弱みを握られ、信用の無い者が責任者でいては日露関係は前進しない。今、外務官僚で水かきする人がいない。かつては東郷和彦さん(元欧州局長)とか野村一成さん(元ロシア大使、現東宮大夫)はロシア側との人間関係構築に全力をかたむけていたものである。外務省はロシア側に強く抗議したというが、この五年間日露関係はぜんしんしていな。安全操業についてもきちんとやっていたのか胸に手を当ててよく考えてみる必要があるのではないか。
 日本人の尊い命が無くなった今回の出来事は国会で閉会中審査を速やかにし、国民に説明責任を果たすのが政府、外務省の姿勢であってほしい。
 亡くなられた盛田光広さんのご冥福を心からお祈りし、ご遺体が一刻も早くご家族のもとに戻ると供に、坂下船長はじめ三人の早期釈放を在京ロシア大使館、ガルージン臨時代理大使に直接お願いした。
 飯島総理秘書官からも、再三ご連絡をいただき大変有り難かった。
 日露関係がうまくいっていないことを表すようなこの事態を憂慮するものである。
鈴 木 宗 男
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新党 大地 
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