精神世界(アセンションについて)

このブログの内容は、色々なところから集めたもので、わたくしのメモであって、何度も読み返して見る為のものです。

増谷文雄著 「仏陀」 より

2008年01月07日 | Weblog
参考、増谷文雄著「仏陀」より

人は生まれによりて 聖者(正者)たるのではない。
生まれによりて非聖者たるのではない。
人は、その行為によりて 正者となるのであり、 その行為によりて 非正者となるのである。

「智恵深く、賢慮ありて、道と非道をわきまえ、 最上の儀に到達せる人。
私はかかる人を聖者と呼ぶ」
「蓮の葉に宿る水のごとく、錐の先端におけるケシ粒のごとく、 もろもろの欲に染著せんじゃくせざる人。
 私はかかる人を正者と呼ぶ」

「粗暴なる言葉を用いず、常に教訓にみてる真実の
言葉を語り言葉において、何者をも怒らしむることなき人。
私はかかる人を正者と呼ぶ」

「悪意ある人々の中にありて悪意なく、刀杖を手にする人々の中にありて温柔に、
 執着多き人々の中にありて執着なき人。 私はかかる人を正者と呼ぶ」

「人は、その風采と姓名とによって正者たるのではない。
真実と正法とを具そなえ有する者 幸福なるかな彼こそは真マコトの正者である」・・・

「兄弟たちよ、人の求めるものに、二種の求めがある。
即ち、聖なる求めがあり、聖ならざる求めがある」・・・

「この世に二つの極端があるが、 人はそれらに親しみ近づいてはならない。
 その二つとは何か? それは「快楽主義と禁欲主義」である。
 それらは正義がないに等しい。 道理に沿うものにあらず、正者の道ではない。

刻苦精進に過ぎれば、心高ぶって静ならず、 精進 緩に過ぎれば怠惰に傾く、
それ故に人はこれらの二つを捨てて かの中道に於ける念いと行いを取るがよい。

この中道(分かち合い・共生・大宇宙大愛の道)とは何か?
如何に考え、如何に選択し、如何に発言し、如何に行動し、
如何に創造・発展し、如何に愛することが 中道にかなうものであろうか?

それは即ち八つの正道である。
いわく、正見、正語、正思、正業、並びに正命、正精進、正念、正定である。

正しく見る(正見)  正しく語る(正語)  正しく思う(正思)  正しく仕事をする(正業・反省)並びに 正しく生活をする(生命)  正しく真理(法)を学習する(正精進)  正しい人生計画を持つ(正念・反省) 正しい精神統一の時間を持つ  (合掌、限りなく透明に、アルファ波、クォークに )


これらが正者の悟得せるところの中道であって、 これは目を開き、智を発し、寂静を得しめ、
涅槃におもむかしめるであろう。・・・(反省、感謝、有り難う御座います。)

自己の依処ヨリドコロは自己(心の内の内なるハイアーセルフ・神意識・仏陀意識・真我・宇宙意識・「空」)
のみである。 他にいかなる依処があろうか。 自己のよく調御せられたる時、人は得難い依処を得る。

今においても、我、死して後においても、 自らを燈明とし、自らを依処として、他を依処とせず、
法(八正道・中道、大宇宙の真理、愛の宇宙法則・波動の法則・原因結果の因果律)を燈明とし、
法を依ヨり処として、他を依処とすることなくして、修行せんと欲する者こそ、
我が比丘・比丘尼達の中において最高所にあるのである。

我という者はない。我がものというものもない。
既に我なしと知らば、何によってか、我がものがあろうか?
もしこのように解することを得れば、 よく煩悩(執着)を絶つことを得るであろう。

「正しき道が示されたならば往ユきて還ることなかれ。」
自ら己を励まして窮境の境地を成就せよ。

人々よ、常に中道を旨とし、中道からの発展ということを旨とせよ
政治においても、経済においても、外交においても
中道を旨とし、中道 (世界平和と人類幸福化の為、全体の奉仕者としての道、人と人を結びつける力「愛」とホルモンの分泌を促進する「笑顔」を育てる道、仏神道、自然と調和した進化の道、身体と環境の蘇生化への道)からの発展を旨とせよ。
それは万民を害せず、万民を愛し、国民と人類を幸福にする道でもあります。

核兵器・殺人兵器廃棄祈願!! 人間愛、人類愛、宇宙愛精神に基づいた「愛の世界連邦建設」祈願!!

キリスト意識(愛)・仏陀意識(慈悲)・救世意識・ハイアーセルフに従って歩もう!!