人類救済計画
シリウス人にとって、人類滅亡の可能性は知るに堪えないことでした。
人類は彼らの子供のような存在であり、人類に対して、親子の情や、
絆にも似た特別な思いがあったからです。
彼らは、問題解決に向けて模索をはじめましたが、
なかなかよい結果が得られません。
私たちのような気付きのレベルにある惑星に対して、きたる変化を
無事に通過させる方法はいまだ知られていなかったのです。
過去に起こった同様な変化は、つまるところ惑星の破壊を意味していました。
それでもシリウス人は諦めずに模索を続け、ついにはるか遠方の銀河に、
ある方策を知る存在を見つけたのです。
試行の前例はありませんでしたが、その方策は成功の可能性を秘めたものでした。
この時点で、人類の次元上昇が決定的に不可能であったわけではありません。
意識は常に量子的大飛躍を遂げる可能性があり、現にそうした例は
頻繁に起きています。
それでもシリウス人はあえて最悪のケースに備え、その方策を実施するための
必要な準備に取りかかったのです。
.....
実際の出来事が起きたのは1972年8月でした。
そこにシルウス人の介入があったことなど、無論私たちには知るよしもなかったのですが、それは我々の見たところ、かってない大事件でした。
...「太陽における記録史上、最も高密度の爆発であった」...。
この出来事は、全世界の主な科学情報誌や新聞紙上で紹介されましたが、
一般の科学者たちはそうした事件の意味が理解できず、
データを公表するに留まりました。
この時にシリウス人の介入がなければ、太陽の爆発は人類を全滅させていたに
違いありません。
人類のみならず地球の生き物は、微生物や藻類に至るまで絶滅していたでしょう。
実際、太陽は巨大な「赤いうねり」となって木星軌道あるいはその
周辺域にまで膨張するところだったのです。
そのうねりが約1000年のあいだ持ちこたえた後で、
太陽は再び通常の大きさに戻るはずでした。
もしも人類がその出来事に対応する準備を、自覚したうえで整えていたならば、
つまり人類がキリスト意識あるいはそれ以上の高次意識に達していたならば、
その出来事にも容易に同調することができ、素晴らしい旅を体験できた
ことでしょう。
しかし、1万6000年前のアトランティス時代に起きた事件以来、
意識レベルを大幅に低落させた我々はキリスト意識レベルに到達する
用意がまるで整っていなかったのです。
当時、別次元レベルから別の14万4000の人類が支援目的で
地球を訪れていました。
1972年1月中旬までには、うち約8万が到着していたのです。
彼らは間近に迫った「赤いうねり」についての論議を集中的に交わしました。
約7万9900の文明が「もはや人類の存続には、いかなる方策も希望も
祈りの言葉さえ残されていない。よって、ここを引き上げようではないか」
との見解でした。このように介入しない方針を掲げた人種は、
自分たちの属する世界へと帰っていきました。
シリウス人にとって、人類滅亡の可能性は知るに堪えないことでした。
人類は彼らの子供のような存在であり、人類に対して、親子の情や、
絆にも似た特別な思いがあったからです。
彼らは、問題解決に向けて模索をはじめましたが、
なかなかよい結果が得られません。
私たちのような気付きのレベルにある惑星に対して、きたる変化を
無事に通過させる方法はいまだ知られていなかったのです。
過去に起こった同様な変化は、つまるところ惑星の破壊を意味していました。
それでもシリウス人は諦めずに模索を続け、ついにはるか遠方の銀河に、
ある方策を知る存在を見つけたのです。
試行の前例はありませんでしたが、その方策は成功の可能性を秘めたものでした。
この時点で、人類の次元上昇が決定的に不可能であったわけではありません。
意識は常に量子的大飛躍を遂げる可能性があり、現にそうした例は
頻繁に起きています。
それでもシリウス人はあえて最悪のケースに備え、その方策を実施するための
必要な準備に取りかかったのです。
.....
実際の出来事が起きたのは1972年8月でした。
そこにシルウス人の介入があったことなど、無論私たちには知るよしもなかったのですが、それは我々の見たところ、かってない大事件でした。
...「太陽における記録史上、最も高密度の爆発であった」...。
この出来事は、全世界の主な科学情報誌や新聞紙上で紹介されましたが、
一般の科学者たちはそうした事件の意味が理解できず、
データを公表するに留まりました。
この時にシリウス人の介入がなければ、太陽の爆発は人類を全滅させていたに
違いありません。
人類のみならず地球の生き物は、微生物や藻類に至るまで絶滅していたでしょう。
実際、太陽は巨大な「赤いうねり」となって木星軌道あるいはその
周辺域にまで膨張するところだったのです。
そのうねりが約1000年のあいだ持ちこたえた後で、
太陽は再び通常の大きさに戻るはずでした。
もしも人類がその出来事に対応する準備を、自覚したうえで整えていたならば、
つまり人類がキリスト意識あるいはそれ以上の高次意識に達していたならば、
その出来事にも容易に同調することができ、素晴らしい旅を体験できた
ことでしょう。
しかし、1万6000年前のアトランティス時代に起きた事件以来、
意識レベルを大幅に低落させた我々はキリスト意識レベルに到達する
用意がまるで整っていなかったのです。
当時、別次元レベルから別の14万4000の人類が支援目的で
地球を訪れていました。
1972年1月中旬までには、うち約8万が到着していたのです。
彼らは間近に迫った「赤いうねり」についての論議を集中的に交わしました。
約7万9900の文明が「もはや人類の存続には、いかなる方策も希望も
祈りの言葉さえ残されていない。よって、ここを引き上げようではないか」
との見解でした。このように介入しない方針を掲げた人種は、
自分たちの属する世界へと帰っていきました。