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安倍首相の肝いり“子供の貧困対策” 寄付わずか300万円~そもそも国の責任では!

2015-12-07 21:02:11 | 福祉 高齢 障がい

 

<!-- 子どもの貧困対策 政府が基金に寄付呼びかけへ(15/10/20) -->

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日刊ゲンダイ http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/171203 より転載

安倍首相の肝いり“子供の貧困対策” 寄付わずか300万円

2015年12月7日

 

 安倍首相が発起人となり、鳴り物入りで10月に立ち上がった「子供の未来応援基金」。11月末現在、約300万円しか寄付が集まっていないことがわかった。
経済界からの大口寄付は1件もないという。対策には億単位のおカネが必要なのに、このままでは子供の貧困は放置されたままだ。

 この基金は今年4月に提起された「子供の未来応援国民運動」の一環。発起人には安倍首相を筆頭に、第一生命保険の斎藤勝利会長やNHKの籾井勝人会長ら“お友達”の面々が名前を連ねている。

 しかし、そもそも、子供の貧困対策を「寄付」前提で進めていること自体がありえない話だ。こういうところにこそ、しっかり税金を使うべきだろう。政治評論家の森田実氏はこう言う。

「日本は6人に1人が貧困状態にあり、先進国の中でも最悪な状況。子供の貧困対策は国家の責任でやるべきで、寄付金を募ってやるような軽い問題ではないでしょう。『1億総活躍』と言う前に、最優先でやるべき政策です。安倍政権として一生懸命やっている姿を見せたいのでしょうが、自分たちの宣伝材料に使おうとしているようにしか見えない。これではうまくいくはずがありません」

 経済界も経済界だ。昨年、企業や団体が自民党に献金した総額は約22億円となり、5年ぶりに20億円台となった。自民党に寄付するが、子供の貧困対策には出さない。寄付が足りないというなら、自民党への献金を回せばいいだけの話だ。そのほうがよっぽど日本のためになる。

「今の経済界は“自分さえ良ければ”主義です。献金すれば、見返りがあると計算しているのでしょう。社会全体のこと、国民の将来のことを考える人間が本当に少なくなった。戦後の経営者は『国民のための経営だ』と言って、一生懸命やっていた。今の経営者は社会的責任を負っていることを自覚していないのでしょう」(森田実氏)

 卑しい大人たちの下で、子供たちはどんどん貧しくなっていく。

 

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