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英国で「孤独担当相」新設、現代社会の「悲しい現実」に対処 2018.1.17 AFPBB News / 孤独伝染病』が蔓延・・・「孤独こそが多くの健康・社会問題の根底にある」 健康法.jp

2018-01-18 20:03:36 | 福祉 高齢 障がい

英国で「孤独担当相」新設、現代社会の「悲しい現実」に対処

 

2018年1月17日 22時2分
英ロンドンで毎年行われるチャリティーパンケーキレースに参加した、トレイシー・クラウチ下院議員(2013年2月12日撮影、資料写真)。(c)AFP=時事/AFPBB News

【AFP=時事】英国のテリーザ・メイ(Theresa May)首相は17日、「あまりにも多くの人々」が置かれている「現代の暮らしの悲しい現実」に対処するために「孤独担当相」を任命した。

 文化・メディア・スポーツ省でスポーツと市民社会を担当するトレイシー・クラウチ(Tracey Crouch)政務次官が新設された「孤独担当相」に就任し、英国社会の孤独問題に取り組む。

 メイ首相は「わが国の社会、そしてわれわれ全員が抱える孤独という問題に向き合い、高齢者や介護者、愛する人を失った人々──話をする相手や自分の思いや体験を分かち合う相手がいない人々が直面している孤独に対し、行動を起こしていきたい」と述べた。

 英赤十字社(British Red Cross)によると、英国の人口6560万人のうち900万人以上が常に、もしくはしばしば、孤独を感じているという。同社は孤独と疎外は「隠れた流行病」であり、引退から別離、死別など人生のさまざまな節目ですべての年齢層に影響を与えていると指摘している。
【翻訳編集】AFPBB News

 

 

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日本の男性を蝕む「孤独という病」の深刻度 人生100年時代、オジサンはどう生きるべきか 2017年8月には、… 

jp http://健康法.jp/archives/38033
 
公開日: 2018/01/17 : 健康, 医療・病気関連ニュース


日本の男性を蝕む「孤独という病」の深刻度 人生100年時代、オジサンはどう生きるべきか...

 2017年8月には、アメリカ・ブリガムヤング大学のジュリアン・ホルトランスタッド教授(心理学)が、アメリカ心理学会の年次大会で、孤独の健康影響効果について発表し、「世界中の多くの国々で、『孤独伝染病』が蔓延している」と警鐘を鳴らし、社会的反響を呼んだ。

同年10月には、オバマ大統領の下でアメリカ連邦政府の公衆衛生局長官を務めていたビベック・マーシー氏が『ハーバード・ビジネス・レビュー』誌上で、「孤独は深刻化する伝染病であり、その対処は喫緊の課題」という論文を発表し、大きな注目を集めた。

マーシー氏は任期中、アメリカ国中を視察して回り、「孤独がありとあらゆる年代や社会環境の人たちを蝕(むしば)んでいる実態」を目の当たりにし、孤独こそが多くの健康・社会問題の根底にある、と喝破した。「病気になる人々を観察し続けてきてわかったのは、その共通した病理(病気の原因)は心臓病でも、糖尿病でもなかった。それは孤独だった」。アメリカの公衆衛生の最高指揮官のこの独白は衝撃をもって受け止められた。

実際に、海外では、「孤独」は人間の身体・精神の健康に甚大な負の影響をもたらすことが、数えきれないほどの科学的研究によって明らかになっている。日本では、一人で死んでいく「孤独死」については喧伝されているものの、長年の「孤独」によって心身が蝕まれる「孤独による死」についての理解はそれほど進んでいない。実はたばこや、肥満や、飲酒と同等に、時に、それ以上に命を蝕むもの。それが「孤独」なのである。

2017年10月にアメリカの女性3000人に対して行われた調査でも、その3分の1(32%)の回答者が、がんと診断されることよりも孤独を恐れていることがわかった。それほどまでに、「恐れられる」ものである「孤独」が、なぜか日本では肯定的に受け止められている。

 
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