http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151018/k10010274471000.htmlより転載
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http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151018/k10010274471000.htmlより転載
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http://blogos.com/article/139732/ より転載
記事 阪口徳雄
2015年10月17日 16:35
http://lite-ra.com/2015/03/post-923.html より転載
【特別企画】3・11を風化させるな! 被災地で原発で何が起きているのか
『聞き書き 倉本聰 ドラマ人生』(北海道新聞社)
原発再稼働、憲法改正、自衛隊法改正などと安倍政権のきな臭い政策ゴリ押しが続いているが、著名人たちがこれらに反対する動きも出てきている。宮崎駿、吉永小百合、黒柳徹子──。もともと護憲派の著名人たちでなく福島出身の西田敏行や保守派と思われてきた海老名香葉子、笑福亭鶴瓶なども憲法改正や原発再稼働に反対、安倍政権の政策を批判しているほどだ。
そんな中、福島原発事故4年を目前にある著名人が安倍政権の原発政策に対して吠えた。
「安倍さんは福島より五輪。冗談じゃない!」
これは「女性自身」(光文社)3月10日号に掲載された脚本家・倉本聰のインタビュー記事のタイトルだ。東京出身で北海道富良野に生活の拠点を置く倉本だが、原発事故、そして事故が既に風化し無関心となりつつある日本の現状に対して我慢ならないらしい。
「わずか4年前の、世界を震撼させたあの原発事故。悲劇の記憶が、こんなにも早く、こんなにも脆く風化してしまうのかと。僕は激しい怒りと憤りと悲しみを感じたんです」
その怒りの矛先は、原発再稼働を、そして「アンダーコントロール発言」で東京五輪誘致を推し進めた安倍首相に向いていく。
「原発では労働力が足らないのに、国は'20年の東京オリンピック成功を優先し、その工事にどんどん労働力を投入している。ひどいですよ」
「(安倍首相のアンダーコントロール発言に)耳を疑いました。混沌とした、まだ処理中の『アンダーコンストラクション』のいい間違いではないかと思いました。冗談じゃない。何を考えているのかと」
実際、倉本がいう“原発収束より東京五輪に労働力を投入”という事態は現在でも進行、加速しているといっていいだろう。いや、原発労働だけではない。東京五輪は、被災地の復興にも大きな影を落としているのだ。
被災地を取材してきたジャーナリストはその実態をこう証言する。
「原発労働者はもちろんですが、岩手や宮城の被災地の復興にも東京五輪は大きな影響を与えています。各地とも大規模な工事が必要だったため、人手不足はありました。そこにアベノミクス、東京五輪特需で、人手不足は一気に加速した。しかも、資材等も不足して価格もどんどん高騰し、復興事業を遅らせる最大の要因になっている。地元の人たちの間ではこっちは住むところもなくて困ってるのに、なんでそれをほったらかしにして五輪なんだ、という声はけっこうある」
さらに、地元の怒りは2019年ラグビーワールドカップにも向いているという。森喜朗元首相が中心になって誘致されたこの大会だが、開催都市のひとつが被災地である岩手県釜石市に決定。そこでクローズアップされているのが釜石鵜住居復興スタジアムというハコモノの建築だ。
「このスタジアムは大会が開催されるスタジアムの中でも唯一の新設されるものです。概算工事費は約27億円と試算されています。今後はワールドカップ仕様に合わせさらに増えることも予想されますし、地元の労働力もかなり流入すると言われています」(同前・ジャーナリスト)
釜石市は新日鉄釜石ラグビー部という名門実業団があったことから、市民も誘致に賛成の声がある一方、いまだ仮設住宅で生活を余儀なくされている被災者も多いことから、ハコモノやイベント優先に違和感を抱く被災者も少なくないという。
さらに2016年に日本で開催される主要国首脳会議(サミット)の誘致もまた被災地に影を落としている。現在、国内の8都市が候補地として挙げられているが、その本命とされるのがやはり被災地の宮城県仙台市だ。サミットが開催されれば300億円といわれる資金流入が予想されている。この誘致に積極的な仙台市はサミット開催に向け、仙台国際センターの増設工事を決定、25億円もの税金を投入する予定だ。またJR仙台駅と仙台国際センターをつなぐ地下鉄も開通予定なのだ。
明らかに世界に向け安倍首相が宣言した「アンダーコントロール」をアピールする狙いがミエミエの世界的イベントの開催だが、しかし、福島原発からは事故直後より高濃度の汚染水が漏れ続け、周辺の放射線量も高い数値をたたき出している。帰宅困難区域、避難区域の住民たちの現状は深刻さを増している。原発事故や周囲の状況はコントロールからはほど遠く、収束もまったく見えていない。そんななか、国や行政は被災者そっちのけで“見せかけの復興”に邁進している。
こうした現状には倉本でなくても怒りと憤りがわきあがってくるが、倉本は脚本家としてこの状況に抗しようとしている。震災の数年前から「テレビに絶望した」と脚本家としての仕事をセーブ、一時は引退説まで囁かれていたが、この惨状を見て原発事故をテーマにした舞台「ノクターン──夜想曲」を上演、現在も全国で巡演する予定だ。
舞台は東日本大震災から数年後の福島。津波で娘を亡くした原発作業員など近親者を失った男女が、震災のときの後悔や故郷を奪われた悲しみを表現し、原発事故の理不尽さを浮かび上がらせるものだ。
倉本は、東北地方のブロック紙「河北新報」(2月19日付)にも登場し、原発に対してこう憤っている。
「想像してみてほしい。ささいな私欲。倫理を忘れた成功の快感。わずかな金銭につながる欲望。それらが福島の原発施設から小さなセシウムの粒となって飛び出し、日本や世界を脅かしていることを」
原発事故から4年、原発再稼働や表層的復興アピールのため労働者不足など深刻な問題が山積みの福島第一原発だが、その現状に目を向ける者はどんどん少なくなっている。しかし、福島の問題はけっして、一地域の問題ではない。私たち国民ひとりひとりが、放射能に汚染された福島を、日本の国土をどうしたら取り戻せるのかを考えないと、そのツケは将来、必ず自分たちに返ってくるだろう。
(伊勢崎馨)
【特別企画 3.11を風化させるな! 被災地で原発で何が起きているのか(第一弾)(第ニ弾)(第三弾)(第四弾)(第五弾)(第六弾)】
思索の日記 http://blog.goo.ne.jp/shirakabatakesen/e/0d92b4a3565405fc98cfd8e6ef70a04e
日本が攻撃もされていないのに、防衛などできません。
国のために戦った!!!???ウソもいい加減にしたらどうでしょうか。
皇軍(戦前の日本は軍隊を「皇軍」と呼んでいました)が中国を攻めて満州国をつくったのであり、対米戦争をしたのであり、日本が攻撃されたのではないことは誰でもが知っていること。
国のために戦ったのではなく、いまの安倍首相の祖父の岸らが戦争を決定し、戦わせた!死なせた!というのが歴然たる事実です。
法務大臣はじめ右派の国会議員は、みな単なる妄想家でしかありません。どこまで愚かなのか。ウヨク団体「日本会議」の皇族の伝統という名の宗教=明治政府が作成した靖国・国家神道が頭を狂わせしまうのです。天皇一家もいい迷惑で困っています。
フランス誌「LA FACE CACHÉE DE SHINZO ABE」=アベシンゾーの隠された顔
武田康弘
http://tanakaryusaku.jp/2015/10/00012215より転載
結束を欠くために自公にやられっ放しの野党5党と安保法制反対運動をリードしてきた市民団体が、きょう夕方、国会内で意見交換した。
出席したのは野党が民主党、共産党、維新の党、社民党、生活の党と山本となかまたち。
市民団体は「安全保障関連法に反対する学者の会」「安保関連法に反対するママの会」「SEALDs」「総がかり実行委」「立憲デモクラシーの会」「日弁連」。
意見交換会を呼びかけたのは民主党だった。野党再編で共産党に主導権を奪われている焦りととれなくもない。
冒頭、枝野幸男幹事長が毒にも薬にもならない挨拶をすると、メディアは退出を命じられた。
出席者によると意見交換会のもようは次のようだった―
市民団体の論点はよく整理されていた。
1、安保法制の廃止。
2、集団的自衛権の行使を認めた閣議決定の撤回。
閣議決定の撤回まで求めるということは政権交代を目指しているということだ。
3、野党共闘を期待する。参院選の1人区で勝ってもらいたい。
ママの会からは、共産党が提案する国民連合政府を評価する意見が出た。
野党を代表して呼びかけ人の枝野幸男・民主党幹事長が次のように答えた―
1、野党共闘を進めて行くには忍耐力が要る。若干の紆余曲折があることを御理解いただきたい。政治は時間の関数。2か月後にできることもある。
2、安保の後も安倍政権の支持率はそれほど下がっていない。こうした客観的な現実を見なければならない。
意見交換会後、SEALDsの諏訪原健氏に感想を聞いた。彼は「引き続き僕らは見ている。(政党間の)利害関係を乗り越えてほしい」と、慎重な中にも期待を込めた。
ママの会は「(共産党との共闘に腰の重い)細野さん、前原さん、長島さんに会いに行く」と話す。積極的だ。
意見交換会の席上、玉城デニー議員(生活の党の山本太郎となかまたち)が、オール沖縄で勝ち続けているプロセスを説明した。
沖縄は共産党まで含めた野党が一つになった結果、衆院の4選挙区では全て野党が議席を得ている。
民主党の福山哲郎副幹事長に「オール沖縄方式」の感想を求めたが、かわされた。民主党の煮え切らなさの表れだった。
~終わり~
権力者が何でもできる国になりました。独裁に抗するには真実を明らかにしていく他ありません。真実を見届けるため現場に行くには想像以上に費用がかかります。田中龍作の取材活動に何卒お力を貸して下さい。1円からでも10円からでも有難く頂戴致します。
田中龍作
口座:ゆうちょ銀行
記号/10180 番号/62056751
口座記号番号/00170‐0‐306911
口座:ゆうちょ銀行
店名/ゼロイチハチ・0一八(「ゆうちょ銀行」→「支店名」を読み出して『セ』を打って下さい)
店番/018 預金種目/普通預金 口座番号/6205675 口座名/『田中龍作の取材活動支援基金』
ゆうちょ銀行間で口座引き落としができます。一度窓口でお手続きして頂ければ、ATMに並んで頂く手間が省けます。
記号/10180 番号/62056751 口座名/タナカリュウサクノシュザイカツドウシエンキキン