当時の義兄の話では、手のひらサイズで¥3,000円との事でした。
最初に絵をかき・すじ彫り・色入れとなるそうです。
色は、黒と云いますが、藍色でしょうか、それと赤と云ってもエンジでしょうか、
このスジ彫り・色入れとなると、手のひらで¥9,000円です。
色も藍色を何色も使ったり、赤を何色も使えば、それなりの金額になります。
¥9000円は、スジ彫りと黒1色・赤1色の金額です。
義兄の若い衆に一人いました、でも見た事はありません。
他の人達は観ています、「最初の刀の話」の兄です。
A兄弟と云われていました。
二人とも、その世界の人達の顔では、ハンサムでした。
海水浴で、白の6尺ふんどし1本で仁王立ち姿。
手首から始まり、足のくるぶしの少し上まで、総彫りです。
胸は、ダボシャツで隠せるように、真ん中だけ彫りません。
極めつけは、男のシンボルへの彫り物です。
いきり立たせ、一刺しで終わりだそうです。
シンボルへ彫るため、
いきり立たせるのですが、痛くて一刺しで終わるそうです。
いきり立たせ、チョンで、今日は終わり、後は明日だったそうです。
何を掘ったのか?
蜘蛛だそうです。
義兄の話では、彫り物をすると皮膚が死ぬので、夏は暑く、冬は寒いそうです。
それも、尋常ではないとの事でした。
そ れと、当時の事ですから、衛生管理がなされていません。
肝臓や腎臓が悪くなり、早死にするとの事でした。
この全身に、彫り物をした人が支払った金額は、当時で¥300万円だったそうです。
トヨタクラウンが、¥100万円の時代にです。
ちなみに、トヨタ2000GT、トヨタセンチュリーの車両価格は、¥250万円でした。
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