ネコ太の母からのメール

こんにちは、御無沙汰しております。

突然ですが、おととい（6月11日）ネコ太が天国へ行ってしまいました。
苦しまずに眠るように逝きました。

どこかが悪かったと思いますが食欲がなくなって来るので、
2度病院へ連れて行って血液検査をしても異常が認められず、
歯がぬけて痛いのでしょうとのこと・・・

でも、しばらくしても歯が抜けた形跡がなく、
そのうちに元気になって、そんな繰返しをしていました。

今回もご飯を食べなくなって来たので、
目先の変わったキャッツフードやら干物やら買ってきて、
与えたのですがあまり食べず、
ついにお水だけしか飲まなくなりました。

それでお水にお塩やお砂糖、はちみつ、
お出汁などやってはみたものの、あっけなく逝ってしまいました。

先に4匹の猫をみとった経験上、以前から主人と相談していて、
ネコ太（くろべえ）は自然に死なせてやりたいと思っていました。

前に飼っていた猫たちは、病院に連れて行くと、
薬やら流動食を注射器で無理やり喉に流し込み、
苦しい思いをさせ、死ぬ時は七転八倒をして辛い思いをしました。

でも、くろべえは1度も苦しむことなく静かに眠るようでした。

くろべえがいなくなって寂しくて仕方ありません。

あんなに優しくておとなしくて、素直で頭のいいネコはいませんでした。
言葉も解って犬みたいな猫でした。

ここ３、４年は家にいることが多く、
いつも主人のそばを離れなく、寝るときも主人の腕の中で寝ていました。
それだけに主人の寂しさはひとしおです。

くろべえには、いろいろ楽しい思い出をもらって本当に感謝しています。
小さなくろべえがいなくなっただけなのに、
狭い部屋が広く殺風景に見えます。

くろべえの存在がそんなにも大きなものだったかと改めて感じています。

シッポのように、突然現れ、突然去って行ったネコ太