夫婦での違い

この店にも毎年来て、会社用に佃煮を買って帰ります。
店の前には、季節はずれの雛人形が飾られていました。

『この雛人形は、何ですか？』
『あ～、珍しいでしょ、旧暦の雛祭りですよ～』と女将さん。

『イナゴの佃煮は、有りませんか？』
『これがそうです』
イナゴの佃煮は、毎年鶴田君の指定で、外す訳にはいきません。

子持ちワカサギや鮒の甘露煮など、今まで見なかった商品もあります。

この店には、いつ行ってもオジサンやオバサンが、
お茶を飲みながらワイワイしていて溜まり場なのでしょうが、
佃煮を買うお客さんは見た事がありません。

支払いは１２０００円を超えました。
『これだけ買ったんだから、オマケしてくれないの？』と女将さんに言いますと、
『はい、これです』と１００円キャッシュバック！
『は～、、、』と苦笑い。

今まではご主人から買っていました。
同じ事をご主人に言いますと、
『じゃ～、少し余分に入れて置きます』
同じサービスでも、この方が嬉しいのですが、