コタラの社長日記

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TM99の研究成果

2007-06-12 09:52:36 | Weblog
ガーゼカウンター:手術でのガーゼ置き忘れ防止、体積で枚数カウント 東海大など開発
 ◇2年後、実用化へ

 手術時のガーゼの体内置き忘れ事故を防ぐため、東海大開発工学部(静岡県沼津市)の大島浩准教授(44)と地元の中小企業グループが新型の「ガーゼカウンター」を開発した。血液や脂肪を含んだガーゼの体積から、正確な枚数を数える仕組み。従来は看護師が手術の各段階で1枚ずつ使用済みガーゼを広げて数えており、そうした負担も軽減できるという。2年後の実用化を目指す。

 手術では、切開部の出血を抑えるためなどに大量のガーゼを使用。心臓外科手術では、30センチ四方のガーゼを200~300枚使うという。開腹部にも置くが血で見えにくく、財団法人・日本医療機能評価機構の医療事故情報の05年年報(04年10月~05年12月)によると、置き忘れは報告義務がある大学病院などの分だけで11件起きている。

 大島准教授は臨床工学技士で実際に病院で人工心肺を約20年操作した経験があり、ガーゼを広げなくても自動的に数える機械を作ろうと考え、県東部の異業種グループ「TMしずおか99」(小泉直行代表幹事)と協力し、2年がかりで実験装置を作った。

 血液や脂肪分が付いたガーゼを直径5センチ、長さ50センチのパイプに入れて圧縮し、体積から枚数を割り出す。付着した血液を一定の圧力でパイプから逃がす仕組みで、1回の操作で30枚まで正確に計数できるという。既に特許を申請している。

 年内に作るモデル装置には、計算後にガーゼの塊ごと捨てる設備も付ける。価格は1台40万~50万円程度という。大島准教授は「この装置で看護師の負担が大幅に減り、感染事故も防げる」と説明している。【安味伸一】

毎日新聞 2007年6月8日 東京朝刊
http://www.mainichi-msn.co.jp/science/medical/news/20070608ddm012040109000c.html

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