コタラの社長日記

スリランカ産ハーブ「コタラヒムブツ」(学術名サラシア・レティキュラータ)を紹介され、世界初のサプリメントを製造!

えびす講

2006-11-25 15:37:13 | Weblog
今日、三島大社の前を通りましたら、えびす講市をやっていました。
僕が幼稚園~小学校を卒業する頃まで、
毎年母に「えびす講」ごっこをして貰ったのを思い出しました。

『今日はえびす講だから、食べたい物が有ったら言いなさい』と母。
『柿とミカンとキャラメルとおまんじゅう、え~と、センベイ』と並べ立てます。

僕が生まれたのは、戦後直ぐの事でしたので、
食べ物があまり無い時代でしたし、
父が家に寄り付かなかったので貧乏でした。
母とすれば、この日位はと、思ったのでしょう。
僕の欲しい物を出来るだけ揃えてくれました。

晩御飯は、チラシか混ぜご飯だったと思います。

『さ~、お客さん、何を買ってくれますか?』と母。
『柿を下さい』と僕。
『お客さん、柿は高いけど、幾らで買ってくれますか?』と母。
『100円で売って下さい』と答えますと、
『男の子が、そんな小さなお金を言うものじゃない、もっと大きなお金を言いなさい』と怒られました。
『う~んと、1000円』と答えますと、
『1000円では、売れません。1000万円なら売りますが、どうしますか?』と答える母。
『じゃ~、1000万円で売って下さい!』と僕が答えますと、
『よ~し、売った!』と母の威勢の良い声。

金額は段々大きくなり、1億円でキャラメルを買った事もありまし、
小学校卒業頃には、バナナ1本が10億円になっていました、
2人で暮していた、貧しかったけれど、楽しい思い出です。


三島大社
http://www.mishimataisha.or.jp/