山村留学体験記&棚田復活!         あの山の向こう

横浜→長野へ山村留学した長男(中学3年間)と次男(小4-5)の記録と山留「その後」+山村の耕作放棄棚田の再生挑戦記♪

一進一退

2010年08月23日 | 棚田再生プロジェクト
Joの帰村日、センターに送り届けた後 棚田に立ち寄り農家さん宅へ。



気温の微妙な違いか、田植え時期の違いか・・
安曇野あたりの稲穂に比べて、まだまだ青い感じですが、苗は順調に生育中のようす。


でもって、雑草もしっかり成長~(^^;
1ヶ月でもう結構伸びてる。


さーーー 今日はもう一回、前回と同じあたりを刈るかな~ と思いながら
父さん、母さんの元へ。


3時を過ぎても、あまりに暑い、、、 とりあえずもう少し陽が落ちないと無理かな。。。
例によってお茶タイム。

今回はなんと! 鹿肉登場!! 少し前に近くで仕留めたのだとか。。。。
狩猟免許を持ってる父さんから、いろいろ話を聞きながら初鹿肉を鉄板で♪じゅう~♪


ちなみに狩猟は、免許制により、密猟の防止や野生動物の保護などを目的としている。
狩猟免許の種類は、 網、わな、銃器と分かれており、父さんは「わな」猟の免許を保持。
この地域は、ハクビシンや、猪、シカ、クマが出没。畑の被害は少なくない。
山村留学の子供たちも、運がよければ滅多に食せないレアな味覚を体験できる(^^

思いのほか、鹿肉は柔らかく、臭みもなく美味♪
お肉もさることながら、母さんお手製のソースが美味しくてレシピを聞くと
「ベースは、トマトとお味噌」。 
トマトとお味噌がこんなに相性が良いなんて知らなかった~
お肉だけでなく、野菜サラダにもぴったり。
パスタや豆腐料理などいろいろ応用が利きそう。。。。

結局、今回もお腹いっぱい食べて・・・・
少しだけでも草刈を~と、こ一時間ほど出かけた。

父さんは、これから会合があって現場監督は不在。
ざっくり指示をもらって始まった草刈。
現場は、父さん自慢の山菜畑だ。
電動草刈機はひとつしかないので、とりあえずは主人が畑の上のほうを刈り
その間、私は手前にある「茗荷」の収穫。
茗荷の甘酢漬けが食べたくて、精が出る♪
この日は、山村留学の元指導員だった方が農家さん宅にお泊りに来るとのこと、
いっぱい収穫して分けられたらいいかなと。

中盤、主人と草刈機交代し・・・・
現場監督不在の宝の宝庫、山菜畑の・・・・・・・
父さんの大切にしている山菜を・・・・・・

どうやら私は・・・大分、伐採してしまったらしい、、、、、、
( 最悪だぁ~  )

母さんに何度も慰めてもらうも、汗が さーーーーっと引いていく。
(父さん、ごめんなさい!! 

畑に行きがけに、父さんがひと言。
「 (草刈ひとつにしても)まだ信用はしてないからな~(笑)」
父さんとしては、監督できないから草刈の場所もシロウト向けに
「選んだつもり」だったに違いないのだけど
それでも・・・・ やっちまったなぁ~~ 

一進一退。
私が経験値を積む代償は・・・ 父さんたちにとっては多大な損失と引き換えか、、、、
山村留学生より面倒が多くて困ってるかも、、、
あ~~ 小学生に戻りたい。小学生になって山村留学して、ここにいたかったなぁ。。。

父さんが帰宅する前に私たちは帰ることになったので
ちゃんとお詫びしないまま。。。。
翌朝、畑に行った父さんの目は点になってただろうな、、、
ほんっと、 ごめんなさいっ!
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