☆ こにゃんこのケセラセラな毎日 ☆

人生なんてケセラセラ
♪なるようになるさ 先のことなど分からない♪

107年・・・お疲れさまでした

2011年03月12日 | 今日のボヤキ
昨日の地震は、東北や関東では甚大な被害をもたらしましたね。
テレビでニュースを見て、ビックリしました。

実家の母や妹、友達にを散々したんですが、なかなか繋がらず、
安否確認が出来なくて、やきもきしました。
携帯の災害伝言板で、妹が無事なのは確認できました。便利なサイトが出来たものです。
日も暮れて、やっと母と で話すことが出来ました。
実家はテレビが倒れたり、家具や家電が移動したりしたそうですが、母は無事でした。

ただ・・・・・
地震とは関係なく、昨日、祖母が亡くなりました。
祖母危篤の一方を受けて、母や叔母たちが祖母宅へ向かおうとしていた矢先の、あの地震。
祖母・・・おばあちゃんは、自宅介護を受けていました。長女である伯母が一生懸命面倒を見ていました。
地震が起きた時、伯母がおばあちゃんの上に覆いかぶさっていたそうです。
幸い、祖母宅もたいした被害がなくて済んだのですが、その夜、伯母一人に看取られて息を引き取りました。
享年107歳。大往生です。だからこそ、みんなで臨終に立ち会いたかった・・・
叔母は、向かう途中の電車で地震に遭い、駅で立ち往生、そのまま一夜を明かしたそうです。
母は、深夜やっと運行した電車に乗り、いつもの倍以上の時間をかけて、祖母宅に着いたそうです。

みんなで臨終に立ち会えなかったけれど、おばあちゃんは、ずっと一緒に暮らしてきたおばちゃん1人に
静かに看取られて、その方が安心して天国に行けたのかもしれません。
おじいちゃんは早くに亡くなったので、おばちゃんと暮らしていた日々の方がう~んと長いです。

昨日の朝、今までそんなことを言ったこともないのに、ポツンとコナンが言いました。
『ひいおばあちゃん、もうダメなんじゃない?』
突然、言い出したので、ビックリしたんです。
そして、その後、おばあちゃん危篤の一報、そして、おばあちゃんは天国のおじいちゃんのところへ
行ってしまいました。

103歳まで元気だったおばあちゃん。
その後、ボケてしまって、ワタクシがお盆に遊びに行っても「どちらさんで?」と言うのに、
コナンを見て「コナンくん いらっしゃい」と言ったおばあちゃん。

叔母たちの話によると、数いるひ孫の中でも、コナンの話はよくしていたそうで
「こにゃんこんとこのコナンくんは、頭がいい あの子は出来る」
と話していたそうです。
『おばあちゃん、コナンくんのこと、気に入ってるみたいよ』とよく言われました。
もしかしたら、おばあちゃんは天国へ行く前に、コナンにこっそり知らせてくれたのかもしれません・・・。

107年も生きたおばあちゃん。
何度、医者に「もう覚悟していてください」と言われたことでしょう。
その度に、驚異的に持ち直したおばあちゃん。
生きる力の強さを教えてもらいました。

おばあちゃんの思い出、いっぱいあります。
孫もたくさんいましたが、ワタクシだって、ちゃんとかわいがってもらいました。
おばあちゃん、今まで、長生きしてくれてありがとう

半世紀ぶりに会うおじいちゃんは、おばあちゃんのこと、覚えていてくれるでしょうか?
「しばらく見ないうちにしわくちゃな婆さんになっちまったな
なんて、言われてないかな

この状況で、いつお通夜や告別式が行われるか分からないけれど、おばあちゃん、安らかにお眠りください。
107年、お疲れさまでした








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