その日、保育園にお迎えに行くと、担任が話しかけてきました。
「今日ね、お誕生会だったんだよ、お母さん」
おぉ~ コナンはその月生まれだから、今日は主役だったのね
と思って聞いていると・・・
「年長さんは、みんなの前で、得意なものを披露することになっていて、
コナンくん、鉄棒やったんだよ」
「えっ コナンが鉄棒」
とっても、びっくりしたこにゃんこです
だって、コナン、鉄棒にはよりつかないコだったんですから・・・。
ワタクシがすっごく驚いたのを見て、
「ねっ お母さんも驚くよね 私たちもびっくりしたんだよ」
と興奮気味の先生(笑)
「ほんで、コナン、ちゃんと出来たん」
「ちょっとね・・・ キレイには回れなかったんだけど、でもちゃんと
クルッって前回りして、着地した後は、体操の選手がするように、両手を上に上げて
ポーズまで取ったんだよ
みんなが拍手して、コナンくん、とっても嬉しそうだったよ」
へ~っ へ~っ へ~っ
やるじゃん コナン
でも、ナゼに、鉄棒???
「そうなのよ 他の先生とも話してたんだけど、コナンくん、
鉄棒に興味がない、って言うか、苦手意識があったのか、近づきもしなかったじゃない?
それが、なんで、今日は???って言ってたのよー」
「・・・前から、鉄棒やってみたかったんかな~?
ほんで、毎日、友達が鉄棒やってるの、見てたんやろか???
そのうち、コレなら出来る って思えるようになったんかな~?」
「そうなのかな~?」
なにはともあれ、コナン、頑張ったね と担任と喜びあい、
そして、園庭で遊んでいるコナンを探しました。
すると、いろんな先生に「コナンくんの鉄棒、ステキでしたよー」と
言っていただきました
自分の子供が褒められるのって、やっぱり嬉しいものですネ
コナンを探し、今日はなぜ鉄棒をやったのかを聞くと、「やってみたかったから・・・」
とのお答え。おそらく、自分の想いはもっと別の所にあったのでしょうが、
コナンにはこの説明が精いっぱいだったのだと思います。
さて、それからしばらく、ワタクシ、クラスメートのこんな姿を度々見るようになりました。
漕いでいるブランコから飛び降りて、タッと着地すると、両手をあげて
ポーズを取り、「コナンくんの真似~」と言ってるコ。
高い所から飛び降りて、やっぱり両手をあげてポーズを取るコ。
そんな姿を見て、「鉄棒でポーズを取ったコナンをかっこいいって思ってくれたのかしら」
なんて、ほくそ笑んじゃたりして・・・ 親バカですな
さて、コナンは、プライドが高く、完璧主義で、出来ない姿を人に見られるのを嫌がります。
なので、出来ないことはには最初っから取り組みません
そのうち、自分の中で、出来た と思えた時に、やってみせたりします。
でも、その「出来た」という判断基準がコナン自身によるものなので、
第3者からみて、全然出来てないように見えても、コナンとしては全然OK
だったりするんですよね。
やってみせて、満足そうな顔をします。
逆に、私たちから見て、とても良い出来だったとしても、自分の中で「出来なかった」
と判断すると、どんなに褒めようがパニクります
その辺は扱いにくいコナンなのでした(笑)
さて、こうして、コナン、 6歳 になりました
そして、いよいよ、ワタクシの就学活動が始まります
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「今日ね、お誕生会だったんだよ、お母さん」
おぉ~ コナンはその月生まれだから、今日は主役だったのね
と思って聞いていると・・・
「年長さんは、みんなの前で、得意なものを披露することになっていて、
コナンくん、鉄棒やったんだよ」
「えっ コナンが鉄棒」
とっても、びっくりしたこにゃんこです
だって、コナン、鉄棒にはよりつかないコだったんですから・・・。
ワタクシがすっごく驚いたのを見て、
「ねっ お母さんも驚くよね 私たちもびっくりしたんだよ」
と興奮気味の先生(笑)
「ほんで、コナン、ちゃんと出来たん」
「ちょっとね・・・ キレイには回れなかったんだけど、でもちゃんと
クルッって前回りして、着地した後は、体操の選手がするように、両手を上に上げて
ポーズまで取ったんだよ
みんなが拍手して、コナンくん、とっても嬉しそうだったよ」
へ~っ へ~っ へ~っ
やるじゃん コナン
でも、ナゼに、鉄棒???
「そうなのよ 他の先生とも話してたんだけど、コナンくん、
鉄棒に興味がない、って言うか、苦手意識があったのか、近づきもしなかったじゃない?
それが、なんで、今日は???って言ってたのよー」
「・・・前から、鉄棒やってみたかったんかな~?
ほんで、毎日、友達が鉄棒やってるの、見てたんやろか???
そのうち、コレなら出来る って思えるようになったんかな~?」
「そうなのかな~?」
なにはともあれ、コナン、頑張ったね と担任と喜びあい、
そして、園庭で遊んでいるコナンを探しました。
すると、いろんな先生に「コナンくんの鉄棒、ステキでしたよー」と
言っていただきました
自分の子供が褒められるのって、やっぱり嬉しいものですネ
コナンを探し、今日はなぜ鉄棒をやったのかを聞くと、「やってみたかったから・・・」
とのお答え。おそらく、自分の想いはもっと別の所にあったのでしょうが、
コナンにはこの説明が精いっぱいだったのだと思います。
さて、それからしばらく、ワタクシ、クラスメートのこんな姿を度々見るようになりました。
漕いでいるブランコから飛び降りて、タッと着地すると、両手をあげて
ポーズを取り、「コナンくんの真似~」と言ってるコ。
高い所から飛び降りて、やっぱり両手をあげてポーズを取るコ。
そんな姿を見て、「鉄棒でポーズを取ったコナンをかっこいいって思ってくれたのかしら」
なんて、ほくそ笑んじゃたりして・・・ 親バカですな
さて、コナンは、プライドが高く、完璧主義で、出来ない姿を人に見られるのを嫌がります。
なので、出来ないことはには最初っから取り組みません
そのうち、自分の中で、出来た と思えた時に、やってみせたりします。
でも、その「出来た」という判断基準がコナン自身によるものなので、
第3者からみて、全然出来てないように見えても、コナンとしては全然OK
だったりするんですよね。
やってみせて、満足そうな顔をします。
逆に、私たちから見て、とても良い出来だったとしても、自分の中で「出来なかった」
と判断すると、どんなに褒めようがパニクります
その辺は扱いにくいコナンなのでした(笑)
さて、こうして、コナン、 6歳 になりました
そして、いよいよ、ワタクシの就学活動が始まります
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