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野市チンドン・・・第2回 物部川流域情報交流会を開催(その1)

2010-10-09 | 香南市の観光・お宝・自然
野市チンドン・・・第2回 物部川流域(南国市・香南市・香美市)情報交流会を開催 (その1)



10月2日、香美市物部町の べふ峡温泉 をお借りして、第2回 物部川流域(南国市・香南市・香美市)情報交流会を開催しました。

この中で、全国的に有名になっている 「野市チンドン」 をもう一度元気にして、活性化に役立てたいという思いで、アンケートなどを試みた事のお話をしていただきました。



          野市駅前での野市チーム

画像出典:野市町 第10回全日本素人ちんどんコンクール   



野市チンドン

香南市 野市町で行われていた「ちんどんコンクール全国大会」が、近年になって途絶えている事を惜しむ声が出たのを受けて、

同地に在住し、同ちんどんクラブのメンバーが親類に居る者として、どうして途絶えるようになったか等の理由や、近辺の住民らが、この事をどのように感じているかを、

聞き取り調査や、アンケート調査を行いました。

その結果を報告します。



 (「-全国大会」が発足したいきさつ)

 今から十数年前、当時、地元商工会の役員から提案された「年々衰退する一方の商店街を活性化しよう」との意向から、何件かの具体策が決まり、その1つが「ちんどん」であった。
 
 町内のイベントなどに、この「ちんどん」が実際に町に繰り出すと評判は上々で、次第に人気が上昇、やがて他の市町村にも知れる事となり、同商工会会長の提案で「-全国大会」の開催が決まった。

 参加して頂ける「ちんどん」を素人クラブに限定する事から、旅費の補助をしてやりたい等の理由から、1等50万円、2等30万円、3等20万円などの賞金や、前夜祭の会費を援助する意味で、入賞しなかった全チームに5万円の参加賞を準備した。

  (「-全国大会」が途絶えた理由)

 発足当時は、地元商店街も衰退の兆しはあったが、まだ高度成長期にあり、賛同者の寄付金も集まった。
しかし、次第に寄付金の額が減少。国体の開催、その後の市町村合併などの大きな変化も経て、途絶えている。

  (現在の「ちんどん」)

 「-全国大会」は休眠中であるが、「のいちちんどんクラブ」は今も活動している。
他県から招待される事もある。本県にも「素人ちんどんクラブ」は、須崎、高岡などにも有り、応援に来てもらったり応援に行くこともある。旅費や日当などを頂くこともあるし、おひねりもボツボツある。

 ただ、メンバーが高齢化し、後継者の育成が課題となっている。


 (「-全国大会」を復活する事についてのアンケート調査結果)

 高知市(7)、南国市(3)、香美市(23)、香南市(17)の合計50人の成人に答えて戴いた。

(1)「-全国大会」を復活する事に賛成:42人、反対又は回答なし:8人
(2)復活する際はどのような形で? 今までどおり:41人、更に工夫を加えて:4人、無回答:5人



HN:物部案内人

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2010-08-30 | 香南市の観光・お宝・自然
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第28番札所 法界山 大日寺(ほうかいざん だいにちじ)に参拝しました

2009-05-14 | 香南市の観光・お宝・自然
第28番札所 法界山 大日寺(ほうかいざん だいにちじ)に参拝しました。

聖武天皇の勅願により行基が本尊の大日如来を刻み開設。

その後弘法大師が本尊の縁日28日にちなみ、第28番札所に定めたといわれています。

普通車以下に制限しており、バスで来られた方は下の駐車場から歩いて上られていました。













第28番札所 法界山 大日寺(ほうかいざん だいにちじ)

香南市野市町母代寺476 TEL(0887)56-0638


http://88.portal2.jp/kochi/28/


HN:参拝者

四国八十八箇所(高知県内)

HN:参拝者  さんの記事

森本博氏さんの 「とりたちとの田舎ぐらし」  その3

2009-04-06 | 香南市の観光・お宝・自然
森本博氏さんの 「とりたちとの田舎ぐらし」 その3




田舎って、どんな田舎にくらしているの


ニワトリたちの運動場とにわとり小屋は山の中腹、丘の上にある。美辞麗句を冗談で綴れば、風光明媚、春夏秋冬四季折々の風が心地よく、時に暑く、また時に寒く厳しく吹き渡る。


山の地下水が流れ竹の葉がそよぎ、オオルリがさえずる。藪椿が咲き、メジロが美声を奏でる。間奏には、ホオジロやスズメ、カエルの鳴き声。秋から冬にかけては、特に真っ白な羽色の大小の渡り鳥の群れが谷間の奥へと飛んで行く、あるいは空高く渡って行く姿が見られる。



夜空の星々の輝きは抜群だが、人工衛星やジェット機のピカピカは艶消しと言える。が、これも移る世の定めか。

人情豊かであるが難を言えば病人が多い。病名は「働き病」。「本病」だと本人の皆さんはおっしゃる。

「たまにはインターバルをとりましょう」と声がけをすると、ご近所の老婦人の皆さんが全員集合してくださる。場所は栴檀(センダン)の大木の陰であったり、冬はビニールハウスの中のサロンであったりする。


住所はと言えば、土佐の国は高知県香美郡(現在は香南市)香我美町下分1567。電話をくださってもたいていは返事がない。苦情が来るがしかたがない。野外の仕事をしているからである。では携帯電話はというと、プツプツ切れる。電波のロケーションがよくないからである。

NTTの担当に来てもらって容態を申し上げたら、室内用アンテナというのを二個貸し出してくださったが用をはたさない。



ここでの特徴は


太陽の光

なんといっても、さんさんと降り注ぐすてきな陽射し。朝は遥か東の山の端から金色の光が差し始め、夕方は田園の西の山に傾いていく。昼間はといえば、頭上の青空を時間をかけてゆっくりと西に向かって移動する。



ときどきは、南側のモウソウの竹林の枝々がサラサラと昼時の音楽を奏でることもある。

11時には、あと一時間でお昼ですよというお知らせのサイレンが鳴る。その音でニワトリのエサやりの心構えが生まれてくる。




春・夏・秋・冬、それぞれの季節の風を思う存分受ける。雪が舞っている吹きさらしの北風の中でさえも、ニワトリたちは元気に遊んでいる。夏はさすがに直射日光が暑過ぎる。そこで、ブルーシートで陽よけの天井をつくってやる。トリたちは例外なくその下に集まる。



卵の75%は水分であるといわれている。うまい酒もその地域の独特のよい水によって醸造される。我が家ではすべて、保健所の検査に合格している山の地下水による井戸水を使用している。




エサ

ここが最大のポイント

1、ふつうよく言われる添加物は、いっさい使用しない。それは、成長ホルモン剤・抗生物質、何か知らないけれども、特別仕様の栄養素。例えば、黄身着色剤そのほかいろいろあるらしい。あまり言うと、企業さまへの営業妨害になってしまってはいけないので、口を慎んでおこう。

 そのかわりに、自家製手作り飼料にしている。米ヌカ・大豆のオカラ・カキ殻・野菜くず・そば粉(製粉時の細かな殻も一緒)・タカキビ粉(入手できる時)。



(トラストみらい第4号 2005.7.1 社団法人生態系トラスト協会 発行より転載)

森本博氏 さんの記事




森本博氏さんは、小学校の校長先生をしながら、高知県環境教育研究会の初代会長を務められました。

社団法人生態系トラスト協会の副会長、高知県子ども会連合会専門員。

定年退職後、古い農家に移住して「百姓道」の追求を始めました。

「地域活性化につなげる森本農園の循環型生活システム」「古民家の保全と再生(土蔵~囲炉裏)」などなど、今後が楽しみです。

香南市香我美町下分1567番地
電話: 090-1565-7878(森本博氏さん)


森本博氏さんの 「とりたちとの田舎ぐらし」  その1

2009-03-19 | 香南市の観光・お宝・自然
森本博氏さんの 「とりたちとの田舎ぐらし」 その1




夜明けを告げるにわとりたち

わが家では108羽のにわとりを飼っている。

なぜ108羽なのか。ついこのあいだの大晦日、108個の除夜の鐘が無事鳴り終わったので、ゴロ合わせにそういうことになっているのかもしれないが、正確に数えたことはない。

実際には110羽前後はいるのだから、人間どもの108種類の煩悩をのぞく108羽のにわとりということにしておけば、舌の回り具合がよいだろう。


孫たちの活躍

今は2月。

昨日の夕方も、6歳を頭に4人の孫たちは北風の吹きぬけるなか、エサやりに汗がくである。

2歳になったばかりの一番の末っ子は空腹と寒さとで、泣いたり泣き止めて兄達の真似の作業にとりかかったり。県職員のパパは休日を利用して機械を使って整地作業に集中。

農作業などの仕事は続けるほど楽しくなるものらしい。

「おじいちゃん、ピヨのエサを取ってきたよ」と、4歳になる悠介と啓介の双子の男の子が言うので、ふと見ると、なんとニンニクとコカブをバケツに入れて取ってきているではないか。これは事だ。ニンニクはおばあちゃんが「無農薬野菜焼肉のたれ」を作るときの重要な素材のひとつである。

今後のために叱っておいたものかどうか、一瞬考えたが、寒風の中でせっかく精出して集めてきた野菜である。

肉体労働をいとわないでむしろ嬉々として働くということは、子供にとって最重要な自然体の教育ではないか。ここで叱る親は今後にわたって子育てに失敗するだろう。

「がんばったねえ。ピヨが喜ぶねえ」と言ってほめて励まし、後でこっそり植えなおしておくことに決心した。

かなり大きくなったニンニクをいまごろ植えなおしても、果たして成長するものかどうか定かではない。

しかし、物事はわからないことはやってみるしかないではないか。しかも、植えてあったところに一本もないことが判明したそのときには、カミナリがおちることよりも誰かの落胆の姿が予想されることの方がよほどつらい。


(トラストみらい第4号 2005.7.1 社団法人生態系トラスト協会 発行より転載)


森本博氏さんは、小学校の校長先生をしながら、高知県環境教育研究会の初代会長を務められました。

社団法人生態系トラスト協会の副会長、高知県子ども会連合会専門員。

定年退職後、古い農家に移住して「百姓道」の追求を始めました。

「地域活性化につなげる森本農園の循環型生活システム」「古民家の保全と再生(土蔵~囲炉裏)」などなど、今後が楽しみです。



こんなイベントを企画しています


「シイタケのコマ打ち体験をしよう!」ー環境教育野外研修のご案内ー
さてこの度、第一次産業の一つであります「森林の恵み」ということで、研修会を計画しましたので、参加いただきますよう、ご案内申し上げます。

どなたでも自由にご参加ください。(高知県環境教育研究会)


日時:平成21年3月28日(土)10時集合~12時頃まで
場所:香南市香我美町下分1567番地 
   森本農園(元小学校の校長先生で元高知県環境教育研究会会長の森本博氏さんが「有機農園と養鶏」を営んでいる)




詳細はこちらです。