食道がんと闘う自然爺の活動

自然の中での暮らしに憧れ、自作の山小屋を起点に自然と戯れていたが、平成21年10月、食道・胃がんが見つかり手術。

『真夏に蕎麦の種まき』

2013年08月14日 17時07分16秒 | 日記

空いている畑を放置しておくと草に主役の場を奪われるだけではなく、花が咲き種

が実り次の雑草を作り込む悪のサイクルが始まる。最初の草に咲いた花は1つかも

しれないが、そこからできる種の数は何10倍、何100倍にもなり、土の中に潜り込む

と直ぐに芽を出さなくても10年近くは芽を出す可能性のあるものとして残り続ける。

だから、意を決して草取り、耕し、草以外のものを植えて雑草を抑えることをしてお

きたい。手のかからないものを植えて楽に管理したいと思い、蕎麦の種まきをした。

蕎麦は八角形で突起を持った形をしているので、土に引っ掛かり易いから、土中に

蒔かなくても芽が出るようになっている。つまり雑に種蒔きをしても、山肌のような過

酷な場所でも適応できる優れもの。

しかも、肥えた土地でなくてもそこそこの収穫が見込まれるから、年貢で責め立てら

れ苦労していた百姓の頼みの綱の役割も担ってきた。今は、健康食品の一つとし

ても重宝されていたり、減反の後作に栽培されたりしているから、同じ蕎麦でも時代と

共に変わってきている。

蕎麦は過酷な環境下でも栽培できると良い話ばかりきいても、この猛暑のさ中、土の

上に放り投げられただけの種蒔きで芽が出るのか心配になってくる。広い畑に少し

ばかりの散水をしても効果は望めそうにないが、それでも多少なりとも発芽促進にと

水を撒く。でも、この猛暑の中、蕎麦に発芽の意志は有りや無しや。


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