食道がんと闘う自然爺の活動

自然の中での暮らしに憧れ、自作の山小屋を起点に自然と戯れていたが、平成21年10月、食道・胃がんが見つかり手術。

『庶民と為替』

2014年01月15日 17時26分35秒 | 日記

円高ドル安になり輸出業者は利益が減り窮々としているが、輸入品は値段が下がり庶民

にも外国の高級品が手頃で買えるようになった。ついこの前まで庶民向けの新聞やテレビ

のニュースはこのような調子で為替の動向を伝えていた。

ところが日銀の『札束印刷作戦』が開始されアベノミクスと騒がれ始めたら、円安ドル高に

逆転してしまい、輸入で安くなった高級品を買おうとしていた庶民は、ガソリン、灯油の値

段が高騰してそれどころではなくなってしまった。

少し極端な表現をすれば庶民感覚はこんな風になろう。一般的に為替なんて自分たちの

生活に関係ないとか、株価など全く影響ないと言う声を庶民の代表として伝えられている

が、実際のところはあちらこちらに影響が出ている。

それほど日本社会は世界とのつながりが広くなり・・・・日本人の生活はと言うべきだ。

諸外国との関係を無視しては暮らしていけないようになっている。昔の為替は1$が360円

だったから輸入品など高根の花過ぎて私たちの生活圏の近くには殆ど馴染はなかった。

それでも生活する上で大きな支障はなかった。しかし現代社会を構成するには諸外国と

物の融通し合う必要があり、其処には必ず為替の決済が付いてくるから、庶民と為替は間

接的ながら強い関係を持つ。

だから田舎暮らしをしている爺さんであっても、無関心ではおられない時代になっている。

将来ある若い人たちはグローバル化が更に拡大される中で生活していくのだから、もっと

敏感になって欲しいと思う。井の中の蛙大海を知らず、の世界にどっぷりとつかっていて

はいけないのだ。


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