食道がんと闘う自然爺の活動

自然の中での暮らしに憧れ、自作の山小屋を起点に自然と戯れていたが、平成21年10月、食道・胃がんが見つかり手術。

『名護市の選択』

2014年01月20日 17時54分13秒 | 日記

自民党政権というのはいつまで札束で人心を買おうとする事を止めないのだろうか。これ

が常套手段となって党の伝統として確立され脈々と受け継げられてきている。

今回も政府が今までより多めの札束をちらつかせた途端、とち狂った知事がお金につられ

て辺野古移転を受け入れてしまった。そして自分が今まで主張して県民から支持されて知

事になったことすら忘れてしまい、公約違反ではないと賜(のたまわ)った。

これは沖縄の茶番劇ではない。沖縄の問題は日本国民が真剣に考えなければならない事

なのに沖縄以外の人は全く考えていないから、恐らく苦悩の末にベターを選択したのだろう

と好意的に思える節もある。私も沖縄の負担軽減を指示するが残念ながら地理的な事から

場所は沖縄にあるメリットは大きい。

軍事強化、海洋進出を狙い国際法無視の中国に対する影響力は無視できない。仮に米軍

基地が無くなった場合を想像してみれば答えは明らかだ。だが危険な基地の改善に米軍も

日本政府も真剣に取り組んでこなかった。米軍との小手先の協議、地元への助成金、補助

金で誤魔化し続けてきたから沖縄県民は日本政府を信頼していないとも言える。過去のよう

な小出しの対策ではなく沖縄県民がドラスティックと思えるような事を考え出さなければ解決

は程遠く、双方の苦慮が続くだけだ。名護市は反対派の市長が再選されたが、基地問題の

解決に近づいたのではなく停滞の道を歩くことになった。基地問題が長引くことによる影響は

避けられないし政府も対応に苦慮することになる。日本政府は沖縄県民の心を理解する気が

あるのか疑わしい。信頼の2文字が遙か彼方にあるようで何か空しい。

と、偉そうに言っているが私とて妙案があるのではないから私も空しい。


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