山陰地方で軽トラック市の草分けとなったのは鳥取県の何処かだったと思うが、ここ
八雲町でも農産品を中心としたものを始めた。町内の産直市のような企画は定期的
なものもあり、何かを差別化して特徴づけることになれば継続は可能になる。どこの
地域でも、どんな計画者でも悩むところはこの一点に尽きるのではないかと思う。だ
が頭の中や机の上だけで考えていても物事は進まないことが多く、実際にやってみ
ようと企画、推進にこぎつけ道をつける人がいないと何も生まれてこない。
この市も関係者の皆さんがご苦労の結果、開催され今日が2回目の市になるはずだ
った。私たちのNPOは梅たれと食べるラー油風の梅具おかずを販売すべく、女性陣
を中心に先週、加工場で製造した。家内工業だから全て手作り、最後のラベル貼り
を金曜日に済ませ、今朝への備えは万全だった。
私は別件の用があり市には出かける予定にしていなかったが、集合時間になると雨
落ち出し激しさを増していくではないか。市を開くなら雨除けのシートを張ったりしな
ければならないから、人手が要るのではないか心配になり、市の会場に出かけてみ
た。既設のテントがあり皆さんは避難、役員さんは開催のgo/stopを協議。
いつも、そうだがgoを決めると雨が降る、stopと言い出す雨が止むパターン。
今回もbingoだった。中止を決めかかったら雨が止みgoの強い声に中止の中止、再
び、どしゃ降りに戻り『この雨ではお客さんが来ない』とどめの声に中止が決定され
た。正式に中止を決定後、雨は小康状態になり『折角準備したのだから少しだけや
ってみるか・・・』
こんな雨の中で中止を知らないお客さんもあり、細々と店を開けたような、開けないよ
うな状態になった所で私はタイムアップとなり引き上げた。
軽トラ市と雨対策はどのようにすべきかを検証するには絶好の機会になったが、残念
至極の結果になった。
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