食道がんと闘う自然爺の活動

自然の中での暮らしに憧れ、自作の山小屋を起点に自然と戯れていたが、平成21年10月、食道・胃がんが見つかり手術。

『カメムシの目覚め』

2014年02月28日 18時02分13秒 | 日記

2月も今日で終わり明日から弥生となれば、いよいよ春遠からじ。段々、冬とお別れしていく様をよく間違えて『三

寒四温』とやってしまう。確かに言葉の並びや感覚からすると徐々に暖かくなっていくように思ってしまうが、冬の

間に起こる寒暖を表現したもの。

朝晩は寒さが残っているもの昼間にストーブを焚くと、暑くて上着、セーターを脱ぎ窓を開けて寒気を取り入れ

丁度良くなる。だからとストーブの火をなくしてしまうと、何となく寒いような、おかしい時期になって来た。

町中に住む人には無縁のことだろうが、こうした時期を迎えると屋根裏や何処かの陰で冬眠していたカメムシが

目を覚まし出始める。特に山小屋のような所は越冬するのに都合がいいらしく、何処かにある隙間から入り込み

暖かくなると部屋にもお出ましになる。何処にいるのか判らないから踏んづけたりすると強烈な臭いを発して、

暫くは消えない。この辺りでは『おじょろうさん』と呼ばれ声を掛けながら触ると臭いを出さないと言われている。

こいつはかなりの演技派でひっくり返っていても死んでいるか、死んだふりをしているのかよく判らないことがあ

る。そうした奴を雪の中に放り込んでもじっとして動かないから、ストーブに投げ込むと大慌て動き出すが直に

昇天してしまう。冬眠場所なら仮死状態で冬眠なら分かるが、先ほどまでいなかったのにひっくり返っていたり

するから、行動パターンも不明の虫だ。

触れたりしなければ何の害もないが畑では立派な害虫で、稲、大豆などの汁を吸って甚大な被害を及ぼす。

らカメムシの多い冬には雪が多いと言われているらしいが信憑性は不明。


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